シンガーソングライターのさらさが自身の未来を変えた1曲について語った。
さらさが登場したのは、5月29日(月)放送の『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、中田花奈)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」だ。
5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。
サッシャ:ちょうど「Red Brick stage」の向かいにJ-WAVEのブースもあったんですが、ムチャクチャすごい人でしたね。
さらさ:本当にありがたくて。いままでいちばん人に観てもらえた規模感だったなと思って、すごく楽しい時間でした。
サッシャ:有料エリアもありましたが、チケットを持ってない人も観られるというちょっとお得なステージが「Red Brick」でした。たまたま立ち寄ってさらささんを観た人もいるけど、それだけ注目度が高いということですよね。
さらさ:本当にありがたいです。
サッシャ:ステージのキャパシティが足りなかったんじゃないかと思いました。急激に成長しすぎです。成長痛で足が痛いみたいな状況ですよ。
さらさ:(笑)。
中田:松尾さんとコラボをした理由もお伺いしたいです。
さらさ:私は高校生のときからGLIM SPANKYの大ファンで。高校の文化祭でカバーしたりとか、オリジナルの曲を作る前はGLIMの曲を弾き語りでやったりとかしていて、それぐらい影響を受けているアーティストなんです。去年ライブでご一緒させていただいたところから仲よくしていただいていて。『火をつけて』という、もともと去年末に出したアルバムに入っている曲なんですが、それをリビルドして2番を書きかえてもらおうという話になったときに「誰がいいかな?」となって。やっぱり音楽を始めたころからずっと大好きなレミさんにやってもらえないかなと思って、ダメもとでオファーしました。
サッシャ:ちょっと勇気がいりますね。温めておきたいところもあるじゃない? 「レミさんにお願いするの、いまでいいかな?」って。
さらさ:本当ですよね。でも『火をつけて』は自分のなかでも次につながる新しい鍵になるような曲だという感覚があるので「いまだな」という感覚はありました。
サッシャ:じゃあ迷いなく。あとは「どうか受けてくださいますように」と。
さらさ:もう、ラブレターじゃないですか。告白しているような感じなので「引き受けてくれるかな」と思ったんですけど。
サッシャ:そうしたらOKがきた。
さらさ:すぐにお返事をくださって。「やってくれるんだ」とビックリしました(笑)。
中田:MVも公開されました。
サッシャ:ちょっとレトロな雰囲気の映像です。
さらさ:デジタルのカメラで普通に撮ったんですけど、それをVHSに再取り込みして質感をノスタルジックな感じにしていて。それこそアルバムのジャケット写真を撮ってくれたカメラマンの子が初めて映像を撮ってくれた作品になっています。
サッシャ:初動画?
さらさ:初動画なんです。「誰かの記憶のなかの2人」というイメージ、テーマで作ってくれたMVになっています。
サッシャ:ちょうど僕が10代とか大学生ぐらいのときの雰囲気ですね。90年代ぐらいかな。昔カラオケに行くとああいう映像の質感だったなみたいな映像になっていました。海もあって空もきれいで素敵な映像になっています。歌詞も変えたということで、どんな感じでした?
さらさ:「きた!」と思って。車に乗っていたんですけど、車ですぐにかけました。デモの状態で仮歌なんですけど、感動して。特に最後の2人で掛け合う、上がっていくようなメロディの部分で「これ、一緒に歌ったら泣いちゃうだろうな」って想像して、ちょっと半泣きになったりして(笑)。「これでバッチリです」ってすぐに返しました。
サッシャ:いいなあ。想いが叶っています。
中田:自分の未来を変えた、さらにリスナーの未来を変えるかもしれない曲を伺いたいと思います。
さらさ:ハナレグミさんの『明日天気になれ』です。
サッシャ:どんな風に未来を変えたんでしょうか。
さらさ:「未来を変えるかもしれない」というテーマだったので、今日という日のいちばん近い未来って明日じゃないですか。『明日天気になれ』という背中を押してくれる感じとか、ちょっと近い未来の祈りみたいなものがあって。歌の中の主人公は多分うまくいってなかったり、いろいろな葛藤や感情を抱えているんです。だけど、それでも『明日天気になれ』と叫んでいるようなところにすごく、聴くたびに泣きそうになるというか、すごく感動して。「そうだな」と思う曲なので、ここでみなさんと聴けたらなと思って選びました。
サッシャ:自分もそういう曲を作りたい、みたいな想いはありますか?
