お弁当を作る際のポイントについて、炊飯系フードユニット「ごはん同盟」のしらいのりこさんが語った。
しらいさんが出演したのは、J-WAVEで放送中の番組『JUST A LITTLE LOVIN'』(ナビゲーター:長井優希乃)のワンコーナー「PANG’ONO PANG’ONO」。ここでは4月12日(水)のオンエアをテキストで紹介する。
しらい:お弁当作りは毎日のことなので、とにかく気張らない。私は正直、1品でもいいじゃないって思っています。栄養価を考えて、すごくいろんなおかずを入れる方もいて、それもできるんだったらやったほうがいいとは思うんですが、もしお昼がごはんとお肉だけとかカツだけでも、朝と夜に野菜を摂ればいいので、本当に気楽にお弁当を作っていただけたらなと思います。
長井:私も、私のズボラ弁当がありまして、時間がないから冷凍庫から冷凍ごはんを出して、生卵をタオルに包んで、小さい醤油を持って出かけて、学校の職員室で卵かけごはんを作って食べるっていうのが……。もはや弁当と呼んじゃいけないかもしれないですけど、それもありかな、テンション上がるしね。でもやっぱり、おかずがあるほうがテンション上がるので、ちょっと作ってみたいなと思います。
しらい:これからどんどん暑くなって、冷房のかかった25~28度くらいの部屋であればお弁当は6時間、半日くらいもつんですけど、たとえば30度とか35度になってしまうと、いきなり菌の繁殖スピードが高まってしまって、2時間くらいしか持たなくなってしまうんですよね。なのでおかずを作るとき、選ぶときも、ちょっと濃いめの味付けにしたり汁気の少ないものにしたり、しっかり冷ましてから詰めとか生野菜は控えるとか、けっこう気を付けていただきたいです。(彩りに)ミニトマトを入れる方は多いと思うんですけど、ヘタのあたりに菌がすごく入りやすいといわれているので、ヘタは必ず取っていただきたいです。あと、梅干しとか大葉はけっこう殺菌作用があります。それから、生でも食べれるカニカマやちくわ、ああいうものに1回火を通していただくのも、工夫の1つだと思います。ちょっとした工夫でお弁当の持ちがよくなりますので、おかずも傷みにくいものを選ぶように日々気を付けていただきたいです。
長井:私、小学生・中学生とお弁当の学校だったので、母がお弁当を作ってくれるときに、夏場に梅干しを入れたりしてくれていました。
しらいさんには、お弁当を作るうえでおすすめの食材があるという。
しらい:ブロッコリーが、隙間のおかずとしては最強です。ブロッコリーってすごく栄養価が高くて、夏になると大きさがちょっと小さくなったりしますけど価格もあまりぶれません。あとは、冷凍野菜がたくさん出ているので、そういったものを使うのもいいかなと思います。
長井:ブロッコリーは房を多めに使ってもいいし、細かくしてもいい。茹でても炒めても使える万能な食材ですよね。そして、最近種類も豊富な冷凍野菜も、手軽に使えて便利とのことでした。
しらい:お弁当は基本的に「隙間なく詰める」っていうのがすべてで、動かなく詰めることが大事です。あと水分は必ずふき取ってください。また、冷ましてから詰めるというのも大事です。ごはんの詰め方もけっこうポイントがあって、1段弁当の場合、私はお弁当教室のときに「スロープのように」っていってるんですけど、スキー場の初級者コースの傾斜のような感じでなだらかなスロープを作ると、すごくおかずが詰めやすくなります。それからお弁当の端のほうにブロッコリーのような副菜を詰めて、センターに今日のおかずをドーンと詰める。そうすると開けた瞬間に「おっ!」って、開けた人はたぶんセンターのおかずしか見ていないので、そこでまず気持ちをつかんでしまえばもうOKだと思います。
しらいさんが活動する炊飯系フードユニット「ごはん同盟」は、3月17日に『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)を発売した。この本も、お弁当作りに役立つという。
しらい:この本では「ご飯の友は、酒の友」ということで、ごはんのおかずにもなるような日本酒のおつまみをご紹介しております。ここに出ているおかずは、ほぼお弁当に適応できますので、ぜひご一読いただけたらと思います。ごはん同盟はお米を専門にしているんですけど、ごはん粒でも液体でもお米を応援したいと思いますので、ぜひ朝はお弁当を詰めていただいて、夜は日本酒を楽しんでください。
しらいさんのレシピ本で、美味しく楽しく、そして笑顔になるようなお弁当を、気軽に作ってみては。
