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フジロックの音響スタッフがやりがいを感じる瞬間は? 「絶対に外からは見えない」挑戦も

フジロックの音響スタッフがやりがいを感じる瞬間は? 「絶対に外からは見えない」挑戦も

「FUJI ROCK FESTIVAL '23」のステージを手掛ける音響スタッフたちが、フジロックの魅力について語った。

この内容をお届けしたのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL '23 supported by iichiko」。オンエアは7月6日(木)。同コーナーでは、FUJI ROCK FESTIVAL '23に出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好き著名人や音楽ライターなどが日替わりで登場し、その魅力や見どころをさまざまな視点から紹介する。同コーナーはポッドキャストも配信中。

スタッフも楽しめるのがフジロックの魅力

今回は、WHITE STAGEの音響を手掛ける株式会社トライオーディオ代表・東 雅明さんと、FIELD OF HEAVENの音響を担当する株式会社アコースティック・武田雅典さんがゲストに登場。ふたりの対談の模様をお届けする。まずは、フジロックならではのステージの魅力について語った。

武田:東さんはフジが苗場に行く前からやっていましたよね?

東:うん。フジは初年度からです。

武田:僕らは苗場に移動してからの参加なので、その前の2回はやっていないんですよ。今年の準備はどうですか?

東:僕は現場から離れていて、うちの人たちがやっているのであとはよろしくって感じです。今年の(フードの)メニューを決めるぐらいかな?

武田:WHITEはFOH(客席側)で焼きそばを焼いたりしてるんですよね(笑)?

東:そうそう。FOHにキッチンがありますからね。

武田:HEAVENは周りにいっぱい友だちがいて、スイカを冷やしたりしていますね(笑)。

東:そういうことを自由にさせてもらえるフェスなんですよね。ほかのフェスでそういうことをやったら怒られるんちゃうかなって思うことも全然平気でやれたりする。お客さんだけじゃなく、裏方もどうやって楽しむかっていうイベントやと思っています。

武田:苗場という場所も関係ありますよね。コンサートだけじゃない、いろんな楽しみもあります。

東:フジの裏方の人に「どのステージがいいか」を聞いたら、みんな自分が担当しているステージを言いそう。

武田:間違いなくそうですよね。PAも、自分のステージの音が一番いいって言います(笑)。

東:自分らの担当しているものに対してすごく愛情を持ってやっているのを感じますね。

ステージの設営では、毎年さまざまな挑戦がおこなれているという。

武田:機材の物量が普通のライブとは違いますからね。

東:ステージ袖の機材の置き方とかをすごく考えてる。それを1つのサンプルケースにして、ほかのフェスでやったりする。今年もいくつかのチャレンジをしようとは思う。絶対に外からは見えないところだけど。

武田:見に行こうかなあ(笑)。

舞台裏から聞こえる歓声が何よりの励みとなる

フジロックの裏方で活躍するふたりは、どんなときに“やりがい”を感じるのだろう?

東:やっぱり歓声やね。みんなが知っているヒット曲だったとしたら、イントロで気付いてみんなが「うおー!」ってなるじゃないですか。あのときに袖におったら鳥肌が立つね。それは今でもそう。

武田:たしかにそうですね。今年あたりから声出しもオッケーになってきたから、きっとすごいかもしれない。

東:お客さんの反応がいいのが冥利に尽きますよね。

武田:今年こそはいつものフジロックですから、「楽せず無理せず楽しみましょう」ですね。

東:うん。「いつものフジロックで会いましょう」ですね。

ふたりのトークを聞いた、番組ナビゲーターのあっこゴリラは?

あっこゴリラ:裏で支えるスタッフさんも自由に楽しみ方を見つけられるのがフジロックの醍醐味ですね。どういう回り方をすればいいのか考えるのもいいですよね。今年も満喫していきましょう!

このコーナーで紹介した対談のフルバージョンをポッドキャストで配信している。詳細は番組公式サイトまで。

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