さらさ:私は暗い曲が多いんですけど、暗さのなかにこういう風に1個どこか背中を押せる曲みたいなのがあったらいいなとは思っています。アルバムのなかだと『Virgo』がそれに近いかなと思っていて。暗いだけじゃなくて「光が一筋見えるぞ」みたいなものも考えています。
サッシャ:吐き出すだけじゃなくて、希望もね。
そんなさらさが、曲作りの悩みについて語る一幕もあった。
さらさ:気づくと暗くなっちゃうんですよ(笑)。
サッシャ:なんで、こんなに性格が明るいのに。まあ、だからこそかもね。
さらさ:そうかもですね。気づくと暗い曲ばかりできていて「もうちょっとアップテンポな曲を作っておくか」みたいな。意識しないとできないという。
サッシャ:それでなにかバランスがとれるの? 自分のなかにあるモヤモヤみたいなものを吐き出すとか。
さらさ:根が暗めなのかな?
サッシャ:そんなことないと思うんだけど。
さらさ:多分、自分のなかに持っている暗さとか激しさとか、持っているものみたいなのが“陰”の力のほうが強くて。そのぶん人に会うときはエネルギーをもらったりとか、循環させるために「明るくいよう」って、わりと子どものときから努めてきました。
サッシャ:気を遣って。じゃあ、次回来るときは素で来てください。
さらさ:朝からメッチャ暗いので来るけど大丈夫ですか(笑)。
サッシャ:それもチャレンジングだな(笑)。
【関連記事】さらさが歌う「ネガティブなことも受け入れて、次のステップに進む」楽曲
さらさの最新情報は、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。
さらさが登場したのは、5月29日(月)放送の『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、中田花奈)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」だ。
5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。
注目度上昇中
まずは5月27日、28日に開催された『GREENROOM FESTIVAL'23』の話題に。さらさは同イベントの「Red Brick stage」に出演し、J-WAVEもラジオブースを出展した。サッシャ:ちょうど「Red Brick stage」の向かいにJ-WAVEのブースもあったんですが、ムチャクチャすごい人でしたね。
さらさ:本当にありがたくて。いままでいちばん人に観てもらえた規模感だったなと思って、すごく楽しい時間でした。
サッシャ:有料エリアもありましたが、チケットを持ってない人も観られるというちょっとお得なステージが「Red Brick」でした。たまたま立ち寄ってさらささんを観た人もいるけど、それだけ注目度が高いということですよね。
さらさ:本当にありがたいです。
サッシャ:ステージのキャパシティが足りなかったんじゃないかと思いました。急激に成長しすぎです。成長痛で足が痛いみたいな状況ですよ。
さらさ:(笑)。
憧れのアーティストとのコラボ
さらさはGLIM SPANKYの松尾レミとの『火をつけて』のコラボバージョンも話題になっている。中田:松尾さんとコラボをした理由もお伺いしたいです。
さらさ:私は高校生のときからGLIM SPANKYの大ファンで。高校の文化祭でカバーしたりとか、オリジナルの曲を作る前はGLIMの曲を弾き語りでやったりとかしていて、それぐらい影響を受けているアーティストなんです。去年ライブでご一緒させていただいたところから仲よくしていただいていて。『火をつけて』という、もともと去年末に出したアルバムに入っている曲なんですが、それをリビルドして2番を書きかえてもらおうという話になったときに「誰がいいかな?」となって。やっぱり音楽を始めたころからずっと大好きなレミさんにやってもらえないかなと思って、ダメもとでオファーしました。
サッシャ:ちょっと勇気がいりますね。温めておきたいところもあるじゃない? 「レミさんにお願いするの、いまでいいかな?」って。
さらさ:本当ですよね。でも『火をつけて』は自分のなかでも次につながる新しい鍵になるような曲だという感覚があるので「いまだな」という感覚はありました。
サッシャ:じゃあ迷いなく。あとは「どうか受けてくださいますように」と。
さらさ:もう、ラブレターじゃないですか。告白しているような感じなので「引き受けてくれるかな」と思ったんですけど。
サッシャ:そうしたらOKがきた。
さらさ:すぐにお返事をくださって。「やってくれるんだ」とビックリしました(笑)。
中田:MVも公開されました。
サッシャ:ちょっとレトロな雰囲気の映像です。
さらさ:デジタルのカメラで普通に撮ったんですけど、それをVHSに再取り込みして質感をノスタルジックな感じにしていて。それこそアルバムのジャケット写真を撮ってくれたカメラマンの子が初めて映像を撮ってくれた作品になっています。
サッシャ:初動画?
