サムライ・ギタリスト・MIYAVIが自身の子どもたちとの向き合い方について語った。
MIYAVIが登場したのは、4月8日(月)に放送されたJ-WAVEの番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
MIYAVIは4月3日にニューアルバム『Lost In Love』をリリースした。
『Lost In Love』は、理性と本能など、テーマに「二面性」を掲げている作品だ。作品について語ったパートは、radikoタイムフリー機能で2024年4月15日(月)28時頃まで再生可能だ。
「MUSIC+1」のコーナーでは音楽の話題以外に「+1」のトピックをゲストに聞いており、この日はアーティスト・MIYAVIが持つ父親としての一面にせまった。
サッシャ:人にはいろいろな多面性があるもので、MIYAVIのSNSをフォローしている人は「よきパパ」であることもよく知っていると思います。
MIYAVI:僕は厳しいですよ。
ノイハウス:厳しい?
MIYAVI:ビシバシですよ。
サッシャ:うそだ。楽屋で見たけどそんな感じじゃなかったよ(笑)。
MIYAVI:今日も朝からトレーニングをやっているから。俺は俺でやっているけど、子どもは別。子どものルーティンがあるから毎日やっている。
サッシャ:すごいね。
MIYAVI:日本語のトレーニングも「おはようございます」からやっています。
ノイハウス:かわいい。
MIYAVIがコロナ禍のステイホーム期間に同番組に出演した際は、電話を通じてファイミリーライブを披露した。今では第3子が生まれたことで、家族が1人増えたと話すと、サッシャは「また一から子育てするのはすごい。尊敬する」とコメントした。
【関連記事】MIYAVI、今を頑張る人にエール! ファミリーライブも披露
MIYAVI:(サッシャの子どもは)いくつだっけ?
サッシャ:うちは16歳と10歳。
MIYAVI:うちは14歳、13歳と3歳。新しい命が生まれるときはすごく人を巻き込むよね。
ノイハウス:すごい瞬間ですよね。
MIYAVI:あとは10年間の差というのがすごい。
ノイハウス:差が出ます?
サッシャ:そうなの?
MIYAVI:だって10年間俺も成長しているし、それがどう反映されているのかというのは非常に気になるところですよね。
サッシャ:違いはあるの?
MIYAVI:出ているよね。もうすごいよ。
サッシャ:どんなところが?
MIYAVI:めっちゃ几帳面よ。
ノイハウス:面白い。
MIYAVI:「大丈夫かな」というぐらい。多分世界一几帳面なベイビーだと思います。
サッシャ:本当ですか?
MIYAVI:車とかがっちり並べているから。
サッシャ:丁寧なんだ。子どもにありがちなバラバラに置くのではなくて。
MIYAVI:きっちり並べていて、俺がもし取ろうものなら「直せ」と言うから。
ノイハウス:でも助かりますね。散らからなそう。
MIYAVI:散らからないです。すごく聞き分けがよくて大丈夫かなと。「もうちょっとやんちゃしていいよ」と思うんだけど(笑)。
サッシャ:お姉ちゃんたちの影響かしら。
MIYAVI:まあ上に女の子2人いるから、それはでかいよね。面倒見てくれるし。
ノイハウス:そんなに歳の差があると面白そうですね。
MIYAVI:漫画みたいな日常です。
ノイハウス:漫画にしてください、読みます。
MIYAVI:(笑)。
MIYAVI:真っ直ぐ、子どもとしてというよりは人として話すことです。もちろん俺たちが先輩というか経験あるから話をするし、できるだけステップ・フォワード(一歩前進)してほしいから話をします。失敗もしてほしい、失敗しないとわからないから。でも一番はちゃんと説明すること。LINEとかでチャットのグループがめっちゃあるからね。
ノイハウス:家族内で?
