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「J-POPの旨味をそのまま世界に広げてくれた」亀田誠治がNight Tempoにコメント

「J-POPの旨味をそのまま世界に広げてくれた」亀田誠治がNight Tempoにコメント

プロデューサー/DJ のNight Tempoと藤原しおりが、「音楽~80’s Japanese Pops編」をテーマに語り合った。

Night Tempoが登場したのは、藤原しおりが「チーフ」としてナビゲートする、ラジオを「ラボ」に見立てたJ-WAVEの番組『LOGISTEED TOMOLAB.~TOMORROW LABORATORY』(通称トモラボ)。「私たちの身近にある森羅万象」をテーマ(イシュー)に取り上げてかみ砕き、ラボの仲間としてゲストを「フェロー」として迎え、未来を明るくするヒントを研究している。ここで紹介するオンエアは9月9日(土)。

Night Tempoは9月20日(水)にニューアルバム『Neo Standard』をリリースする。

再生は2023年9月16日28時ごろまで

洋楽寄りの日本のポップスが好き

もともとプログラマーとしてアプリ開発をしていたNight Tempo。そこから現在の音楽の道に至ったという。

藤原:お仕事を辞めてから音楽活動を始めたのか、仕事をやりながら音楽のことをやったりしてたんですか?

Night Tempo:どちらかというと音楽がそもそも趣味だったので、本業をやりながら音楽をやっていました。もともと幼い頃は音楽をやりたかったんですよ。でも韓国の親って、子どもがごはんを食べていくのがいちばん大事なので、仕事をしなさいってことで、音楽は2番目としてやっていたんです。いい年になって自分がやりたいことをちょっとでもやってみようって思ってやったのが音楽で、思ったより運がよくてうまくいって今ここにいます。

藤原:趣味として同時進行してたんですね。

藤原はNight Tempoに「80年代ジャパニーズ・ポップや歌謡曲、日本のポップソングを中心に曲を出しているが、ずっとそういうジャンルが好きなのか?」と質問する。

Night Tempo:もちろん洋楽も好きで、洋楽ベースで日本の音楽を聴き始めたので、懐メロとか歌謡曲とかとはちょっと違う、洋楽寄りの日本のポップスが好きですね。今はシティポップと言われて、当時はニューミュージックみたいな。あとは80年代後半とか90年代になるとユーロビートとか、そのあたりのものも日本では知られていて、日本は最先端の音楽をアジアで早めにやってたと思いますので、それを少しズレた遅いリアルタイムで韓国で流れていました。自分のもっと幼い頃は、たとえばモダン・トーキングを聴いて、その流れで日本の中山美穂さんとか荻野目洋子さん、いろいろな音楽を聴いてました。

藤原:Night Tempoさんにとっては自分が通ってきた音楽だったんですか。

Night Tempo:近い国だからこそ経済とかいろいろ関連が多いから。日本が当時はもっと早かったから、たとえば日本でやって5、6年後に韓国に入るんです。たとえば髪型とか。カセットテープも韓国は90年代にはやったんです。だから今K-POPのレトロファッションとかよくあるけど、90年代はまだまだカセットテープが出ていて、みんなカセットテープのウォークマンを聴いていました。そういう風にいろいろ日本のものがあとから韓国に入ってきました。

10人のディーバを迎えたニューアルバム

Night Tempoは9月20日(水)にニューアルバム『Neo Standard』をリリースする。

Night Tempo:このアルバムは一昨年出したアルバムから2年も経ってるんですけど、その間に感じたこととか自分の活動自体が日本寄りになっていったので。もともと僕はどちらかというともっと欧米の人たちといろいろやってきたんですけど、日本の会社と日本の中で活動している間、自分の色が薄くなってるなって思っていて、それにちょっと反省もしつつ「Back to the basic」って言葉を思い出しながら、自分がもともとやってきた音楽を取り戻そうってことで。そこに加えて、自分がもともとやってきたことをもっと新しく改造するには何が必要なのかなって思ったら、もっと自分が好きなものを入れてみようってことで、今回10人のベテランのディーバたちをお迎えして、日本人が見てもすごく贅沢なラインナップになっていると思います。

ニューアルバム『Neo Standard』には小泉今日子、秋元 薫、渡辺満里奈、早見 優、鈴木杏樹、中山美穂、BONNIE PINK、野宮真貴、土岐麻子、当山ひとみが参加。それぞれNight Tempoが制作したオリジナル楽曲に歌詞を書きおろし、その歌声を吹き込んだ。

