BTS事務所「HYBE」が「SMエンターテインメント」の筆頭株主に…その真意は?

音楽プロデューサーのシン・ウィスが、話題の韓国エンタメニュースを紹介した。

ウィスが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』(ナビゲーター:ハリー杉山・ジェニー)。ここでは2月11日(土)のオンエア内容をテキストで紹介する。

注目の韓国エンタメニュースをピックアップ

2023年も注目トピックが盛りだくさんの韓国エンタメ。今回は、音楽プロデューサーであり、『ハングルッ!ナビ』(Eテレ)などに出演するシン・ウィスをゲストに招き、最新の韓国エンタメ情報を訊いた。

1:HYBEがSMエンターテインメントの筆頭株主に!

ウィス:BTSが所属する大手芸能事務所「HYBE」が、東方神起や少女時代などを輩出してきた芸能事務所「SMエンターテインメント」の筆頭株主になるとの発表がありました。SMエンターテインメントの創業者が保有する株をおよそ4200億ウォン(約440億円)で取得し、持ち分は約15パーセントになったと報道されております。

ハリー:ライバル会社の筆頭株主になるなんて。そもそも、なぜSMが売るのかも気になります。

ウィス:もともと、2社はそこまで仲良くはなかったんですよ。韓国のNAVERという一番大きいポータルサイトを持つウェブ系の会社とSMはいろんなコラボをしてきたんですね。だけど、HYBEが大きくなったことで、NAVERはいろんなプロジェクトをHYBEとするようになったんです。

良好とは思えない関係性のなか、SMエンターテインメントはなぜHYBEに株を売る決断をしたのだろう?

ウィス:そもそもSMエンターテインメントの筆頭株主は創業者であるイ・スマンさんで、2番目と3番目の株主はイ・スマンさんの甥っ子と元マネージャーさんだったんですね。でもそのふたりが、カカオトークなどを作っているウェブ会社と組み、イ・スマンさんを追い出そうとしました。

危機を感じたイ・スマンは、ライバル会社であったHYBEに協力を求めたという。

ハリー:なるほど! SMの代表とHYBEがタッグを組んだと見ていいのでしょうか?

ウィス:そう見るのが正しいと思います。今までSMエンターテインメントが積んできた30年間の経験やノウハウを、HYBEにシェアすることになると思いますね。HYBEは時代に合う戦略を立てている会社なので、その新しい感覚とSMエンターテインメントの長年の経験がウィンウィンの効果を生み出すのではないでしょうか。

2:LE SSERAFIM『FEARLESS』が日本レコード協会のプラチナ認定を獲得

LE SSERAFIM FEARLESS OFFICIAL M/V

ウィス:LE SSERAFIMが1月25日にリリースした、日本のファーストシングル『FEARLESS』が、2023年1月基準で累積出荷数25万枚以上を突破し、ゴールドディスクのプラチナ認定を獲得しました。現在活動している第4世代のK-POPガールズグループのなかで初めてのプラチナ認定です。

ハリー:先月、ウィスさんやジェニーと一緒にLE SSERAFIMの日本デビューのお披露目会に行かせていただきました。ウィスさんも楽しみましたよね?

ウィス:楽しかったです。メンバー5人の、普段メディアでは見られないような魅力的なポイントを感じることができましたね。

ハリー:ウィスさんはそのあともLE SSERAFIMと仕事をしたんでしょう?

ウィス:とある番組のインタビューでLE SSERAFIMと収録させていただきました。ずっと僕のことを見ているメンバーがいたんですよ!

ジェニー:それはそうだよ、会話をしているんだから(笑)。

ウィス:僕が一言言ったらみんな笑いが止まらない。

ハリー:ファンから怒られるよ(笑)。

さらにウィスは、LE SSERAFIMからもらったサインを持参した。

ジェニー:めっちゃいいじゃん!

ウィス:カタカナで「シン・ウィス」って書いてある、「シン」のところが一瞬「ツソ」に見えるんですよね(笑)。

ジェニー:かわいいね(笑)。頑張って書いてくれたのかな。

『POP OF THE WORLD』(ナビゲーター:ハリー杉山・ジェニー)は毎週土曜の6:00-8:00にオンエア。
番組情報
POP OF THE WORLD
毎週土曜
6:00-8:00

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