2023年に勢いのある星座、金運、恋愛運、仕事運などについて、占星術研究家の鏡リュウジが語った。
鏡が登場したのは、J-WAVEで1月3日(火)に放送された『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」。
鏡:特徴としては、木星という1年間を表す星がうお座に後半いました。うお座が表しているのは「目に見えない世界」といったことなので、政治と宗教の問題が出てきたりとか、あとはフェイクニュースみたいなものがあったと思います。その分いろいろな人は「優しさを発揮していこう」という気持ちが強く出てきたかなと。いいことも悪いことも両方あるかなという感じです。まさか、ということがこの10年ぐらい毎年続いていますよね。
クリス:年も明けて、どういう影響を私たちは受けられるんでしょうか。
鏡:ひとつ大きな特徴としては冥王星という星がみずがめ座に入ります。また戻るんですが、24年ぐらいから本格的に入ってくるんです。この冥王星という星はサイクルがすごく長いんです。大体1周で250年ぐらいかかるんです。だから大きな時代の変化の予兆の年という風に占星術では言われます。前回、冥王星がみずがめ座に入ったときにはなにが起こったかと言うと、フランス革命とかアメリカの独立とか。
クリス:そんなときなんですね。
鏡:その前はコペルニクスが宇宙観をひっくり返したということが特徴です。その2つを考えてみると、コペルニクスのときは宇宙のなかにおける地球の位置というか、そういうところに大きな革命が起こって。前回のときは、それまで絶対的に偉かった王様と民衆の人々のあいだに革命が起こったと。今回、もし革命が起こるとしたらなんだろうなと考えると、たとえばAIとか機械のようなものが出てきたりとか、あるいは地球の自然界のなかにおける人間の位置。これまで人間中心で考えてきたけど、それとは違う人間の立ち位置を考え直すみたいな。そういうことが長いスパンでは出てくるんじゃないかなと。もう、そういう風になってきているかもしれないですよね。ここ数年のパンデミックを考えても。
クリス:ある1日で変わるほうが怖いですから、ゆるりとね。でもそういうことに気運がいっているということですよね。
鏡:我々が日々どうやって生きていくのかとか、そういった小さなことを変えていくきっかけになるかもしれないですしね。
リスナーからは、こんな質問が届いた。
「今年、冥王星がみずがめ座に移動することが怖いです。土星がみずがめ座にいるときでさえしんどいのに、破壊の星の冥王星がみずがめ座に入るとどうなっちゃうのか心配です。また、土星がうお座に入ると土星リターンになるので、気を付けたほうがよいことを知りたいです」
鏡:冥王星というのは、英語で言うとプルートという冥界の王様の星なので、名前からして怖い響きがあるんです。だけど単純に怖いだけではなくて、みずがめ座の人みんなに、そんなにヤバいことが起こるわけはないんです。だけどひとつ想像を膨らませるとすれば、冥王星は目に見えないこととか自分の心のなかの深い気持ちとか欲望とかなので「本当は自分がこういうことをしたかったんだな」ということにもう1回気が付いていくタイミングになるかなという気はします。
クリス:それはみずがめ座の方は特に?
鏡:みずがめ座の前半の方はそうかもしれないです。
クリス:さっきの話からすると全体的にもということですかね。
鏡:そうですね。みずがめ座が象徴するものというのは人間性とか、もうひとつはテクノロジーということです。
鏡は短期的な星の動きについても語った。
鏡:木星という星がおひつじ座にあるのですが、これは12星座のトップなんです。だからなにか物事を始めるとか、スタートさせるとか、そういうこと全般にはとってもいいので「なにかやりたいな」と思っていることがあったら、みなさんぜひ一歩を踏み出していただけるといいなと。特に今年の5月ぐらいまでですね。始めちゃいましょう。
クリス:気を付けたほうがいいことはありますか?
鏡:このメールにもありましたが、土星がうお座に入ったりするので「心配しすぎること」ですね。みんな起こってもないことを心配しているから(笑)。
鏡:去年の12月からそのサイクルに入っていますが、おひつじ座の方です。特に5月ぐらいまで。気が早いですが今年の後半を考えると、おうし座です。
クリス:えー!
