ミュージシャンの奇妙礼太郎が、いまのアーティスト像につながる出会いとなった曲について語った。
奇妙が登場したのは、J-WAVEで放送中の『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、大島真帆)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」。オンエアは5月24日(水)。奇妙は最新アルバム『奇妙礼太郎』を6月21日(水)にリリースする。
5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。
サッシャ:僕は奇妙さんと歳が一緒で、誕生日も10日ぐらいしか違わないんです。
奇妙:そうですね。
サッシャ:にしても、(芸能界では)パイセン! 最初はソロで活動を始めたんですか?
奇妙:ふんわりバンドから始めた気がします。
サッシャ:ソロも?
奇妙:たまにやったりはしていました。
サッシャ:奇妙礼太郎トラベルスイング楽団もありましたね。
奇妙:途中からやり始めました。
サッシャ:この四半世紀は早いものですか?
奇妙:楽しくやっていたと思います。
サッシャ:いまはソロが居心地いい?
奇妙:「ソロでバンドをしている」というのがメインでやっている感じです。
サッシャ:ソロだけどバンドを従えてという。
奇妙:そうですね。それがいい感じです。
サッシャ:この形が落ち着いているということですね。あらためて25年と聞くとすごいなあ。
大島: 25年間音楽をやり続けるというのが想像がつかないです。
サッシャ:(Penthouseは)いま何年?
大島:まだ3年とか。結成したのは2018年ですけど、デビューしたのは2020年なのでまだ全然です。
サッシャ:大先輩だ。
大島:大先輩すぎます、光栄です。
サッシャ:これもいい曲なんだなあ。
大島:お2人の声の混じり合いがたまらなくてすばらしいです。塩塚さんとは昨年弾き語りツーマンライブをおこなわれています。今回塩塚さんとタッグを組んだ理由をお聞かせください。
奇妙:そのときはじめてお会いしてちゃんと話をしたりしたんです。最後に2人でセッションするというのがあって、そのリハーサルで歌を歌うんですけど、リハーサルが始まって隣で声を聞いた瞬間に「うーわ、すごいな……」と思って。びっくりして、ショックでした。去年一番ビックリしたことはたぶんそれだなというぐらい。感動しました。
サッシャ:「この人となにかやりたい」みたいな。
奇妙:「こんな声の人おるんや」と思って。
大島:奇妙さんご自身も唯一無二の声でいらっしゃいます。
サッシャ:すぐに声わかるものね。
奇妙:(笑)。
大島:絶対に誰でもわかるじゃないですか。塩塚モエカさんもそういった唯一無二の声をお持ちでいらっしゃるというのを感じられた?
奇妙:始まったら全部、その感動で抵抗できないというか。
サッシャ:そこまで持っていかれる感じがあるんですね。いまからその曲を聴きますが、奇妙さん的「塩塚モエカのここを聴け」みたいなのはありますか? どこに感動しました?
奇妙:始まって終わるまで「うわあ」ってなっていて。
サッシャ:全編なんですね。
奇妙:そうですね(笑)。
サッシャ:歌声ですか?
奇妙:抑揚とかコントロールとかいろいろあると思いますが「自分で自分のことを制御できない」という感じがすごくて、魔法という感じがしました。
大島:奇妙さんの未来を変えた1曲、そしてリスナーの未来を変えるかもしれない1曲をセレクトしていただきました。その曲とはなんでしょうか?
奇妙:憂歌団の『嫌んなった』という曲です。
サッシャ:奇妙さんの未来を変えた1曲はブルースバンドの憂歌団の『嫌んなった』。なんかこう、わかりますね。グッと通ってきているんだろうなという感じがします。なぜこの曲を選んでいただいたんでしょうか。
奇妙:僕が中高生ぐらいのときに、たくさん街で流れていた音楽と全然違うものだったんです。すごく自分にフィットするというか「自分が聴きたい音楽はこれやな」というのをすぐに思って、大好きになりました。
サッシャ:出会ったのは中高生のころ。
奇妙:そうですね。
サッシャ:未来を変えたということですが、この曲が未来をどう変えたんでしょうか。好きな音楽が変わったとかはありますか?
奇妙:そうですね。
サッシャ:「街で聴いていた音楽みたいなのと違う」とおっしゃいましたが、こういう音楽とはあまり接点がなかったんですね。
奇妙:知らなかったです。ブルースとかジャズとかそういうものを好きになるきっかけでもありますし。いまでもずっと好きです。
サッシャ:じゃあこの曲に出会ってなければ奇妙礼太郎もこういう音楽じゃなかった可能性もあるということですよね。
奇妙:言葉の世界観とかにもすごく影響していると思います。好きな言葉とか。
サッシャ:たとえば?
奇妙:出てくる人があまりかっこよくないというか。情けない人側の音楽が自分が好きなんだな、というのはあります。
サッシャ:そういう世界観も含めて影響を受けたということで、いまのアーティスト像につながる出会いだったということですね。
奇妙の最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。
奇妙が登場したのは、J-WAVEで放送中の『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、大島真帆)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」。オンエアは5月24日(水)。奇妙は最新アルバム『奇妙礼太郎』を6月21日(水)にリリースする。
5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。
音楽活動25周年
奇妙の『STEP ONE』への出演はおよそ1年ぶり。今年は音楽活動25周年になるのだという。サッシャ:僕は奇妙さんと歳が一緒で、誕生日も10日ぐらいしか違わないんです。
奇妙:そうですね。
サッシャ:にしても、(芸能界では)パイセン! 最初はソロで活動を始めたんですか?
