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岸井ゆきの「水と愛情を与えています」2023年の抱負は?

岸井ゆきの「水と愛情を与えています」2023年の抱負は?

第72回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門に出品された映画『ケイコ 目を澄ませて』が絶賛拡大公開中! その大ヒット御礼舞台挨拶が1月11日都内劇場で行われ、主演の岸井ゆきのと三宅唱監督が参加した。
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昨年12月16日の公開初日から作品を絶賛する口コミが映画ファンを中心にSNSで一気に広がり、その週の初日満足度ランキングで第1位を獲得。毎日映画コンクールやブルーリボン賞など国内映画祭でも次々にノミネートされるなど話題になっている。
公開初日からそろそろ1ヶ月。岸井は「いまだに上映が続いているのが嬉しい」とロングラン上映を喜びながら「SNSなどで感想を発信してくださる方が多くて、自分の知らないところまで作品が飛び立っていることを感じます」と反響を実感している。
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聴覚障害のボクサー・小笠原恵子さんをモデルにしたケイコを熱演した岸井は、現在もボクシングトレーニングを続けているという。「今の自分であのときのケイコに勝ちたいと思う。まだ自分がケイコを追いかけているような印象があって、ケイコみたいにかっこよくなりたいとも思う。撮影当時に比べて私のパンチは軽くなってはいるけれど、スピードでは勝てるのでは?」とケイコをライバル視。

ちなみに繰り出してスカッとするパンチは「フック」といい「フックはパンチを出して一番衝撃が来るし、受け止めている感じもあるし、投げている感じもあって、その両方を体で感じることが出来る。撮影当時はフックの練習で腕の付け根の筋肉がムキムキになって、ガツンとパンチが入っていました」と照れながらも報告していた。
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また2023年の抱負について聞かれた岸井は「種から植物を育てていて、ハーブと野菜が去年芽吹きました。今年はその野菜を自分で獲って食べたい」と笑顔で「土から芽吹いたときは感動! 継続的に水と愛情を与えています。毎日育った葉っぱを見て『どんなんだい?』と見ている時間が大好き」と栽培にハマっているようだった。

(取材=石井隼人)

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