Base Ball Bearの小出祐介(Vo/Gt)が最新ミニアルバム『Lyrical Tattoo』について語った。
小出が登場したのは、1月20日(火)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)のゲストコーナー。東京をGROOVEさせる音楽とカルチャー、そして日夜それを創り出す刺激的で面白い人々が集い、語らうプログラムだ。
セレイナ:小出さんはコメントでは番組にご出演いただいたことはありましたが、スタジオにお越しいただくのは初めてになります。
小出:呼んでいただいてありがとうございます。
セレイナ:とはいえ、J-WAVE的には先週『STEP ONE』(毎週月曜~木曜 9時-13時)に出演されたりと、勝手にファミリーというか。
小出:そう思っていただけるなら、ありがたい限りです(笑)。
セレイナ:Base Ball Bearは今年メジャーデビュー20周年、結成では25周年のアニバーサリーイヤーです。大晦日はライブイベントへのご出演などあったと思いますが、年末年始はゆっくりできましたか?
小出:1月10日ぐらいに自分らの年明け恒例ライブがありまして。それの準備があったので、あまり正月らしい正月を過ごさずに終わっちゃいました。
タカノ:おせちとかは?
小出:食べてないですね。実家に帰ってないので。
セレイナ:お雑煮は?
小出:食べてないです。
タカノ:1月1日はなにを食べたんですか?
小出:なに食べてたんですかね。逆にみなさん、そんなにお正月をされたんですか?
タカノ:僕はお雑煮を食べました。
セレイナ:おせちを食べました。1月10日にライブがあったというお話がありましたが、そちらのライブはいかがでしたか?
小出:今年は午年じゃないですか。毎年、干支にちなんだ格好をするというのが恒例になっているライブで。今年は午なので馬関連の格好をするというので、ベースの関根(史織)さんが世にも珍しい女性のケンタウロスの格好をしてすごかったです。横を見るとずっとケンタウロスがいるという(笑)。なかなか見たことのない光景でした。
タカノ:小出さんはどんな格好されたんですか?
小出:僕は騎手、ジョッキーです。
タカノ:たしかに、いい切り口。
小出:ライブ自体は配信とか別にしていないので、そういう格好をしてもいいかなと。ようはファンの方が観てくれるライブだからいいかと思ってそういう格好をしていたんですが、ライブレポというのがあるのを忘れてまして。思いっきり『音楽ナタリー』とかで写真が出て。ライブを観てない人からしたらと……恥ずかしい。
タカノ:こちらは『STEP ONE』でもお話されていましたが、「デジタルタトゥー」から着想を得ていったというお話でした。
小出:新年早々『音楽ナタリー』にデジタルタトゥーを残しました。
セレイナ:写真をチェックさせていただきました(笑)。
小出:人のデジタルタトゥーをふたりとも嬉々として……。
タカノ:でも、小出さんのジョッキーの格好はすごく似合ってます。
小出:なんか、いそうな感じになっちゃいました。
タカノ:違和感がなかったです(笑)。
小出:来年が羊なので、ちょっとどうしようかなと思ってます。
タカノ:僕は『Lyrical Tattoo』を最初に聴いて歌詞を読んだときに、デジタルタトゥーと結びつかなくて。たとえば、亡くなった方に向けたレクイエム的な曲なのかなと思って。歌詞を書くとき、いつもはテーマ先行型ですか? それとも自然とあふれ出てくる感じ?