MIYAVI:メインチャット、スケジュールチャット、写真共有チャットとかがあります。
サッシャ:分けているんだ。
ノイハウス:「どれにしよう」みたいな話題もありそうです。
MIYAVI:迷うし、もめる(笑)。
サッシャ:「それこっちじゃないよ」みたいな。
MIYAVI:でもスケジュールは「日時」と「誰と」いうのをちゃんとやっています。
ノイハウス:ちゃんとトラッキングするためにはね。
MIYAVI:この時代に生まれたら「テキストでどうやって相手と会話するか」というのも重要なスキルなんです。
サッシャ:そうだね。
MIYAVI:もう手紙ではないじゃない? 絵文字の使い方もそうで、どう表現するかもこれからは加点されていくわけよ。
サッシャ:間違いない。
ノイハウス:誤解を招きたくないですから。
MIYAVI:そう、絵文字だから伝わることもあるから。そこらへんも含めてコミュニケーションはちゃんととっています。
ノイハウス:MIYAVIパパにトレーニングしてほしい。
MIYAVI:いいよ、うちにきたらもれなく。
ノイハウス:うちのキッズもつれていきます。
MIYAVI:(笑)。
サッシャ:自分の仕事をしている姿を見てもらうことが、一番教育にもなっているの?
MIYAVI:それはでかいよね。「なぜ家にいないのか」「なぜこういうことを言うのか」という。ミュージシャンは恵まれているよね、音源やライブで見せることができるから。でもそれはオフィスワーカーであっても、できるだけ俺は見せたほうがいいと思う。どうやって自分のファミリーの生活が成り立っているのか、どうやってその家族が暮らしているのかというのは、ちゃんとそこの尊厳というかリスペクトがないと聞いてくれないじゃないですか。そこは時代が変わろうとなんだろうと、リスペクトというのはお互いに持っていないと会話は成立しないよね。説得力ないしね。
サッシャ:子どもたちはMIYAVIの曲を聴くの?
MIYAVI:聴く聴く。
サッシャ:いろいろ言うの?
MIYAVI:そんなに言わないけど、聴いていつも歌っているよね。
ノイハウス:へー!
サッシャ:すごい。
MIYAVI:キッズたちが歌ったら「あ、これけっこういけるな」と。
サッシャ:わかる! 僕もラジオでヒットするかなというのは、子どもを目線にしている。この子たちが口ずさんでいたら「これはヒットするかも」と思っています。
MIYAVI:それはバロメーターですね。いつもK-POPとか踊っているもの。
サッシャ:やっぱりそうですか。
MIYAVI:韓国も行ったりするしね。時代もそういう意味では変わってきていますよね。
サッシャ:2人で踊っていますよね。
MIYAVI:たまに俺がガチャって部屋に入ったら踊っているから(笑)。
サッシャ:2人で踊っている姿はSNSにも上がっています。
MIYAVI:ダンスはいいよね。
サッシャ:よきパパの面とミュージシャン(の面)でみんなを興奮させて引っ張っていってくれています。
MIYAVI:どっちもですよね。昼も夜もじゃないけど、そこをすっ飛ばせないから。
サッシャ:そういう姿があるからファンはみんなMIYAVIについていくんだと思うな。嘘偽り、隠すところがないというか。
MIYAVI:いやいや。
サッシャ:それでかっこいいパパであるという。
MIYAVI:結局、作品に出ちゃうからね。まっすぐそれを投影しないと歌えないし、響かない。ステージにいる自分は特にそうですよね。全部抱擁して全部さらけ出してというか。そうでなければ伝わらないよね。
サッシャ:それができるのはすごいな、簡単じゃない。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
MIYAVIが登場したのは、4月8日(月)に放送されたJ-WAVEの番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
MIYAVIは4月3日にニューアルバム『Lost In Love』をリリースした。
『Lost In Love』収録曲の『Eat Eat Eat』(Short Music Video)
父親としての一面に迫る
サッシャは、2023年に開催されたMIYAVIの20周年記念ライブ後のトークショーでMCを務めた。「改めてずっと応援してくれているファンのみんなのことを思いながら、昔の曲をやったり、『こんな歌詞を書いていたんだ』と考えました」と語る。「アーティストとして今がベストだというつもりでやっている」と話し、「基本的に振り返っていたくはないから。後ろを見ながらも、走り続ける」と、国際的にエネルギッシュな活躍を続けるための姿勢を明かした。『Lost In Love』は、理性と本能など、テーマに「二面性」を掲げている作品だ。作品について語ったパートは、radikoタイムフリー機能で2024年4月15日(月)28時頃まで再生可能だ。
2024年4月15日(月)28時頃まで
サッシャ:人にはいろいろな多面性があるもので、MIYAVIのSNSをフォローしている人は「よきパパ」であることもよく知っていると思います。
MIYAVI:僕は厳しいですよ。
ノイハウス:厳しい?
