濃厚、クリーミー、複雑なうまみ…「おすすめ秋アイス」をプロが紹介！

アイスのスペシャリスト・アイスマン福留さんが、オススメの“秋アイス”を紹介した。

福留さんが出演したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』（ナビゲーター：LiLiCo・稲葉 友）のワンコーナー「TOKYO SAVVY」。オンエアは10月4日（金）。

2024年秋に注目のアイスを紹介！

猛暑続きだった夏も終わりを迎え、秋の季節がやってきた。季節の変わり目、アイスマン福留さんから最新のおすすめ“秋アイス”を3つ聞いた。

1：フタバ食品「サクレ 濃いみかん」



福留：サクレは1985年から発売されているロングセラー商品ですけども、こちらは秋冬向けのアイスとして登場されたものです。

稲葉：サクレってかき氷アイスですよね？　なんだかみっちりしています。おいしくて味が濃い！

福留：サクレの一番人気はレモンなんですけども、あれは果汁と果肉がだいたい8パーセントなんですね。濃いみかんは18パーセントで濃厚な味わいとなり、氷の粒も細かい秋仕様になっています。あと、みかんだとコタツのなかで食べるのもアリですよね。

LiLiCo：いいと思う！

「サクレ 濃いみかん」は食品総合卸の日本アクセスが主催する「新商品グランプリ2024年秋冬」のアイス部門で1位に輝いた。

LiLiCo：果肉がしっかり感じられますね。

稲葉：甘みも優しいです。

2：赤城乳業「かじるクリームチーズアイス」



福留：実は去年、「かじるピスタチオバターアイス」を紹介しました。クリームチーズを丸ごとかじりたいというのがこのアイスのコンセプトです。

稲葉：うまい！

LiLiCo：不思議な感じ！

福留：赤城乳業はこれまで「かじるバターアイス」を2021年に発売して、大ヒットしたんですよ。そこからいちごやピスタチオ、クッキーとかを加えて、バターアイスのシリーズ展開をしてきました。今回はバター以外の味ということで、フランスを代表するクリームチーズブランドの「Kiri」と初コラボをおこないました。

稲葉：余計な味がしない。クリームチーズの味も感じるし、クリーム系アイスのおいしさも損なわれていない。クリームチーズ特有の柔らかさも再現されていますね。

福留：アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの順に乳成分が違うんですけど、そのなかで一番濃いミルクの感じと、クリームチーズの風味をブレンドさせています。

LiLiCo：私はKiriのチーズが大好きだけど、アイスでこれぐらいの濃さはちょうどいいね。すごくクリーミー。

稲葉：棒アイスとして食べやすい。

3：江崎グリコ「パナップ 濃厚ぶどう」



福留：パナップは1978年に発売されて以来のロングセラー商品なんですけども、一番人気はぶどうなんですね。今回のアイスはパフェをイメージして、ロングカップに入っています。最近、多層構造、複合食感がキーワードになっていて、いろんなアイスが出ているんですけども、パフェっぽいアイスの元祖はパナップだと思っています。

稲葉：自分の知るパナップってアイスを掘っても掘っても3点のソースが縦にあってずっとおいしいイメージなんですよね。新しいのは、上の層がソースじゃん！

福留：これも1つの特徴ですね。ロングセラーのアイスってちょっとずつ進化をしているんですね。

「パナップ 濃厚ぶどう」のソースには、味・香り・色味が豊かなコンコード種のぶどうピューレを使用。果汁・果肉がソース内に75パーセント含まれており、素材の味を存分に楽しめる一品となっている。従来品に比べてソースの量が147パーセント増加。パナップの濃厚シリーズは、＜濃厚ぶどう＞と＜濃厚いちご＞の2種。

福留：さらに、巨峰果汁とマスカット果汁もブレンドされています。

稲葉：複雑なうまみがあります。

LiLiCo：おいしい！

稲葉：久しぶりにパナップを食べたんですけど、このミルクアイスの味ってパナップでしか味わえないなって実感しました。

『ALL GOOD FRIDAY』のワンコーナー「TOKYO SAVVY」では、新しい東京、まだ知らない東京をプレゼンテーションする。オンエアは15時30分頃から。