小出:テーマをちゃんと考えてから作ってますね。それは曲単位でもそうですし、今回だったらミニアルバムなので作品単位でも考えて作ってます。
セレイナ:では、全体のコンセプトを決めてから1曲ずつ詰めていったと。
小出:曲の歌詞とかを書き始める前のプロットを作ったり、全体の構想を考えている時間のほうが長いかもしれないです。書き始めるとけっこう、あとはその音にどういうふうにのせるかみたいな感じになるので。
セレイナ:わりとロジカルシンキングなタイプという感じですか。
小出:うーん。でも、ロジックだけじゃ歌詞にならないと思っているので、日常で気づいたこと、感じたことはメモをしておいて、そこから膨らんでいくっていう場合も多いです。『Lyrical Tattoo』に関しても、先にこの言葉があって、そこから内容を詰めていきましたね。
小出:内容的なコンセプトは話すと長くなりますが、サウンドのコンセプトを引き継いでいるというのがあります。『天使だったじゃないか』という作品で、いわゆるパワーポップ的というかインディーポップ的なというか、そういうサウンドの作品を作ってみて、すごく好きだったんですよ。いままでやっているようでやっていなかったんですけど、やってみたらめちゃ楽しいなと思って。その流れを汲んで、『Lyrical Tattoo』にも収録されるんですが、『夏の細部』という曲を作って。
小出:そうしたら、それもすごくいい曲ができたなと思って。『夏の細部』がちゃんと収録される同じサウンドコンセプトを引き継いだ作品を作りたいなと思って、今回『Lyrical Tattoo』が『天使だったじゃないか』と同じくらいの曲数で作られたという感じです。
セレイナ:パワーポップ、インディーポップみたいなものにチャレンジして「音が好きだった」という話をされていました。それはご自身の聴いてきた音楽とかに紐づくなにかで、「この音像が好きだな」という感覚になったのでしょうか。
小出:好きだし、ルーツでもあるんですけど、いままでなぜかやってきてなかった。あまり扱ってこなかった要素だと思いますね。
セレイナ:ギターがひずんでいたりとか。
小出:パワーポップ的なサウンドを作るためのギターの種類とか、それも全然使っていなくて。パワーのあるギターをこれまで使ってこなかったので、それを思い切りパワーのあるセッティングで演奏してみたら「これもめっちゃ楽しいな」みたいな。ちょっとキッズになった感じです。
タカノ:そういうときのサウンドは研究されたりするんですか?
小出:レコーディングでは音作りの時間がすごく長いですね。テイクを録ったりは少ないんですけど、リズムもそうですし、ギターとかもちゃちゃっと録っちゃうんですけど、音色を決めるまでがめちゃくちゃ長いです。
セレイナ:ちなみに、ボーカルのレコーディングは1曲にどのくらい時間をかけるんですか?
小出:歌詞が上がるのが毎回ギリギリなので、スタジオに入ったらまず歌詞の最終的な調整をするところから始まっちゃうので。それが長いと長くなっちゃいますね。
セレイナ:実際にレコーディングしている時間は短そうですね。
小出:それもやっぱり曲によるんですけど、自分の出したいニュアンスや想定している雰囲気があったとして、それをやってみた結果、イメージどおりいけばサクサクいくし、違ったら「じゃあ、どういうふうにやろうか」と考えたりとか。自分でディレクションして録るので、それに時間がかかる場合もあります。1フレーズの言い方が気に食わないから、ずっとやり直すとかもあります。
セレイナ:『Lyrical Tattoo』でいちばん歌入れが難しかったパートというか、テクニカルにもいろいろ試したりしましたか?
小出:自分たちの曲はこれまであまり、英語から始まったりしないんです。だけど、あまりマジっぽい英語の発音を目指しちゃっても、あまり自分ぽくない。かといって、すごく片言(かたこと)な感じの発音でもあまり音楽的じゃないので。狭間を狙っていくというか。
タカノ:難しそう。
小出:マジすぎるとちょっとかっこつけてる感じになっちゃうかなと思って。でも「カタカナすぎてもなあ」みたいな、その塩梅は調整したかもしれないです。
セレイナ:いまのお話を受けて、もう一度聴きたくなっちゃいます。そこまでディテールを詰めているからこそ、Base Ball Bearらしさが全面に出ていると、聴き手として私は個人的に感じました。
Base Ball Bearの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『GRAND MARQUEE』は月~木曜の16時30分~18時50分にオンエア。
小出が登場したのは、1月20日(火)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)のゲストコーナー。東京をGROOVEさせる音楽とカルチャー、そして日夜それを創り出す刺激的で面白い人々が集い、語らうプログラムだ。
恒例の年明けライブで仮装をしたが…
今年はアニバーサリーイヤーになるBase Ball Bear。小出はまず直近の活動について語った。セレイナ:小出さんはコメントでは番組にご出演いただいたことはありましたが、スタジオにお越しいただくのは初めてになります。
小出:呼んでいただいてありがとうございます。
セレイナ:とはいえ、J-WAVE的には先週『STEP ONE』(毎週月曜~木曜 9時-13時)に出演されたりと、勝手にファミリーというか。
小出:そう思っていただけるなら、ありがたい限りです(笑)。
セレイナ:Base Ball Bearは今年メジャーデビュー20周年、結成では25周年のアニバーサリーイヤーです。大晦日はライブイベントへのご出演などあったと思いますが、年末年始はゆっくりできましたか?
