“日本人の4人に1人は観た”ほどの再生回数! チョーキューメイ、バンド結成時は「ボーカル以外みんな初対面」

チョーキューメイの空閑興一郎(Dr)が、自宅で飼っているモルモットの写真を披露してエピソードを語った。

空閑が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MUSIC+1」。音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナーだ。ここでは6月27日(木)オンエアの内容を紹介する。

再生は2024年7月4日28時ごろまで

結成時はメンバーと初対面だった

チョーキューメイは2020年結成、東京を中心に活動するバンド。2022年にはテレビドラマ『あせとせっけん』の主題歌として『3月の花嫁』が起用され、2023年は『貴方の恋人になりたい』がTikTokでバズり、バイラルチャートで大ヒットした。
まず、バンド結成の経緯について話を聞いた。当時の世の中の状況が大いに関わっていたのだという。

サッシャ:結成が2020年の梅雨ごろということで、およそ4年前です。コロナ禍に結成したということですか?

空閑:まさにコロナ禍に初めてスタジオに入って「よろしくお願いします」といった感じです。

ノイハウス:初対面ということですか?

空閑:ボーカルがそれぞれのメンバー集めたので、ボーカル以外はみんな初対面です。コロナ禍で「することがない」となっていたボーカルが(メンバーを集めたんです)。学校の入学がそもそも遅れちゃっていて。

サッシャ:そのときにちょうど入学する予定だったんだ。

空閑:4月入学の予定が延びて「入学後に始まるのでは遅い」と思ったらしく、自分たちを集めたという感じです。

サッシャ:サウンドはみんなで持ち寄りという感じ?

空閑:基本的に曲の作り方がボーカルの弾き語りをみんなで聴いてきて、スタジオでそれぞれアレンジして勝手にやってしまうみたいな形です。

ノイハウス:ドラムはいつから叩いているんですか?

空閑:自分は中高の吹奏楽きっかけで、大学で軽音楽入ったという流れです。

ノイハウス:初めましてから4年経ってここまできたというのは、すごいです。

サッシャ:それまでバンドの経験はなかったんですか?

空閑:自分は前のバンドがあって、それが解散した直後ぐらいに麗がライブハウスの方に「楽器で誰か暇な人いませんか」と。ドラマーではなくて「誰でもいいから」と探していました。

サッシャ:それがドラムだったという。そこで縁が生まれたんですね。

ノイハウス:チョーキューメイとしてのブレイクポイントですが、去年の春に1stアルバムに収録された『貴方の恋人になりたい』がバイラルヒットしました。こちらはTikTokで11億回超えの再生です。ゼロ何個? みたいな感じです。

空閑:自分たちでもよくわかっていなくて「なにそれ?」という感じです(笑)。

ノイハウス:ミュージックビデオ、ライブ動画もYouTubeでは3300万回を超えるという再生回数、すごいですね。

サッシャ:日本人の4人に1人は観たほどの回数だと。

ノイハウス:みなさんどんなタイミングで、こういうのは実感するんでしょうか。

空閑:それこそ自分が一番実感したのはミュージックビデオが1000万超えたあたりで「これはいよいよ本気だ」と。

サッシャ:1000万は想像を絶するよね。

空閑:いままで数万で「やったぜ」と言っていたのに、急にケタがどんどん増えていったので。

サッシャ:これはもう「このバンドでやっていこう」という気持ちになっていった?

空閑:もとからみんな(ボーカルの)麗の声は好きだったので「やっていこう」とはなっていましたが、こんなことになったら「いよいよ本腰入れないとヤバいぞ」となりました。

2ndアルバムをリリース

続いては6月26日にリリースされた2ndアルバム『銀河ムチェック』の話題に。空閑はアルバムへの想いを語った。

サッシャ:宇宙の「銀河」に「ムチェック」で『銀河ムチェック』で、アルバムのジャケットがデザインのギンガムチェックになっているという、面白いですね。

空閑:これは麗が考えました。最初はたぶん、ただのもじりでやり始めたと思いますが、銀河は星が集まってできているものじゃないですか。そんな感じで曲が集まって模様みたいに集まっているアルバムにしたいねという。

サッシャ:最初は言葉遊びから始まったんですね。いろいろな曲が入っています。アルバムだからいろいろな面を入れようみたいになったのでしょうか?

