クリエイティブチーム「やる気あり美」の太田尚樹さんが、Podcastのプログラムや、誰かの相談に乗るときに気をつけていることについて語った。
太田さんが出演したのはJ-WAVEで放送中の番組『JUST A LITTLE LOVIN'』(ナビゲーター:長井優希乃)のワンコーナー「LIVING ON THE EARTH」。ここでは2月22日(水)のオンエアをテキストで紹介する。
『そうだ!ゲイにカミングアウト』という名前の番組では、どういった内容を届けているのだろうか。
太田:リスナーの皆さんから、身近な人にはなかなかいえないお悩みや、聞いてほしい話を私たちに投稿していただいて、その内容について一緒に考えるというのを軸にしながら、ただフリートークで終わる回もあります。
長井:最高です。「やる気あり美」として週1のペースで更新されていますが、セクシャルマイノリティに限らず多くの人から悩みを募っているんですね。お悩み相談というジャンルを選んだのは、なぜでしょうか。
太田:自分が「やる気あり美」を始めて驚くことがいくつかあったんですけど、いちばんびっくりしたのが、いろんな方から僕に対してカミングアウトをされることが本当に増えたことです。急に「離婚しまして」と言われたり、「こういう病気を実は抱えていて」とかもありますし、ちょっとクスっとくることから本当にシリアスなことまで、いろいろ言われるようになったんです。そういうときに、「もしかすると、自分たちには話しやすいみたいなことがあるのかもしれないな」と思ったのが、このジャンルを選んだきっかけです。
長井:どんなお悩みが届くのでしょうか。
太田:多種多様なんですけど、一例として最近、「憧れの職に就いたはいいが、あまりの激務に先輩たちも辞めていくし、転職を考えている。でも親には『夢が叶ったんだから頑張りなさいよ』と言われる」というものがありました。
太田:行間を読む、文字間を読むことです。僕自身が文章を書くので、やっぱり一行と一行のあいだとか、言葉と言葉のあいだに本音が隠れていることってたくさんあるなって、実感しているんですね。なので、いただいたお便りの行間、文字間を読むつもりで「この人、本当は何を感じているんだろうな」とか「この書き方は、本当はこっちがいやなんじゃないかな」「本当は悩んでいるのはここじゃないか」というのを見つけるようにしています。
長井:先ほど「みんな自分たちには話しやすいのかも」とおっしゃっていましたけど、これかなと思いました。言っていることを言葉通りに断罪しないというか。そういう姿勢が普段の太田さんのおしゃべりにもあるので、聞いている側も自然体って大事だなって気づかされます。
さらに長井は、太田さんに今後チャレンジしたいことは何かと、質問する。
太田:最近はPodcastしか定期更新できていないところもあるので、久しぶりにほかのコンテンツ、アニメとか動画とか記事とかを作りたいと思っています。あとは、ラジオっ子で育っているので、Podcastの相方もラジオの仕事をさせてもらえるように頑張りたいねって、ずっといっています。頑張ります!
