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ヤングスキニー、SNSでバンド結成した経緯を語る。“熱量”に胸を打たれた

ヤングスキニー、SNSでバンド結成した経緯を語る。“熱量”に胸を打たれた

ヤングスキニーのかやゆー(Vo./Gt.)とゴンザレス(Gt.)が結成秘話やファーストアルバムについて語った。

2人が登場したのは、J-WAVEで放送された『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、世良マリカ)のワンコーナー「MUSIC+1」。オンエアは3月16日(木)。

ヤングスキニーは3月15日にファーストアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』をリリースした。

ツイッターでバンドメンバーを募集

ヤングスキニーは2020年に結成した平均20歳の4ピースバンド。2021年に『世界が僕を嫌いになっても』のミュージックビデオを公開するとSNSを中心に反響を呼び、TikTokでヒット。現在、ミュージックビデオの再生回数は125万回を突破。先月、満を持してメジャーデビューを果たした。

サッシャ:出身地もいろいろだそうですけど、バンドはどうやって結成したんですか。

かやゆー:僕がもともと高校時代から弾き語りをやってて、趣味の感覚でYouTubeとかに投稿してて。その流れでちょっとバンドをやってみようかなと思ってツイッターでバンドメンバーを募集したら、それを見つけて「バンドやりたいです」って応募してきてくれたメンバーが今のメンバーです。

ゴンザレス:僕もツイッターを見て、そこで声をかけました。そのとき僕がギターを始めて3カ月くらいだったんですけど、バンドを組みたいなってちょうど思ってて、そのタイミングで投稿を見たので。

サッシャ:2、3カ月でよく応募しましたね。

ゴンザレス:後悔したくなかったので。(かやゆーが)めちゃくちゃ才能を持ってるな、って僕でもわかったので。すごい歌声とメロディーいいなって。これ絶対に声かけようと思って。

かやゆー:オーディションのかたちでDMで動画を送ってもらって。でも2、3カ月だからめちゃくちゃ下手くそだったし、服装も今はいい感じになってますけど、その頃は大学デビューみたいな感じのすごくダサい服装をしてて。絶対にこいつはやめようと思ってたんですけど、DMのメッセージだけは熱量がすごくて、こいつとちょっとやりたいかもって思って彼にしました。今となってはその熱量をかってよかったなって。

サッシャ:ゴンザレスさんは、めっちゃ練習したんですか。

ゴンザレス:とりあえず迷惑かけるのだけは嫌だなと思ったので、死ぬ気でやりましたね。今もなんですけど。

かやゆーは「技術というよりかは人間性で『この人だったら気が合いそうだし、やっていけるな』っていう基準で選んだから、今も友だちくらいの感覚でバンドをやれている」と語る。

かやゆー:メンバーで旅行とか行きます。

サッシャ:えっ、一緒に旅に行くんですか。

かやゆー:今回は忙しくて行けなかったんですけど、山梨の富士急ハイランドに行ったりバーベキューに行ったり、スノボーに行ったり。

サッシャ:本当に大学生みたいですね。

かやゆー:大学のサークルみたいな感覚でやってますね。

「ツイッターとかで言うと叩かれるけど、曲にするからいいんだなって」

ヤングスキニーは3月15日にファーストアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』をリリースした。

サッシャ:すごいタイトルですよね。これは収録曲『ごめんね、歌にして』の歌詞から取っているんですよね。

かやゆー:そこから取ったんですけど、こういう曲が集まったからこのタイトルにしようとか、こういうタイトルにするからこういう曲をって思ったわけじゃなく、シンプルにこれをタイトルにしたいなって思って。でも自分自身、曲を作るうえでそこまで自覚はしてないんですけど、自分で作った曲を見ると、これツイッターとかで言うと叩かれるけど、曲にするからいいんだなっていう。言えないことも曲にしたりしてるんで。

サッシャ:結構、描写がリアルなんですけど、どうなんですか? ダメな自分だったりヒモだったり(を描いていますけれど)。

かやゆー:それも曲にしちゃえばいいかなと思って(笑)。多分、バンドマンじゃなかったら成り立ってなかったかもしれないですね。

サッシャ:結構真実?

かやゆー:真実です。

サッシャ:ライブでも、僕はそういうタイプだからと行ったそうですね。

かやゆー:1曲目にやった『ヒモと愛』はヒモじゃなかったら書けないじゃないですか(笑)。
サッシャ:ここまではっきり言うと気持ちいいね(笑)。

かやゆー:いい意味でヒモだったってことですね。

世良:歌にしたからかっこいい感じになったと。

かやゆー:そうですね。バンドマンで助かりました(笑)。

サッシャ:アルバムのリリース日には東京・代々木公園野外音楽堂でフリーライブをやって、動員数が1万人だったそうですけど、1万人ってどういう風景ですか?

かやゆー:びっくりしましたよ。僕たちは来てくれた方に入場券みたいなものを5000枚用意してたんです。なんなら2000人くらいかなって思ってたんですけど、入場券が足りなくて、フェスのメインステージに立ってるのかなってくらいの感覚でしたね。俺らが後ろ見えなかったからね。最高でした。

基本ノーセットなんだけど…

番組では、恒例企画「あなたの携帯に入ってる写真を見せて!」を実施。かやゆーとゴンザレスがSNSでも未公開の写真を紹介した。

まずはゴンザレスがメンバー4人が写る1枚をセレクトした。



ゴンザレス:メジャーデビューのタイミングでアーティスト写真を撮ったとき、服どうしようってみんなで言ってたときで。左から見てもらうとうれしいんですけど、みんなキマってて、最後僕は「大阪のおばちゃん?」みたいになっちゃって。1人で着て見てたときはいい感じかなって思ったんですけど、みんなの反応があやしいんですよ。

かやゆー:俺らも気を使って「いい感じだね」って言ってたけど、みんなが気を使ってるなってわかりだして、「この衣装はやめようか」って言って、今はちゃんとカッコいい衣装になってアーティスト写真になりました。

一方、かやゆーは、「一見普通の写真だけど…」と1枚の写真を紹介した。



かやゆー:普通にヘアセットしている写真ですけど、『東京』っていう曲をシングルで出したときがあって、このジャケットを撮るときに撮った1枚なんですけど。僕もこだわりなかったので、ヘアセットは「おまかせで」って頼んだんですよ。そしたら、僕は基本ノーセットのストレートのマッシュでやってるんですけど、初めてパーマをかけられて、自分も気を使って違うとは言えず「めっちゃいいです!」「初めてこんなセットされました」って言って。

サッシャ:(笑)。

かやゆー:それで撮影しようかってくらいに、やっぱり自分のなかでちょっと引っかかるところがあって、「すみません。もう一回やり直してもらってもいいですか?」って言ったときの、ジャケ写にならなかったときの1枚ですね。もし俺が言えなかったらジャケットはこのパーマになってましたね。

ヤングスキニーは4月から「歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていたワンマンツアー」を開催する。

ヤングスキニーの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。

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月・火・水・木曜
9:00-13:00