MIYAVI:ビシバシですよ。
サッシャ:うそだ。楽屋で見たけどそんな感じじゃなかったよ(笑)。
MIYAVI:今日も朝からトレーニングをやっているから。俺は俺でやっているけど、子どもは別。子どものルーティンがあるから毎日やっている。
サッシャ:すごいね。
MIYAVI:日本語のトレーニングも「おはようございます」からやっています。
ノイハウス:かわいい。
MIYAVIがコロナ禍のステイホーム期間に同番組に出演した際は、電話を通じてファイミリーライブを披露した。今では第3子が生まれたことで、家族が1人増えたと話すと、サッシャは「また一から子育てするのはすごい。尊敬する」とコメントした。
【関連記事】MIYAVI、今を頑張る人にエール! ファミリーライブも披露
MIYAVI:(サッシャの子どもは)いくつだっけ?
サッシャ:うちは16歳と10歳。
MIYAVI:うちは14歳、13歳と3歳。新しい命が生まれるときはすごく人を巻き込むよね。
ノイハウス:すごい瞬間ですよね。
MIYAVI:あとは10年間の差というのがすごい。
ノイハウス:差が出ます?
サッシャ:そうなの?
MIYAVI:だって10年間俺も成長しているし、それがどう反映されているのかというのは非常に気になるところですよね。
サッシャ:違いはあるの?
MIYAVI:出ているよね。もうすごいよ。
サッシャ:どんなところが?
MIYAVI:めっちゃ几帳面よ。
ノイハウス:面白い。
MIYAVI:「大丈夫かな」というぐらい。多分世界一几帳面なベイビーだと思います。
サッシャ:本当ですか?
MIYAVI:車とかがっちり並べているから。
サッシャ:丁寧なんだ。子どもにありがちなバラバラに置くのではなくて。
MIYAVI:きっちり並べていて、俺がもし取ろうものなら「直せ」と言うから。
ノイハウス:でも助かりますね。散らからなそう。
MIYAVI:散らからないです。すごく聞き分けがよくて大丈夫かなと。「もうちょっとやんちゃしていいよ」と思うんだけど(笑)。
サッシャ:お姉ちゃんたちの影響かしら。
MIYAVI:まあ上に女の子2人いるから、それはでかいよね。面倒見てくれるし。
ノイハウス:そんなに歳の差があると面白そうですね。
MIYAVI:漫画みたいな日常です。
ノイハウス:漫画にしてください、読みます。
MIYAVI:(笑)。
心がけは「真っ直ぐ人として話すこと」
子どもとの対話を大事にしているというMIYAVIは、向き合い方で大切にしていることについて語った。MIYAVI:真っ直ぐ、子どもとしてというよりは人として話すことです。もちろん俺たちが先輩というか経験あるから話をするし、できるだけステップ・フォワード(一歩前進)してほしいから話をします。失敗もしてほしい、失敗しないとわからないから。でも一番はちゃんと説明すること。LINEとかでチャットのグループがめっちゃあるからね。
ノイハウス:家族内で?