鏡:みなさんクリスさんがおうし座なのはご存じだと思います。木星がおひつじ座に入っていて、5月の中旬に木星が次の星座のおうし座に入ります。木星が入っている星座というのは12年に1回の幸運期と言われているので、ぜひおひつじ座の方、おうし座の方はこうご期待。毎回これを言うと、1年ぐらい経ってまたこの番組に呼んでいただけたら「なにもいいことがなかったよ」と怒られることが多々あります。
クリス:私、忘れちゃうんですよね(笑)。
鏡:そのときに始めたことが次のスパン、いいサイクルに入っていくという風に考えていただいて。ポジティブに新しいことを始めていただけるといいなと思います。金運がいいなと思うのは、前半はうお座の方。木星がマネーのハウスに入るんです。今まで続けてきたこと、始めたことを実際的な形にしていくのが良いのが今年前半と考えていただいて。欲しかったものがあったら買ってもいいかもしれないし、なにか目に見える形で今やっていることをしていくのがいいような気がします。
クリス:恋愛は?
鏡:シングルの方を考えると12月からかな? てんびん座の方はいいんじゃないでしょうか。新しい出会いがあったりとか。もともとてんびん座の人は人間関係をハンドリングするのがお上手なんですが、よりその力が発揮できそうです。いまこんな状態だから、なかなかみんなで集まってとは言えないかもしれないけど、少人数で集まったほうが話も深くできるでしょうし。
クリス:自分がてんびん座の場合もですけど、相手がてんびん座の場合も乗っていけばいいんですか?
鏡:そうですね。相手の手のひらで転がしてもらえればいいんじゃないでしょうか(笑)。
クリス:転がして(笑)。ちょっとあやかる、つながるというか。
鏡:てんびん座の人は人と人をつなげるのが上手だったりするから、てんびん座の方と仲良くしておくと、そこから広がった人の輪のなかで新しい出会いがあるかもしれないです。
クリス:仕事運は?
鏡:教科書的に言うと、かに座の方。これはいままでやってきたことが認められたりとか、なにか自分からアピールすると社会的に受け入れてもらえたりという暗示があります。うお座の方は3月以降、プレッシャーは強くなりますが、その分やりがいのあることにしっかり向き合えるようなタイミングになりそうです。
鏡による星座別ひとこと星占いは『GOOD NEIGHBORS』オフィシャルサイトへ。
鏡:ここ数年で変わってきたなと思うのが、イギリスの占星術のソサエティに行くと、かつては男性も女性もいるけど白人の方がほとんどだったんです。それが最近はいろいろな国籍の方とかアジア系の方とかが増えています。アメリカに行くと顕著なんですが、たとえば黒人の方たちのグループができたりとか、性的少数者のグループができたりと多様になってきていますね。
クリス:それこそ時代というくくり方なのかわかりませんが、鏡さんは東京アストロロジー・スクールの講師をされていて、今度第6期がスタートになります。占星術を訊いたりとか星占いを見る、聞くというのはありますが、読み解く面白さもありますし、自分でその力をつけたいというのもあるんでしょうか。スクールをやってらしてどうですか?
