愛が詰まった松居大悟監督最新作『不死身ラヴァーズ』 佐藤寛太は初顔合わせで見上愛&青木柚に感激

『進撃の巨人』諫山創のアシスタントを経て漫画家デビューした高木ユーナによるコミックを原作にした映画『不死身ラヴァーズ』(5月10日全国公開)。その完成披露試写会が4月8日に都内映画館で実施され、主演の見上愛、共演の佐藤寛太、青木柚、そして松居大悟監督が参加した。
<あらすじ>
運命のように何度も出逢い、想いを伝える――
「あなたのことが大好きですっ!!」
長谷部りのは、幼い頃に”運命の相手”甲野じゅんに出逢い、忘れられないでいた。
中学生になったりのは、遂にじゅんと再会する。
後輩で陸上選手の彼に「好き」と想いをぶつけ続け、やっと両思いになった。でも、その瞬間、彼は消えてしまった。
まるでこの世の中に存在しなかったように、誰もじゅんのことを覚えていないという。
だけど、高校の軽音学部の先輩として、車椅子に乗った男性として、バイト先の店主として、
甲野じゅんは別人になって何度も彼女の前に現れた。その度に、りのは恋に落ち、全力で想いを伝えていく。
どこまでもまっすぐなりの「好き」が起こす奇跡の結末とは――。
公式サイトより)


主人公・長谷部りの役の見上にとって、本作は単独初主演映画。初お披露目に「ドキドキしますね! でも、こうしてみなさんに観ていただいて広めてくださると思うと、重要な日です」と初々しい笑顔。構想10年の時をかけて完成させた松居監督も「衝動的なものに対して憧れがあったからこそ、10年前の自分を追いかけて作ったし、こうして今のキャスト・スタッフに出会えたからこそ生まれた映画だと思う」と完成にしみじみしていた。



りのの運命の相手・甲野じゅんを演じた佐藤。尊敬する松居監督の作品に出演するべく、自己PR文を松居監督のインスタDMに送る直談判を行ったという。松居監督の映画『手』に出演した金子大地とサウナで語り合った際にパッションが溢れた結果、「最初はノリで書いてみたけれど失礼だと思い、翌日シラフになって本当の自分と向き合ってみたときに、送らないと後悔すると思って送った。そうしたら松居監督からすぐに返事をいただいた」。



これに松居監督は「3スクロール分くらいの文章で、これはどうやらコピペじゃないらしいぞと。それにお礼の返事をしたら、これまでの出演作の情報を細かく教えてくれた。あまり役者さんではいないタイプ」と佐藤の情熱に感動していた。

念願叶った形の佐藤は「本当に嬉しかった。しかも僕はおふたり(見上と青木)の大ファンで出演作をほとんど観ている。初顔合わせの本読みの段階からガンガン行った。でも二人はドン引きしていました」と大興奮。りの幼馴染・田中役の青木は、そんな佐藤の熱量について「初対面の本読みは緊張感があるけれど、寛太君は部屋に入って来て『おはようございます! めっちゃ好きです!』みたいな感じ。最初から声量を間違えていた」と笑って、松居監督も「ずっとヤバいファン状態」と愛おしそうに佐藤をいじっていた。





(取材=石井隼人)

J-WAVEゲスト出演&試写会情報

・ゲスト出演のお知らせ
松居大悟監督は、J-WAVE『JUMP OVER』(毎週水曜26:00-27:00)をナビゲート中だ。4月10日(水)、17日(水)のオンエアでは、見上愛がゲストに登場! 映画の話はもちろん、見上の素顔など、ふたりの対談をたっぷりお届け。

再生は2024年4月17日28時ごろまで

・試写会のお知らせ
J-WAVEでは4月23日(火)、『不死身ラヴァーズ』の試写会を実施する。J-WAVEの無料会員組織「J-me」会員または新規入会の人を対象に、40組80名様をご招待。上映後には松居大悟監督と、MCに奥浜レイラが登壇するトークも開催予定。応募締切は4月14日(日)23:59まで。

【応募詳細】
https://www.j-wave.co.jp/jlc/jme/entry/enquete/undeadlovers

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