『JUST A LITTLE LOVIN'』のワンコーナー「PANG’ONO PANG’ONO」では、番組&長井が気になる内容を日替わりテーマでお伝えする。放送は毎週月~木曜の5時40分頃から。
しらいさんが出演したのは、J-WAVEで放送中の番組『JUST A LITTLE LOVIN'』(ナビゲーター:長井優希乃)のワンコーナー「PANG’ONO PANG’ONO」。ここでは4月12日(水)のオンエアをテキストで紹介する。
日々のお弁当作りのカギは「気張らない」こと
新生活が始まり、毎日「栄養価の高いお弁当」「彩りを意識したお弁当」に頭を悩ませている方も少なくないだろう。しらいさんは、お弁当にハードルを感じている方に向けて、次のようなアドバイスをした。しらい:お弁当作りは毎日のことなので、とにかく気張らない。私は正直、1品でもいいじゃないって思っています。栄養価を考えて、すごくいろんなおかずを入れる方もいて、それもできるんだったらやったほうがいいとは思うんですが、もしお昼がごはんとお肉だけとかカツだけでも、朝と夜に野菜を摂ればいいので、本当に気楽にお弁当を作っていただけたらなと思います。
長井:私も、私のズボラ弁当がありまして、時間がないから冷凍庫から冷凍ごはんを出して、生卵をタオルに包んで、小さい醤油を持って出かけて、学校の職員室で卵かけごはんを作って食べるっていうのが……。もはや弁当と呼んじゃいけないかもしれないですけど、それもありかな、テンション上がるしね。でもやっぱり、おかずがあるほうがテンション上がるので、ちょっと作ってみたいなと思います。
おかず選びのポイントは?
続いてしらいさんは、お弁当のおかず選びのポイントを解説する。しらい:これからどんどん暑くなって、冷房のかかった25~28度くらいの部屋であればお弁当は6時間、半日くらいもつんですけど、たとえば30度とか35度になってしまうと、いきなり菌の繁殖スピードが高まってしまって、2時間くらいしか持たなくなってしまうんですよね。なのでおかずを作るとき、選ぶときも、ちょっと濃いめの味付けにしたり汁気の少ないものにしたり、しっかり冷ましてから詰めとか生野菜は控えるとか、けっこう気を付けていただきたいです。(彩りに)ミニトマトを入れる方は多いと思うんですけど、ヘタのあたりに菌がすごく入りやすいといわれているので、ヘタは必ず取っていただきたいです。あと、梅干しとか大葉はけっこう殺菌作用があります。それから、生でも食べれるカニカマやちくわ、ああいうものに1回火を通していただくのも、工夫の1つだと思います。ちょっとした工夫でお弁当の持ちがよくなりますので、おかずも傷みにくいものを選ぶように日々気を付けていただきたいです。
長井:私、小学生・中学生とお弁当の学校だったので、母がお弁当を作ってくれるときに、夏場に梅干しを入れたりしてくれていました。
しらいさんには、お弁当を作るうえでおすすめの食材があるという。
しらい:ブロッコリーが、隙間のおかずとしては最強です。ブロッコリーってすごく栄養価が高くて、夏になると大きさがちょっと小さくなったりしますけど価格もあまりぶれません。あとは、冷凍野菜がたくさん出ているので、そういったものを使うのもいいかなと思います。
長井:ブロッコリーは房を多めに使ってもいいし、細かくしてもいい。茹でても炒めても使える万能な食材ですよね。そして、最近種類も豊富な冷凍野菜も、手軽に使えて便利とのことでした。
簡単おつまみは、お弁当にも
お弁当のメニューが決まったら、いよいよお弁当箱に詰めていく工程に入る。しらい流、「詰め方のポイント」は?しらいさんが活動する炊飯系フードユニット「ごはん同盟」は、3月17日に『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)を発売した。この本も、お弁当作りに役立つという。
ごはん同盟
しらいさんのレシピ本で、美味しく楽しく、そして笑顔になるようなお弁当を、気軽に作ってみては。
『JUST A LITTLE LOVIN'』のワンコーナー「PANG’ONO PANG’ONO」では、番組&長井が気になる内容を日替わりテーマでお伝えする。放送は毎週月~木曜の5時40分頃から。
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2023年4月19日28時59分まで
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番組情報
- JUST A LITTLE LOVIN'
-
月・火・水・木曜5:00-6:00