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冨田ラボが「レコードを買ったなかで、いちばん覚えている」と語る作品は?

冨田ラボが「レコードを買ったなかで、いちばん覚えている」と語る作品は?

冨田ラボが、アナログの魅力とおすすめのアナログ盤の楽曲を語った。

冨田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「MELLOW MORNING」。このコーナーでは毎月アナログ好きのゲストをセレクターとして迎え、毎週1枚ずつチョイスしたおすすめのアナログ盤をオンエアする。5月のセレクターを、冨田が務める。ここでは1週目となる5月6日(土)のオンエアの模様をお届けする。

冨田は6月21日(水)、活動20周年を飾るワークスベスト『冨田ラボ / 冨田恵一 WORKS BEST 2 ~beautiful songs to remember~』をリリースする。

アナログの「音楽と対峙する」魅力

まず1962年生まれの冨田が、アナログとの歴史を振り返った。

冨田:僕は1962年生まれなので、アナログしかなかったといいますか、レコードしかなかった時代が長いわけですよ。80年代後半にCDが登場してアナログからCDに移り変わるまで、ずっとレコードとカセットテープだったんです。それまではレコードでAサイド・Bサイドをひっくり返して聴くのが当たり前だったので、「CDってひっくり返さなくていいんだな、便利だな」から、今ではサブスクですよ。もう何も回ってない(笑)。

そんな時代の移り変わりを肌で感じてきた冨田に、アナログの魅力を訊いた。

冨田:サブスクは、それはそれで便利なんですけど、音楽と対峙するという意味では、アナログレコードを聴くのは格別なんですよね。レコードって盤をターンテーブルに置いて針を落とすことから始まる儀式的なところがあるんですけど、そうすると音楽と対峙せざるを得ないというか。あと片面20分っていうLPの長さ。その絶妙な長さがね、集中していられるというか、Bサイドが新たに始まる続編のように聴こえたりしてね。そういったところがアナログレコードというフォーマットのいいところだと思います。

ジェイ・P・モーガン『I Fall in Love Everyday』

冨田おすすめのアナログ盤は、ジェイ・P・モーガン『I Fall in Love Everyday』。1976年にリリースされた、自らの名前を冠したアルバム『Jaye P Morgan』の1曲目に収録されている。

冨田:これね、僕がレコードを買ったなかで、いちばん覚えているものです。たぶん僕は90年代くらいに買っていて、彼女の存在を全く知らずに神保町のレコード屋に入ったときに流れてて、「あっ、これデイヴィッド・フォスターがやったものだ」ってすぐわかって、他の曲も聴かせてもらったら全部よくて。これはもうサブスクにもあるんですけど、もともと70年代半ばくらいのやつで、レコード化することを目的に音が作られているわけじゃないですか。だからマスタリングしてデジタル化したものとアナログの音は全く違って聴こえるんです。アナログで聴くと、当初聴かせたかった音がそのままダイレクトに味わえます。

番組ではアナログ音源がオンエアされた。それを聴いた渡辺と山田は、デジタルとは異なるアナログのサウンドに興奮していた。

渡辺:気持ちよかったですね。

山田:はい、本当に!

渡辺:冨田さんのように耳のいい方が聴かれるとアナログとの違いがはっきりわかるんですね。

山田:音楽と対峙できるのがレコードだっておっしゃってましたね。確かにサブスクを私も聴きますけど、ちょっと中断したりすぐ違う曲に変えたりしちゃうなって思いますね。

冨田ラボの最新情報は、公式サイトまで。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「MELLOW MORNING」は、アナログレコードから流れる「良い音」でゆったり過ごす、至福の朝時間をお届けする。放送は8時30分ごろから。

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2023年5月13日28時59分まで

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番組情報
RADIO DONUTS
毎週土曜
8:00-12:00