鏡:一昔前は我々がラジオで話をしたり、雑誌で書いたりしたことを楽しんでもらうというのが中心だったと思います。いまはSNSとかで自分で発信したいという方が増えているんです。それが当たるかどうかは別として、たとえて言うと短歌とか俳句を詠むみたいな感覚で星を読むことを趣味にしたりとか。それを考えるとクリスさん、我々がやらせていただいていた「STARMAN」って……。
クリス:懐かしい(笑)。J-WAVEの朝の『BOOM TOWN』という番組で「STARMAN」という星占いのコーナーがありました。
鏡:毎日やらせていただきました。あれは先駆的でしたよね。自分で言うのもなんだけど(笑)。
クリス:なんならドラマ仕立てにやっていて(笑)。
鏡:そうですよ(笑)。
クリス:小芝居もしたりして。今れば自分がやる気が出るのかと。自分の性格と自分の星との兼ね合いを読み解けるほうがいいですね。
鏡:自分のモヤッとした気持ちを別の言葉で表現できるツールにしてもらえると一番いいかなと思います。
J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」は毎週月曜から木曜の14時10分ころから。
鏡が登場したのは、J-WAVEで1月3日(火)に放送された『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」。
大きな時代の変化
鏡はまず「時代の変化が星を上回っている感じがする」と、星の位置とともに昨年の2022年を振り返っていった。鏡:特徴としては、木星という1年間を表す星がうお座に後半いました。うお座が表しているのは「目に見えない世界」といったことなので、政治と宗教の問題が出てきたりとか、あとはフェイクニュースみたいなものがあったと思います。その分いろいろな人は「優しさを発揮していこう」という気持ちが強く出てきたかなと。いいことも悪いことも両方あるかなという感じです。まさか、ということがこの10年ぐらい毎年続いていますよね。
クリス:年も明けて、どういう影響を私たちは受けられるんでしょうか。
鏡:ひとつ大きな特徴としては冥王星という星がみずがめ座に入ります。また戻るんですが、24年ぐらいから本格的に入ってくるんです。この冥王星という星はサイクルがすごく長いんです。大体1周で250年ぐらいかかるんです。だから大きな時代の変化の予兆の年という風に占星術では言われます。前回、冥王星がみずがめ座に入ったときにはなにが起こったかと言うと、フランス革命とかアメリカの独立とか。
クリス:そんなときなんですね。
鏡:その前はコペルニクスが宇宙観をひっくり返したということが特徴です。その2つを考えてみると、コペルニクスのときは宇宙のなかにおける地球の位置というか、そういうところに大きな革命が起こって。前回のときは、それまで絶対的に偉かった王様と民衆の人々のあいだに革命が起こったと。今回、もし革命が起こるとしたらなんだろうなと考えると、たとえばAIとか機械のようなものが出てきたりとか、あるいは地球の自然界のなかにおける人間の位置。これまで人間中心で考えてきたけど、それとは違う人間の立ち位置を考え直すみたいな。そういうことが長いスパンでは出てくるんじゃないかなと。もう、そういう風になってきているかもしれないですよね。ここ数年のパンデミックを考えても。
クリス:ある1日で変わるほうが怖いですから、ゆるりとね。でもそういうことに気運がいっているということですよね。
鏡:我々が日々どうやって生きていくのかとか、そういった小さなことを変えていくきっかけになるかもしれないですしね。
リスナーからは、こんな質問が届いた。
「今年、冥王星がみずがめ座に移動することが怖いです。土星がみずがめ座にいるときでさえしんどいのに、破壊の星の冥王星がみずがめ座に入るとどうなっちゃうのか心配です。また、土星がうお座に入ると土星リターンになるので、気を付けたほうがよいことを知りたいです」
鏡:冥王星というのは、英語で言うとプルートという冥界の王様の星なので、名前からして怖い響きがあるんです。だけど単純に怖いだけではなくて、みずがめ座の人みんなに、そんなにヤバいことが起こるわけはないんです。だけどひとつ想像を膨らませるとすれば、冥王星は目に見えないこととか自分の心のなかの深い気持ちとか欲望とかなので「本当は自分がこういうことをしたかったんだな」ということにもう1回気が付いていくタイミングになるかなという気はします。
クリス:それはみずがめ座の方は特に?
鏡:みずがめ座の前半の方はそうかもしれないです。
クリス:さっきの話からすると全体的にもということですかね。
鏡:そうですね。みずがめ座が象徴するものというのは人間性とか、もうひとつはテクノロジーということです。
鏡は短期的な星の動きについても語った。
鏡:木星という星がおひつじ座にあるのですが、これは12星座のトップなんです。だからなにか物事を始めるとか、スタートさせるとか、そういうこと全般にはとってもいいので「なにかやりたいな」と思っていることがあったら、みなさんぜひ一歩を踏み出していただけるといいなと。特に今年の5月ぐらいまでですね。始めちゃいましょう。
クリス:気を付けたほうがいいことはありますか?
鏡:このメールにもありましたが、土星がうお座に入ったりするので「心配しすぎること」ですね。みんな起こってもないことを心配しているから(笑)。
勢いのある星座
鏡は「今年勢いがある星座」について、具体的にいくつかの星座を挙げながら語った。鏡:去年の12月からそのサイクルに入っていますが、おひつじ座の方です。特に5月ぐらいまで。気が早いですが今年の後半を考えると、おうし座です。
クリス:えー!