小出:1月10日ぐらいに自分らの年明け恒例ライブがありまして。それの準備があったので、あまり正月らしい正月を過ごさずに終わっちゃいました。
タカノ:おせちとかは?
小出:食べてないですね。実家に帰ってないので。
セレイナ:お雑煮は?
小出:食べてないです。
タカノ:1月1日はなにを食べたんですか?
小出:なに食べてたんですかね。逆にみなさん、そんなにお正月をされたんですか?
タカノ:僕はお雑煮を食べました。
セレイナ:おせちを食べました。1月10日にライブがあったというお話がありましたが、そちらのライブはいかがでしたか?
小出:今年は午年じゃないですか。毎年、干支にちなんだ格好をするというのが恒例になっているライブで。今年は午なので馬関連の格好をするというので、ベースの関根(史織)さんが世にも珍しい女性のケンタウロスの格好をしてすごかったです。横を見るとずっとケンタウロスがいるという(笑)。なかなか見たことのない光景でした。
タカノ:小出さんはどんな格好されたんですか?
小出:僕は騎手、ジョッキーです。
タカノ:たしかに、いい切り口。
小出:ライブ自体は配信とか別にしていないので、そういう格好をしてもいいかなと。ようはファンの方が観てくれるライブだからいいかと思ってそういう格好をしていたんですが、ライブレポというのがあるのを忘れてまして。思いっきり『音楽ナタリー』とかで写真が出て。ライブを観てない人からしたらと……恥ずかしい。
【ライブレポート公開】
— BaseBallBearOfficial (@BBB_Staff) January 14, 2026
先日1月11日に行われた「新春ベースボールベアーちゃん祭り2026」のライブレポートが公開!
▶︎ライブレポートこちらhttps://t.co/zNw0MY7r3A
来月から始まるツアー「Lyrical Tattoo」や9月開催の「SHIBUYA NONFICTION Ⅲ」も皆さまお見逃しなく!… pic.twitter.com/vCGIN1tOxy
ミニアルバム『Lyrical Tattoo』をリリース
続いて、番組では1月28日(水)にリリースするミニアルバム『Lyrical Tattoo』から、タイトルトラックとなる『Lyrical Tattoo』をオンエアした。Base Ball Bear – Lyrical Tattoo (official audio)
小出:新年早々『音楽ナタリー』にデジタルタトゥーを残しました。
セレイナ:写真をチェックさせていただきました(笑)。
小出:人のデジタルタトゥーをふたりとも嬉々として……。
タカノ:でも、小出さんのジョッキーの格好はすごく似合ってます。
小出:なんか、いそうな感じになっちゃいました。
タカノ:違和感がなかったです(笑)。
小出:来年が羊なので、ちょっとどうしようかなと思ってます。
タカノ:僕は『Lyrical Tattoo』を最初に聴いて歌詞を読んだときに、デジタルタトゥーと結びつかなくて。たとえば、亡くなった方に向けたレクイエム的な曲なのかなと思って。歌詞を書くとき、いつもはテーマ先行型ですか? それとも自然とあふれ出てくる感じ?
