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ワインを飲むと頭痛…意外すぎる「回避策」があった!? 研究が進行中

『STEP ONE』ナビゲーターのサッシャ(左)、ノイハウス萌菜(右)。中央はCHINTAIマスコットキャラクターのチンタイガー

ワインを飲むと頭痛…意外すぎる「回避策」があった!? 研究が進行中

J-WAVEの番組『STEP ONE』には、気になる海外ニュースをお伝えする「CHINTAI GLOBAL BEATS」というコーナーがある。ここでは2023年11月にオンエアされた同コーナーから、イチオシトピックを紹介する。

今回は「ワインによる頭痛の解決策」に注目した模様をテキストで紹介する。

【オンエア:2023年11月27日(月)/ナビゲート:サッシャ・ノイハウス萌菜】  

ワインによる頭痛はなぜ起こる?

サッシャはワシントン・ポストのニュース「ワインで頭痛が出る人のための意外な解決策」に注目。

【出典】Does red wine give you headaches? Buy a cheaper bottle, scientists say.

2023年は11月16日にボジョレー・ヌーヴォーが解禁され、クリスマスも近づいてワインを飲む機会が増えてくる時期がやってきた。一方で、ワインを飲むと起こる頭痛に悩まされる人も少なくない。

世界的に見ても、グラス1杯程度で頭痛をおこす人は一定数いる。また、人種の違いや酒が強い・弱いの関係性は薄いそう。ワインによる頭痛の原因解明の研究は長年おこなわれてきたが、不明のままだった。

サッシャ:ワシントン・ポストに載っている研究チーム(カリフォルニア大学)によると、原因を発見したそうです。ただ、あくまでも記事によるものなので確定はしていないです。こういうものではないかという仮定で聞いてください。

研究チームの発表によると、ワインの頭痛はブドウの皮に含まれる「ケルセチン」と呼ばれる天然の化合物が影響しているそう。ケルセチンには紫外線を吸収する性質があり、ブドウの日焼けどめの役割を担っている。

サッシャ:ブドウは日陰ではあまりできないので日のよく当たるところで栽培するのですが、そうなると皮のなかのケルセチンも多くなります。

ケルセチンは抗酸化物質であるため、人によっては心臓病や癌から身を守る可能性もある。

サッシャ:ケルセチンにアルコールが加わると頭痛になるんじゃないかというのが今回の研究結果です。

ノイハウス:ブドウだけ食べてもならないけど、お酒になることで頭痛が起こる人がいるんですね。

頭痛は避けたい!そんなときに選ぶワインが意外

研究チームによると、ワインの頭痛を避けたい人にとってのオススメは「安いワイン」だという。

サッシャ:基本的に安いほうがケルセチンが含まれる量が少ないそうです。なぜなら、安いワインは通常日光をあまり浴びていないブドウを使うからなんですね。

ノイハウス:育ちがあまりよくないものを優先的に使っているんですね。

サッシャ:あまりよくなかったブドウが安いワインにいくから、飲むとケルセチンが少ないので頭痛が起きにくいわけですね。ただ、赤ワインによる頭痛の治療法は現在ないので無理はしないでください。

アルコール度数の低いピノ・ノワールやシラーズを選ぶことでも、頭痛が起こりにくくなる。

サッシャ:また、白ワインはブドウの皮を取ってしまうので、そもそもケルセチンが含まれません。ロゼワインも大丈夫とのことですよ。ワインを飲むといつも頭痛がするから避けていた方、安いワインか白ワインを買いましょう!

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、番組独自の視点で世界を見渡し、国内ではまだ知られていない話題やニュース、ニューミュージックをお届け。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。

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