Night Tempo:みなさんのお声をお借りして、面白いものになってるなって、自分が思っていたものに近くなったなって思いながら作りました。

藤原:Night Tempoさんが曲を作る上で、社会の現状とかって考えたりしますか。

Night Tempo:しますね。トレンドもあったり、やりすぎているのは何だろうって思ったり、何であれは終わっているんだろうって思ったり。いろんなことを考えてみます。実はずっと世界の経済とかも気にしてたりとか、多趣味なので、いろんなものを見て感じてものにしています。音楽とかも今こういう音楽が多すぎるからやめようとか、これはちょっと最近サボっていたなっていうものを作ってみたりしています。

藤原:それをふまえて『Neo Standard』はどういう思いで作られたんですか。

Night Tempo:今回のアルバムのコンセプトでもあり、アートワークでも文字で書いてるんですけど、偏見を壊すっていう。この中に参加してくれている方たちのイメージは、自分がそう思ってるかもしれないですけど、一般的にみなさんが懐かしい人とかアイドルとか俳優のイメージが強かったり、イメージがすでにある方たちが別のものをすることによってどういったポテンシャルを出せるのかっていうのが今回のトピックでした。みなさん本当に歌詞のセンスとか今の若者より逆に次のステップを見てるなって感じて、ビックリした経験が多かったですね。

番組ではアルバムの収録曲『Ninna Nanna (feat. Miho Nakayama)』をオンエアした。

Night Tempo『Ninna Nanna (feat. Miho Nakayama)』

Night TempoはJ-POPの恩人

J-WAVEとNight Tempoがタッグを組み、野宮真貴、早見 優、松本伊代、渡辺満里奈をゲストに昭和を象徴する音楽番組を一夜限りで再現。今年100周年を迎える東京・日比谷野外大音楽堂でスペシャルイベント「祝・日比谷野音100周年 J-WAVE & Night Tempo present ザ・ナイトテン・4」を11月4日(土)に開催する。

祝・日比谷野音100周年 J-WAVE & Night Tempo present ザ・ナイトテン・4
https://www.j-wave.co.jp/special/nightten4/

Night Tempo:このイベントは架空の歌謡ショーとして構成されていて、4人のディーバをお迎えして開催する歌謡イベントです。みなさんが当時歌っていた曲やぜひみなさんに知らせたいって曲を自分でピックアップして歌ってもらう内容になっています。このイベントは僕と音楽プロデューサーの亀田誠治さんがMCとしてみなさんを紹介します。

ここで番組に届いた亀田誠治のコメントを紹介。テーマはNight Tempoの活動について。

亀田:もう、ニコニコですよ。僕は去年Night Tempoさんに出会ったんですけど、本当にこの出会いを大事にしたい。とにかく日本人よりJ-POPを理解し、愛している。そしてJ-POPのアーティスト、たとえばアイドルの存在や楽曲、さまざまなJ-POPを成り立たせているマテリアル、そういう1つ1つを全部こよなく愛しているのがNight Tempoさんだと思っていて。J-POPの楽曲のおいしいところとか、J-POPのアーティストの魅力とか。あとNight Tempoさん、アイドル好きじゃないですか。そのアイドルの表現する歌にある胸キュンポイントをすごくわかっているというか。シンプルにJ-POPの旨味をそのまま世界に広げてくれたJ-POPの恩人です。

最後にNight Tempoは今回のイベントについて、こう語った。

Night Tempo:イベント名に自分の名前が入っているんですけど、自分は飾りのようなものです。野宮真貴さん、早見 優さん、松本伊代さん、渡辺満里奈さんが参加してくださるので、みなさんに頼って成り立つイベントになっています。あと、このイベントでこっそり自分がプロデュースしているFANCYLABOというレトロポップユニットも入れて、歌ってもらいます。元Maison book girlの矢川 葵さんと元AKB48/NMB48の市川美織さんで構成されていて、今回は特別にプロマイドを作ったりいろいろ準備しています。

藤原:それもお楽しみにってことですね。

Night Tempoの最新情報は、公式サイトまで。

J-WAVE『LOGISTEED TOMOLAB. TOMORROW LABORATORY』は毎週土曜20時から20時54分にオンエア。

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2023年9月16日28時59分まで

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番組情報
LOGISTEED TOMOLAB.〜TOMORROW LABORATORY
毎週土曜
20:00-20:54