MIYAVI:メインチャット、スケジュールチャット、写真共有チャットとかがあります。
サッシャ:分けているんだ。
ノイハウス:「どれにしよう」みたいな話題もありそうです。
MIYAVI:迷うし、もめる(笑)。
サッシャ:「それこっちじゃないよ」みたいな。
MIYAVI:でもスケジュールは「日時」と「誰と」いうのをちゃんとやっています。
ノイハウス:ちゃんとトラッキングするためにはね。
MIYAVI:この時代に生まれたら「テキストでどうやって相手と会話するか」というのも重要なスキルなんです。
サッシャ:そうだね。
MIYAVI:もう手紙ではないじゃない? 絵文字の使い方もそうで、どう表現するかもこれからは加点されていくわけよ。
サッシャ:間違いない。
ノイハウス:誤解を招きたくないですから。
MIYAVI:そう、絵文字だから伝わることもあるから。そこらへんも含めてコミュニケーションはちゃんととっています。
ノイハウス:MIYAVIパパにトレーニングしてほしい。
MIYAVI:いいよ、うちにきたらもれなく。
ノイハウス:うちのキッズもつれていきます。
MIYAVI:(笑)。
サッシャ:自分の仕事をしている姿を見てもらうことが、一番教育にもなっているの?
MIYAVI:それはでかいよね。「なぜ家にいないのか」「なぜこういうことを言うのか」という。ミュージシャンは恵まれているよね、音源やライブで見せることができるから。でもそれはオフィスワーカーであっても、できるだけ俺は見せたほうがいいと思う。どうやって自分のファミリーの生活が成り立っているのか、どうやってその家族が暮らしているのかというのは、ちゃんとそこの尊厳というかリスペクトがないと聞いてくれないじゃないですか。そこは時代が変わろうとなんだろうと、リスペクトというのはお互いに持っていないと会話は成立しないよね。説得力ないしね。
キッズたちが歌ったらヒットの兆し?
MIYAVIは子どもたちの「ある行動」で曲のヒットを予感することがあることを明かした。サッシャ:子どもたちはMIYAVIの曲を聴くの?
MIYAVI:聴く聴く。
サッシャ:いろいろ言うの?
MIYAVI:そんなに言わないけど、聴いていつも歌っているよね。
ノイハウス:へー!
サッシャ:すごい。
MIYAVI:キッズたちが歌ったら「あ、これけっこういけるな」と。
サッシャ:わかる! 僕もラジオでヒットするかなというのは、子どもを目線にしている。この子たちが口ずさんでいたら「これはヒットするかも」と思っています。
MIYAVI:それはバロメーターですね。いつもK-POPとか踊っているもの。
サッシャ:やっぱりそうですか。
MIYAVI:韓国も行ったりするしね。時代もそういう意味では変わってきていますよね。
サッシャ:2人で踊っていますよね。
MIYAVI:たまに俺がガチャって部屋に入ったら踊っているから(笑)。
サッシャ:2人で踊っている姿はSNSにも上がっています。
MIYAVI:ダンスはいいよね。
サッシャ:よきパパの面とミュージシャン(の面)でみんなを興奮させて引っ張っていってくれています。
MIYAVI:どっちもですよね。昼も夜もじゃないけど、そこをすっ飛ばせないから。
サッシャ:そういう姿があるからファンはみんなMIYAVIについていくんだと思うな。嘘偽り、隠すところがないというか。
MIYAVI:いやいや。
サッシャ:それでかっこいいパパであるという。
MIYAVI:結局、作品に出ちゃうからね。まっすぐそれを投影しないと歌えないし、響かない。ステージにいる自分は特にそうですよね。全部抱擁して全部さらけ出してというか。そうでなければ伝わらないよね。
サッシャ:それができるのはすごいな、簡単じゃない。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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2024年4月15日28時59分まで
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