さらさ:初動画なんです。「誰かの記憶のなかの2人」というイメージ、テーマで作ってくれたMVになっています。
サッシャ:ちょうど僕が10代とか大学生ぐらいのときの雰囲気ですね。90年代ぐらいかな。昔カラオケに行くとああいう映像の質感だったなみたいな映像になっていました。海もあって空もきれいで素敵な映像になっています。歌詞も変えたということで、どんな感じでした?
さらさ:「きた!」と思って。車に乗っていたんですけど、車ですぐにかけました。デモの状態で仮歌なんですけど、感動して。特に最後の2人で掛け合う、上がっていくようなメロディの部分で「これ、一緒に歌ったら泣いちゃうだろうな」って想像して、ちょっと半泣きになったりして(笑)。「これでバッチリです」ってすぐに返しました。
サッシャ:いいなあ。想いが叶っています。
聴くたびに泣きそうになる曲
コラボ期間中「I LOHAS MUSIC +1」では、毎日1組のゲストを迎えて、「未来を変える1曲」を選曲理由やエピソードとともに伺うことに。ゲストがセレクトした楽曲は、『未来を変える1曲 ― J-WAVE STEP ONE× 「い・ろ・は・す」』として、オーディオストリーミングサービスSpotifyでプレイリスト化。オンエア後もSpotify上で各ゲストの選曲を楽しむことができる。中田:自分の未来を変えた、さらにリスナーの未来を変えるかもしれない曲を伺いたいと思います。
さらさ:ハナレグミさんの『明日天気になれ』です。
サッシャ:どんな風に未来を変えたんでしょうか。
さらさ:「未来を変えるかもしれない」というテーマだったので、今日という日のいちばん近い未来って明日じゃないですか。『明日天気になれ』という背中を押してくれる感じとか、ちょっと近い未来の祈りみたいなものがあって。歌の中の主人公は多分うまくいってなかったり、いろいろな葛藤や感情を抱えているんです。だけど、それでも『明日天気になれ』と叫んでいるようなところにすごく、聴くたびに泣きそうになるというか、すごく感動して。「そうだな」と思う曲なので、ここでみなさんと聴けたらなと思って選びました。
サッシャ:自分もそういう曲を作りたい、みたいな想いはありますか?
さらさ:私は暗い曲が多いんですけど、暗さのなかにこういう風に1個どこか背中を押せる曲みたいなのがあったらいいなとは思っています。アルバムのなかだと『Virgo』がそれに近いかなと思っていて。暗いだけじゃなくて「光が一筋見えるぞ」みたいなものも考えています。
サッシャ:吐き出すだけじゃなくて、希望もね。
そんなさらさが、曲作りの悩みについて語る一幕もあった。
さらさ:気づくと暗くなっちゃうんですよ(笑)。
サッシャ:なんで、こんなに性格が明るいのに。まあ、だからこそかもね。
さらさ:そうかもですね。気づくと暗い曲ばかりできていて「もうちょっとアップテンポな曲を作っておくか」みたいな。意識しないとできないという。
サッシャ:それでなにかバランスがとれるの? 自分のなかにあるモヤモヤみたいなものを吐き出すとか。
さらさ:根が暗めなのかな?
サッシャ:そんなことないと思うんだけど。
さらさ:多分、自分のなかに持っている暗さとか激しさとか、持っているものみたいなのが“陰”の力のほうが強くて。そのぶん人に会うときはエネルギーをもらったりとか、循環させるために「明るくいよう」って、わりと子どものときから努めてきました。
サッシャ:気を遣って。じゃあ、次回来るときは素で来てください。
さらさ:朝からメッチャ暗いので来るけど大丈夫ですか(笑)。
サッシャ:それもチャレンジングだな(笑)。
【関連記事】さらさが歌う「ネガティブなことも受け入れて、次のステップに進む」楽曲
さらさの最新情報は、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。
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2023年6月5日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00