空閑:それこそ1個1個、個性的な曲にしたいなというのは最初からありました。

サッシャ:見事にそれが形になったということですね。ドラムを叩いていて、自分のなかでの思い出の曲はありますか?

空閑:ドラムという点でもそうですが『むかしかってた ねこの みーちゃん』です。これは本当にボーカル麗が昔飼っていた猫の話らしいです。けっこう小さいころに亡くなっちゃった猫みたいで。



サッシャ:それで夢に出てくるみたいな。なぜこれが?

空閑:それこそ5月末のフェスに出た直後、フェスに昼間出てその夜にスタジオ入ってそこで最終的に完成させた曲なんです。

サッシャ:ではフェスの勢いのままで?

空閑:そうですね(笑)。

サッシャ:逆に勢いが乗った感じですよね。

空閑:ある意味勢いで「やっちゃえ」で最後作っていった感じです。

ノイハウス:みなさんエネルギーがすごいですね。フェスのあとにスタジオ入るなんて。

空閑:マネージャーに「本気か?」と言われました(笑)。

サッシャ:本当にこの日でいいのかと。でもライブ後だからこそ出たノリみたいなのもあるんですか?

空閑:たぶん、このダウナーなノリは疲れていたから(笑)。いい感じになったと思います。

モルモットの「ゆげちゃん」

この日の「+1」は木曜日恒例企画「あなたのケータイに入っている写真を見せて」。ゲストの携帯に入っているSNSにアップしていない写真を『STEP ONE』のSNSからアップさせてもらうというものだ。



サッシャ:いただいた写真が、モルモットです。

ノイハウス:これはどこの誰の?

空閑:うちで飼っている「ゆげちゃん」です。

サッシャ:なぜゆげちゃんなんですか?

ノイハウス:ゆげは「湯気」ですか?

空閑:そのつもりです。先輩が小さいころの写真を見せたら「ゆげちゃんとかいいんじゃない?」と言われて。

サッシャ:茶色と白の2色です。

空閑:かわいいです。写真めちゃくちゃぼけちゃっているんですよ。

サッシャ:これはソファーかなにかに座っているんですか?

空閑:お布団の上です。全然おとなしくしてくれなくて。

ノイハウス:カメラがぶれちゃいますね。

空閑:撮ろうとしたらバーンて走っていっちゃって。よく動物園とかで、モルモットを膝の上に乗せるじゃないですか。あれをやろうと思って乗っけたら、ズバズバ走っていっちゃって。寝転がって乗せるとあごまで来て、ここに隠れようとするんです。

サッシャ:あごの下、ちょうど喉仏のところに隠れるんですね。ちょっとへこんでいるから。

ノイハウス:かわいい。

空閑:暗いところにとにかく入りたいらしくて。

サッシャ:普段は檻に入れているんですか?

空閑:普段はケージのなかに飼っています。ケージのなかでも基本、家のなかに引っ込んでいて、ご飯のときだけ鳴きます。

ノイハウス:ちょっとシャイなんですね。

サッシャ:もうどのくらい飼っているんですか?

空閑:ちょうどチョーキューメイが始まる直前ぐらいなので、5年目とかですかね。

サッシャ:人間だと何歳ぐらいになるんですか?

空閑:たぶん、おじいちゃんぐらいです。

サッシャ:動きは遅くなってきた?

空閑:いや、まだ機敏なんですよ(笑)。おじいちゃんのはずなのに、まだおとなしくしてくれなくて。

サッシャ:でもかわいいよね。

空閑:かわいいです。

ノイハウス:元気でなによりです。

サッシャ:今日も早く帰ってゆげちゃんに会いたい?

空閑:はい。めちゃくちゃなで回します(笑)。

チョーキューメイの最新情報は、公式サイトまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
radikoで聴く
2024年7月4日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00

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