小出:テーマをちゃんと考えてから作ってますね。それは曲単位でもそうですし、今回だったらミニアルバムなので作品単位でも考えて作ってます。
セレイナ:では、全体のコンセプトを決めてから1曲ずつ詰めていったと。
小出:曲の歌詞とかを書き始める前のプロットを作ったり、全体の構想を考えている時間のほうが長いかもしれないです。書き始めるとけっこう、あとはその音にどういうふうにのせるかみたいな感じになるので。
セレイナ:わりとロジカルシンキングなタイプという感じですか。
小出:うーん。でも、ロジックだけじゃ歌詞にならないと思っているので、日常で気づいたこと、感じたことはメモをしておいて、そこから膨らんでいくっていう場合も多いです。『Lyrical Tattoo』に関しても、先にこの言葉があって、そこから内容を詰めていきましたね。
好きな音を突き詰めたミニアルバム
『Lyrical Tattoo』は前作『天使だったじゃないか』以来、2年ぶりのミニアルバムとなる。小出は同作のコンセプトについて語った。小出:内容的なコンセプトは話すと長くなりますが、サウンドのコンセプトを引き継いでいるというのがあります。『天使だったじゃないか』という作品で、いわゆるパワーポップ的というかインディーポップ的なというか、そういうサウンドの作品を作ってみて、すごく好きだったんですよ。いままでやっているようでやっていなかったんですけど、やってみたらめちゃ楽しいなと思って。その流れを汲んで、『Lyrical Tattoo』にも収録されるんですが、『夏の細部』という曲を作って。
Base Ball Bear – 夏の細部 (official audio)
セレイナ:パワーポップ、インディーポップみたいなものにチャレンジして「音が好きだった」という話をされていました。それはご自身の聴いてきた音楽とかに紐づくなにかで、「この音像が好きだな」という感覚になったのでしょうか。
小出:好きだし、ルーツでもあるんですけど、いままでなぜかやってきてなかった。あまり扱ってこなかった要素だと思いますね。
セレイナ:ギターがひずんでいたりとか。
小出:パワーポップ的なサウンドを作るためのギターの種類とか、それも全然使っていなくて。パワーのあるギターをこれまで使ってこなかったので、それを思い切りパワーのあるセッティングで演奏してみたら「これもめっちゃ楽しいな」みたいな。ちょっとキッズになった感じです。
タカノ:そういうときのサウンドは研究されたりするんですか?
小出:レコーディングでは音作りの時間がすごく長いですね。テイクを録ったりは少ないんですけど、リズムもそうですし、ギターとかもちゃちゃっと録っちゃうんですけど、音色を決めるまでがめちゃくちゃ長いです。
セレイナ:ちなみに、ボーカルのレコーディングは1曲にどのくらい時間をかけるんですか?
小出:歌詞が上がるのが毎回ギリギリなので、スタジオに入ったらまず歌詞の最終的な調整をするところから始まっちゃうので。それが長いと長くなっちゃいますね。
セレイナ:実際にレコーディングしている時間は短そうですね。
小出:それもやっぱり曲によるんですけど、自分の出したいニュアンスや想定している雰囲気があったとして、それをやってみた結果、イメージどおりいけばサクサクいくし、違ったら「じゃあ、どういうふうにやろうか」と考えたりとか。自分でディレクションして録るので、それに時間がかかる場合もあります。1フレーズの言い方が気に食わないから、ずっとやり直すとかもあります。
セレイナ:『Lyrical Tattoo』でいちばん歌入れが難しかったパートというか、テクニカルにもいろいろ試したりしましたか?
小出:自分たちの曲はこれまであまり、英語から始まったりしないんです。だけど、あまりマジっぽい英語の発音を目指しちゃっても、あまり自分ぽくない。かといって、すごく片言(かたこと)な感じの発音でもあまり音楽的じゃないので。狭間を狙っていくというか。
タカノ:難しそう。
小出:マジすぎるとちょっとかっこつけてる感じになっちゃうかなと思って。でも「カタカナすぎてもなあ」みたいな、その塩梅は調整したかもしれないです。
セレイナ:いまのお話を受けて、もう一度聴きたくなっちゃいます。そこまでディテールを詰めているからこそ、Base Ball Bearらしさが全面に出ていると、聴き手として私は個人的に感じました。
Base Ball Bearの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『GRAND MARQUEE』は月~木曜の16時30分~18時50分にオンエア。
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2026年1月27日28時59分まで
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番組情報
- GRAND MARQUEE
-
月・火・水・木曜16:30-18:50
-
タカノシンヤ、Celeina Ann