奇妙:ふんわりバンドから始めた気がします。
サッシャ:ソロも?
奇妙:たまにやったりはしていました。
サッシャ:奇妙礼太郎トラベルスイング楽団もありましたね。
奇妙:途中からやり始めました。
サッシャ:この四半世紀は早いものですか?
奇妙:楽しくやっていたと思います。
サッシャ:いまはソロが居心地いい?
奇妙:「ソロでバンドをしている」というのがメインでやっている感じです。
サッシャ:ソロだけどバンドを従えてという。
奇妙:そうですね。それがいい感じです。
サッシャ:この形が落ち着いているということですね。あらためて25年と聞くとすごいなあ。
大島: 25年間音楽をやり続けるというのが想像がつかないです。
サッシャ:(Penthouseは)いま何年?
大島:まだ3年とか。結成したのは2018年ですけど、デビューしたのは2020年なのでまだ全然です。
サッシャ:大先輩だ。
大島:大先輩すぎます、光栄です。
塩塚モエカの歌声に衝撃
奇妙はアルバム『奇妙礼太郎』からの最新先行シングルで、羊文学の塩塚モエカをゲストに迎えた新曲『春の修羅』を5月17日にリリースした。大島:お2人の声の混じり合いがたまらなくてすばらしいです。塩塚さんとは昨年弾き語りツーマンライブをおこなわれています。今回塩塚さんとタッグを組んだ理由をお聞かせください。
奇妙:そのときはじめてお会いしてちゃんと話をしたりしたんです。最後に2人でセッションするというのがあって、そのリハーサルで歌を歌うんですけど、リハーサルが始まって隣で声を聞いた瞬間に「うーわ、すごいな……」と思って。びっくりして、ショックでした。去年一番ビックリしたことはたぶんそれだなというぐらい。感動しました。
サッシャ:「この人となにかやりたい」みたいな。
奇妙:「こんな声の人おるんや」と思って。
大島:奇妙さんご自身も唯一無二の声でいらっしゃいます。
サッシャ:すぐに声わかるものね。
奇妙:(笑)。
大島:絶対に誰でもわかるじゃないですか。塩塚モエカさんもそういった唯一無二の声をお持ちでいらっしゃるというのを感じられた?
奇妙:始まったら全部、その感動で抵抗できないというか。
サッシャ:そこまで持っていかれる感じがあるんですね。いまからその曲を聴きますが、奇妙さん的「塩塚モエカのここを聴け」みたいなのはありますか? どこに感動しました?
奇妙:始まって終わるまで「うわあ」ってなっていて。
サッシャ:全編なんですね。
奇妙:そうですね(笑)。
サッシャ:歌声ですか?
奇妙:抑揚とかコントロールとかいろいろあると思いますが「自分で自分のことを制御できない」という感じがすごくて、魔法という感じがしました。
いまのアーティスト像につながる出会い
コラボ期間中「I LOHAS MUSIC +1」では、毎日1組のゲストを迎えて、「未来を変える1曲」を選曲理由やエピソードとともに伺うことに。ゲストがセレクトした楽曲は、『未来を変える1曲 ― J-WAVE STEP ONE× 「い・ろ・は・す」』として、オーディオストリーミングサービスSpotifyでプレイリスト化。オンエア後もSpotify上で各ゲストの選曲を楽しむことができる。大島:奇妙さんの未来を変えた1曲、そしてリスナーの未来を変えるかもしれない1曲をセレクトしていただきました。その曲とはなんでしょうか?
奇妙:憂歌団の『嫌んなった』という曲です。
サッシャ:奇妙さんの未来を変えた1曲はブルースバンドの憂歌団の『嫌んなった』。なんかこう、わかりますね。グッと通ってきているんだろうなという感じがします。なぜこの曲を選んでいただいたんでしょうか。
奇妙:僕が中高生ぐらいのときに、たくさん街で流れていた音楽と全然違うものだったんです。すごく自分にフィットするというか「自分が聴きたい音楽はこれやな」というのをすぐに思って、大好きになりました。
サッシャ:出会ったのは中高生のころ。
奇妙:そうですね。
サッシャ:未来を変えたということですが、この曲が未来をどう変えたんでしょうか。好きな音楽が変わったとかはありますか?
奇妙:そうですね。
サッシャ:「街で聴いていた音楽みたいなのと違う」とおっしゃいましたが、こういう音楽とはあまり接点がなかったんですね。
奇妙:知らなかったです。ブルースとかジャズとかそういうものを好きになるきっかけでもありますし。いまでもずっと好きです。
サッシャ:じゃあこの曲に出会ってなければ奇妙礼太郎もこういう音楽じゃなかった可能性もあるということですよね。
奇妙:言葉の世界観とかにもすごく影響していると思います。好きな言葉とか。
サッシャ:たとえば?
奇妙:出てくる人があまりかっこよくないというか。情けない人側の音楽が自分が好きなんだな、というのはあります。
サッシャ:そういう世界観も含めて影響を受けたということで、いまのアーティスト像につながる出会いだったということですね。
奇妙の最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。
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