鏡:みなさんクリスさんがおうし座なのはご存じだと思います。木星がおひつじ座に入っていて、5月の中旬に木星が次の星座のおうし座に入ります。木星が入っている星座というのは12年に1回の幸運期と言われているので、ぜひおひつじ座の方、おうし座の方はこうご期待。毎回これを言うと、1年ぐらい経ってまたこの番組に呼んでいただけたら「なにもいいことがなかったよ」と怒られることが多々あります。
クリス:私、忘れちゃうんですよね(笑)。
鏡:そのときに始めたことが次のスパン、いいサイクルに入っていくという風に考えていただいて。ポジティブに新しいことを始めていただけるといいなと思います。金運がいいなと思うのは、前半はうお座の方。木星がマネーのハウスに入るんです。今まで続けてきたこと、始めたことを実際的な形にしていくのが良いのが今年前半と考えていただいて。欲しかったものがあったら買ってもいいかもしれないし、なにか目に見える形で今やっていることをしていくのがいいような気がします。
クリス:恋愛は?
鏡:シングルの方を考えると12月からかな? てんびん座の方はいいんじゃないでしょうか。新しい出会いがあったりとか。もともとてんびん座の人は人間関係をハンドリングするのがお上手なんですが、よりその力が発揮できそうです。いまこんな状態だから、なかなかみんなで集まってとは言えないかもしれないけど、少人数で集まったほうが話も深くできるでしょうし。
クリス:自分がてんびん座の場合もですけど、相手がてんびん座の場合も乗っていけばいいんですか?
鏡:そうですね。相手の手のひらで転がしてもらえればいいんじゃないでしょうか(笑)。
クリス:転がして(笑)。ちょっとあやかる、つながるというか。
鏡:てんびん座の人は人と人をつなげるのが上手だったりするから、てんびん座の方と仲良くしておくと、そこから広がった人の輪のなかで新しい出会いがあるかもしれないです。
クリス:仕事運は?
鏡:教科書的に言うと、かに座の方。これはいままでやってきたことが認められたりとか、なにか自分からアピールすると社会的に受け入れてもらえたりという暗示があります。うお座の方は3月以降、プレッシャーは強くなりますが、その分やりがいのあることにしっかり向き合えるようなタイミングになりそうです。
鏡による星座別ひとこと星占いは『GOOD NEIGHBORS』オフィシャルサイトへ。
時代による変化
鏡は海外で実施されている占星術の学会で、近年起きている変化について語った。鏡:ここ数年で変わってきたなと思うのが、イギリスの占星術のソサエティに行くと、かつては男性も女性もいるけど白人の方がほとんどだったんです。それが最近はいろいろな国籍の方とかアジア系の方とかが増えています。アメリカに行くと顕著なんですが、たとえば黒人の方たちのグループができたりとか、性的少数者のグループができたりと多様になってきていますね。
クリス:それこそ時代というくくり方なのかわかりませんが、鏡さんは東京アストロロジー・スクールの講師をされていて、今度第6期がスタートになります。占星術を訊いたりとか星占いを見る、聞くというのはありますが、読み解く面白さもありますし、自分でその力をつけたいというのもあるんでしょうか。スクールをやってらしてどうですか?
鏡:一昔前は我々がラジオで話をしたり、雑誌で書いたりしたことを楽しんでもらうというのが中心だったと思います。いまはSNSとかで自分で発信したいという方が増えているんです。それが当たるかどうかは別として、たとえて言うと短歌とか俳句を詠むみたいな感覚で星を読むことを趣味にしたりとか。それを考えるとクリスさん、我々がやらせていただいていた「STARMAN」って……。
クリス:懐かしい(笑)。J-WAVEの朝の『BOOM TOWN』という番組で「STARMAN」という星占いのコーナーがありました。
鏡:毎日やらせていただきました。あれは先駆的でしたよね。自分で言うのもなんだけど(笑)。
クリス:なんならドラマ仕立てにやっていて(笑)。
鏡:そうですよ(笑)。
クリス:小芝居もしたりして。今れば自分がやる気が出るのかと。自分の性格と自分の星との兼ね合いを読み解けるほうがいいですね。
鏡:自分のモヤッとした気持ちを別の言葉で表現できるツールにしてもらえると一番いいかなと思います。
J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」は毎週月曜から木曜の14時10分ころから。
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