長井:Podcast、以前私も出演させていただいたことがあるのですが、本当に面白くて、エネルギーがチャージされる番組です。お話を伺うなかで、太田さんの「相手の気持ちを汲み取る工夫」も垣間見ることができました。行間を読む、そして言葉の裏にある感情を想像する。これってとても大事ですよね。LINEやTwitterなどのSNSでも、文字の裏にいる人間、感情を想像して、そこでできるだけ相手と対話するというのが大切だなと改めて思いました。太田さん、本当に相手を包み込んでくれる自然体で、断罪されないという安心感があって、そういうふうに人と丁寧に向き合う姿が、多くの方を引き寄せる魅力になっているんだよなぁと感じました。
太田さんが出演するPodcastプログラム『そうだ!ゲイにカミングアウト』は、Apple PodcastやSpotifyなどでも配信中。
『JUST A LITTLE LOVIN'』のワンコーナー「LIVING ON THE EARTH」では、豊かさや幸せについて考えるヒントを、ゲストを迎えてお届けする。放送は毎週月~木曜の5時15分頃から。
太田さんが出演したのはJ-WAVEで放送中の番組『JUST A LITTLE LOVIN'』(ナビゲーター:長井優希乃)のワンコーナー「LIVING ON THE EARTH」。ここでは2月22日(水)のオンエアをテキストで紹介する。
幅広いお悩みを募る『そうだ!ゲイにカミングアウト』
LGBTQ+に関する情報を発信する、クリエイティブチーム「やる気あり美」。その編集長として活動する太田さんが、活動の一環として続けているのが、Podcastプログラムだ。『そうだ!ゲイにカミングアウト』という名前の番組では、どういった内容を届けているのだろうか。
太田:リスナーの皆さんから、身近な人にはなかなかいえないお悩みや、聞いてほしい話を私たちに投稿していただいて、その内容について一緒に考えるというのを軸にしながら、ただフリートークで終わる回もあります。
長井:最高です。「やる気あり美」として週1のペースで更新されていますが、セクシャルマイノリティに限らず多くの人から悩みを募っているんですね。お悩み相談というジャンルを選んだのは、なぜでしょうか。
太田:自分が「やる気あり美」を始めて驚くことがいくつかあったんですけど、いちばんびっくりしたのが、いろんな方から僕に対してカミングアウトをされることが本当に増えたことです。急に「離婚しまして」と言われたり、「こういう病気を実は抱えていて」とかもありますし、ちょっとクスっとくることから本当にシリアスなことまで、いろいろ言われるようになったんです。そういうときに、「もしかすると、自分たちには話しやすいみたいなことがあるのかもしれないな」と思ったのが、このジャンルを選んだきっかけです。
長井:どんなお悩みが届くのでしょうか。
太田:多種多様なんですけど、一例として最近、「憧れの職に就いたはいいが、あまりの激務に先輩たちも辞めていくし、転職を考えている。でも親には『夢が叶ったんだから頑張りなさいよ』と言われる」というものがありました。
行間・文字間に隠れた「本当の気持ち」を汲み取る
さまざまな内容のお悩みに答える太田さんが、人の悩みとの向き合い方で意識していることとは。太田:行間を読む、文字間を読むことです。僕自身が文章を書くので、やっぱり一行と一行のあいだとか、言葉と言葉のあいだに本音が隠れていることってたくさんあるなって、実感しているんですね。なので、いただいたお便りの行間、文字間を読むつもりで「この人、本当は何を感じているんだろうな」とか「この書き方は、本当はこっちがいやなんじゃないかな」「本当は悩んでいるのはここじゃないか」というのを見つけるようにしています。
長井:先ほど「みんな自分たちには話しやすいのかも」とおっしゃっていましたけど、これかなと思いました。言っていることを言葉通りに断罪しないというか。そういう姿勢が普段の太田さんのおしゃべりにもあるので、聞いている側も自然体って大事だなって気づかされます。
さらに長井は、太田さんに今後チャレンジしたいことは何かと、質問する。
太田:最近はPodcastしか定期更新できていないところもあるので、久しぶりにほかのコンテンツ、アニメとか動画とか記事とかを作りたいと思っています。あとは、ラジオっ子で育っているので、Podcastの相方もラジオの仕事をさせてもらえるように頑張りたいねって、ずっといっています。頑張ります!
長井:Podcast、以前私も出演させていただいたことがあるのですが、本当に面白くて、エネルギーがチャージされる番組です。お話を伺うなかで、太田さんの「相手の気持ちを汲み取る工夫」も垣間見ることができました。行間を読む、そして言葉の裏にある感情を想像する。これってとても大事ですよね。LINEやTwitterなどのSNSでも、文字の裏にいる人間、感情を想像して、そこでできるだけ相手と対話するというのが大切だなと改めて思いました。太田さん、本当に相手を包み込んでくれる自然体で、断罪されないという安心感があって、そういうふうに人と丁寧に向き合う姿が、多くの方を引き寄せる魅力になっているんだよなぁと感じました。
太田さんが出演するPodcastプログラム『そうだ!ゲイにカミングアウト』は、Apple PodcastやSpotifyなどでも配信中。
『JUST A LITTLE LOVIN'』のワンコーナー「LIVING ON THE EARTH」では、豊かさや幸せについて考えるヒントを、ゲストを迎えてお届けする。放送は毎週月~木曜の5時15分頃から。
番組情報
- JUST A LITTLE LOVIN'
-
月・火・水・木曜5:00-6:00