音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
iri、幸運なファン20名の前で歌声を披露! 東京の夜景をバックに、最新アルバム収録曲「DRAMA」や「会いたいわ」など6曲をアコースティックライブ

iri、幸運なファン20名の前で歌声を披露! 東京の夜景をバックに、最新アルバム収録曲「DRAMA」や「会いたいわ」など6曲をアコースティックライブ

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)は5月31日(水)、シンガーソングライターのiriを迎えて、人気企画「J-WAVE BAR」を開催。iriが東京の夜景をバックに、招待されたファン20名の前で生歌を披露しました。

六本木ヒルズ33階のJ-WAVE局内で不定期でオープンする「J-WAVE BAR」は、リスナー少人数を招待し、お酒を飲みながら間近にアーティストの生演奏を楽しんでいただく人気企画です。コロナ禍ではオンラインで開催しましたが、J-WAVE局内での開催は約4年半ぶりとなります。

この日は、5月10日(水)に6枚目のアルバム『PRIVATE』をリリースし、7月16日(日)には都市フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 -Best Music & Market-」の出演も決定しているiriが登場。アルバム収録曲「DRAMA」を含む、全6曲をアコースティック編成で披露し、ファンを魅了しました。

ここでは、本イベントのオフィシャルレポートをお届けします。

イベントレポート

“音楽”と“夜景”を楽しめる、不定期にオープンするバー「J-WAVE BAR」。六本木ヒルズの33階にあるJ-WAVE局内の特設BARで、幻想的な夜景をバックにプレミアムなライブが、しかも至近距離で繰り広げられるという贅沢なイベントだ。4年半ぶりの開催となったこの日は雨予報だったがすっかり晴れ、窓の外には美しい夜景が広がった。
230601_jwavebar_002.jpg
この日ライブを行うのは5月10日に6thアルバム『PRIVATE』をリリースしたiri。そしてこの日の観客は招待されたJ-WAVEリスナー20名。ドリンク片手に、この日のMCでありJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』ナビゲーターであるタカノシンヤ、Celeina Ann(セレイナ・アン)と共に“iriクイズ”やトークを楽しみながら、iriの登場を待った。

大きな拍手に迎えられ登場したiriは「こんばんは、iriです。よろしくお願いします。皆さん、お酒もお飲みなっているので、ゆったりと聴いていただければと思います」とリラックスした様子で挨拶すると、アコースティックギターを抱え、夜にぴったりな「ナイトグルーヴ」でライブの幕を開けた。鍵盤を弾く音や息遣いも届くほどの至近距離での音色と歌声に、観客は身体を揺らしてじっくりと浸る。続いてキーボーディストの村岡夏彦を招き入れると、初の編成だという2人での演奏に乗せて「rhythm」「Wonderland」を届けた。
230601_jwavebar_003.jpg
230601_jwavebar_004.jpg
客席に目をやり、「皆さん、何を飲まれてるんですか?」と声をかけるなど、少人数でのライブを楽しむiri。そんな距離感のライブに、「デビュー前にお店で弾き語りをしていたとき以来」と回顧したあとには、ふたたびふらりとギターを手に取り、初期からの人気曲「会いたいわ」をパフォーマンスした。最新アルバム『PRIVATE』の収録曲「DRAMA」ではギターを置いて、村岡のキーボードに身を預けながら歌唱。歌詞にあわせて体を使ったり、マイクをぎゅっと握りしめたり全身を使いながら、愛おしそうに最新曲を歌う。そして「これが終わったらお酒を飲みたいと思います」と笑うと、2021年J-WAVEの新生活プロジェクト「MOVIN'ON!!」のプロジェクトソング「はじまりの日」を丁寧に歌い上げ、集まった観客とJ-WAVEへの愛に溢れたライブを締めくくった。
230601_jwavebar_005.jpg
230601_jwavebar_006.jpg
230601_jwavebar_007.jpg
どこか厳かで、かつ熱量のこもったライブの余韻の残る中、タカノとセレイナが再登場し、インタビューパートへ。最初にライブの感想を聞かれたiriは「お一人お一人の表情がしっかり見えるし……って恥ずかしくて結構下向いちゃったんですけど」と笑いつつも、「こんなに近くでお客さんに歌を届けられるということはなかなかない機会で」と感激した様子を見せる。またキーボードとアコースティックギターという編成は今回が初めてだったことから「自分の中でもトライな感じがあったんですけど、すごく楽しかった」と、自身の実りにもなったことを明かした。

またiriの登場前に行っていた“iriクイズ”の振り返りも。クイズは「『Season』にちなんで……iriが世界はそれほど悪くないな〜と思ったことは?」(iriの回答「銭湯の受付のおばあちゃんが優しくしてくれた)、「『moon』にちなんで……J-WAVE BARで飲みたいお酒は?」(iriの回答「ゆっくり飲みたい、ジンソーダ」)、「3月で29歳になったiriが20代のうちにやっておきたいことは?」(iriの回答「海外一人旅」)という3問。ここではiriの“銭湯事情”や普段よく飲む酒の話、行きたい旅行先といったエピソードが次々と飛び出した。
230601_jwavebar_008.jpg
iriは現在アルバム『PRIVATE』を携えてツアーを実施中。ツアーでは声出し解禁により、改めて有観客でのライブの喜びを噛み締めていると言い、6月18日に東京・TOKYO DOME CITY HALにて行われるツアーファイナルに向けて「ファイナルなので相当盛り上がるんじゃないかなと思います」と声を弾ませる。この先の展望として「インプットをしたい。海外旅行に行ったり、他のアーティストさんのライブを見たり」と期待を寄せたiri。彼女は7月に行われる「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 -Best Music & Market-」にも2日目の7月16日(日)に出演が決まっており、「豪華な方々と並んでいて緊張しますが、ほかのアーティストの方のライブを観るのも楽しみです」と当日への想いを語った。最後にファンへのメッセージを求められると、客席をぐるりと見渡し「乾杯!」と一言。改めてこの距離、この規模感でのライブを噛み締め「ニューアルバム『PRIVATE』がリリースされているので、まだ聴けていない方はぜひ聴いてみてください」と言葉を贈り、特別な一夜の幕を下ろした。

・セットリスト
M1 ナイトグルーヴ
M2 rhythm
M3 Wonderland
M4 会いたいわ
M5 DRAMA
M6 はじまりの日

(文:小林千絵、写真:宮下太輔)

【INSPIRE TOKYO 公演概要】
公演タイトル:J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 -Best Music & Market-
開催日時:2023年7月15日(土)、7月16日(日)
開場/開演:OPEN 13:00 / START 14:00 / END 20:00頃 (予定)
会場:国立代々木競技場 第一体育館

出演者:
7月15日(土):Superfly、Nulbarich、SHISHAMO、Cocco and more!
7月16日(日):YUKI、Perfume、いきものがかり、iri and more!

料金(税込):各日/全席指定¥11,000(税込/オリジナル竹製うちわ付き)
各日/VIPチケット¥100,000(税込/特典は公式サイトをご確認ください)

主催:INSPIRE TOKYO実行委員会
企画・制作:J-WAVE / J-WAVE MUSIC / DISK GARAGE

お問合せ:DISK GARAGE:https://info.diskgarage.com/
オフィシャルWEBサイト: https://www.j-wave.co.jp/special/inspire2023/
イベントハッシュタグ:#インスパイアトーキョー

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン