bonobosの蔡 忠浩(Gt/Vo)が、bonobos解散を控えた現在の心境や、お昼ごはん事情について語った。
蔡が登場したのは、11月12日(土)に放送されたJ-WAVEの番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐、山田玲奈)のワンコーナー「LUNCHTIME AVENUE」。
bonobosは11月2日にバンド最後となるオリジナルアルバム『.jp』をリリースした。
渡辺:蔡さんは「あのころこんな格好していました」という、自分のなかの伝説みたいなのがあったりしますか?
蔡:高校生のころにDCブランドがすごくはやっていて、でもまだ高校生だったので、ちょっと上の人たちが着ているのを見て「いいなあ」と憧れていたんです。だけどいざ僕がお金を持って「さあ」となったときにはブームが去ってました(笑)。
山田:ずっとご自身のファッションはそんなに変わらずきてますか?
蔡:いや、けっこう変わってますね。原色が好きなときもあったし。
渡辺:今日はちょっとシックな感じで。
蔡:最近は年齢のせいもあってか、落ち着いた感じになってしまいました(笑)。
山田:蔡さん率いるbonobosの解散カウントダウンは残り4カ月となりました。
渡辺:いまの時点ではどういうご心境ですか?
蔡:まずはアルバムが無事完成して、待っていたみなさんにお届けできたことの安堵感。あとは決まっているライブをとにかく毎回ちゃんと最高のものにするという、わりと「目の前のことを」という心境ですね。バンドは解散するんですけど、音楽、ミュージシャンをやめるわけではないので、次の新しいことを模索したり、企画したりというモードに入ってます。
渡辺:次の夢を持てる時期でもあるということですね。
蔡は楽曲制作のこだわりについて明かした。
渡辺:メンバーとはどういうコミュニケーションで音を作っているんでしょうか。もちろん蔡さんがかなり構築するんだとは思いますが。
蔡:デモの段階でかなり作りこんで、エフェクトとかギターといった楽器の配置もある程度決めて渡して、それを弾いてもらいます。運指的に、たとえば鍵盤だったら「手が届かない」といったこともあるので、それはお互いフィードバックしてもらってやってます。
渡辺:蔡さんは「弾ける」「弾けない」といったレベルは越えて1回構築しているんですね。
蔡:「この音が聴きたい」というのをまず出して、そこにいかに近づけるかというのをやっています。
渡辺:そこは弾くメンバーも苦労というか、乗り越えないといけないものがあるわけですね。
蔡:相当大変ですし「大変だ」って言われます(笑)。
渡辺:結果アルバムとして完成して、ひとつホッとしていると。ちゃんと手ごたえのあるものができてよかったですね。
蔡:コロナ禍でライブ活動ができないと同時に、制作はしていたんですけど、歌詞がまったく出てこないというのもちょうど重なって、丸々1年ぐらいなにもせず、とにかく本を読んだり映画を観たり音楽を聴いたり、インプットするだけみたいな時間を作らせてもらって。それで、乗り超えてやっとできたという。
渡辺:解散カウントダウンに入っているという特殊な状況でもあるし、コロナ禍という特殊な状況も乗り越えてきたと。蔡さんの長い生涯を考えると、特徴的な時期をすごされたんですね。
蔡:作品としてもかなり満足というか、到達という実感みたいなものはすごく強く感じています。
渡辺:蔡さんはどういうものが多いですか?
蔡:前の夜の残りものとかを適当にササッと(笑)。家にいるときは大体作業しているときが多いので、作業に没頭し始めるとずっとコーヒーとかになっちゃうんです。
渡辺:外に行くときは?
蔡:今日みたいにラジオに呼んでもらって六本木に来るとなると、そうしょっちゅう来るものでもないので、そういう場合は前の晩に調べておいしそうなところの目星をつけて食べに行くとか、そういうことをしたりします。スタジオの近くだったら気にいったそば屋があったら行って、天せいろをガッと食べたりとか。天せいろとかつけ鴨とか、そばを食べることが多いですね。
渡辺:いいですね。いま食べたいです。
蔡:食べたいです(笑)。
渡辺:そば前でちょっと一杯ひっかけて。
蔡:ああ、いいですね。生ビール飲みたくなりますね。
山田:(笑)。
bonobosの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
番組が注目するミュージシャンをはじめとして、各界で活躍する注目の人物を迎え、渡辺と山田が番組独自の視点でインタビューする20分間。「LUNCHTIME AVENUE」は毎週土曜日11時15分ごろから。
蔡が登場したのは、11月12日(土)に放送されたJ-WAVEの番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐、山田玲奈)のワンコーナー「LUNCHTIME AVENUE」。
bonobosは11月2日にバンド最後となるオリジナルアルバム『.jp』をリリースした。
憧れていたのに着られなかったファッションも?
この日の番組では「マイ・ファッション・クロニクル」というテーマでリスナーからメールを募集していた。それにちなんで蔡にもファッションにまつわるエピソードを尋ねた。渡辺:蔡さんは「あのころこんな格好していました」という、自分のなかの伝説みたいなのがあったりしますか?
蔡:高校生のころにDCブランドがすごくはやっていて、でもまだ高校生だったので、ちょっと上の人たちが着ているのを見て「いいなあ」と憧れていたんです。だけどいざ僕がお金を持って「さあ」となったときにはブームが去ってました(笑)。
山田:ずっとご自身のファッションはそんなに変わらずきてますか?
蔡:いや、けっこう変わってますね。原色が好きなときもあったし。
渡辺:今日はちょっとシックな感じで。
蔡:最近は年齢のせいもあってか、落ち着いた感じになってしまいました(笑)。
2023年3月に解散…今の気持ちは
bonobosは2023年3月3日の大阪・BIGCAT、3月5日の東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)をラストライブに解散することを発表。蔡が現在の胸の内を語った。山田:蔡さん率いるbonobosの解散カウントダウンは残り4カ月となりました。
渡辺:いまの時点ではどういうご心境ですか?
蔡:まずはアルバムが無事完成して、待っていたみなさんにお届けできたことの安堵感。あとは決まっているライブをとにかく毎回ちゃんと最高のものにするという、わりと「目の前のことを」という心境ですね。バンドは解散するんですけど、音楽、ミュージシャンをやめるわけではないので、次の新しいことを模索したり、企画したりというモードに入ってます。
渡辺:次の夢を持てる時期でもあるということですね。
蔡は楽曲制作のこだわりについて明かした。
渡辺:メンバーとはどういうコミュニケーションで音を作っているんでしょうか。もちろん蔡さんがかなり構築するんだとは思いますが。
蔡:デモの段階でかなり作りこんで、エフェクトとかギターといった楽器の配置もある程度決めて渡して、それを弾いてもらいます。運指的に、たとえば鍵盤だったら「手が届かない」といったこともあるので、それはお互いフィードバックしてもらってやってます。
渡辺:蔡さんは「弾ける」「弾けない」といったレベルは越えて1回構築しているんですね。
蔡:「この音が聴きたい」というのをまず出して、そこにいかに近づけるかというのをやっています。
渡辺:そこは弾くメンバーも苦労というか、乗り越えないといけないものがあるわけですね。
蔡:相当大変ですし「大変だ」って言われます(笑)。
渡辺:結果アルバムとして完成して、ひとつホッとしていると。ちゃんと手ごたえのあるものができてよかったですね。
蔡:コロナ禍でライブ活動ができないと同時に、制作はしていたんですけど、歌詞がまったく出てこないというのもちょうど重なって、丸々1年ぐらいなにもせず、とにかく本を読んだり映画を観たり音楽を聴いたり、インプットするだけみたいな時間を作らせてもらって。それで、乗り超えてやっとできたという。
渡辺:解散カウントダウンに入っているという特殊な状況でもあるし、コロナ禍という特殊な状況も乗り越えてきたと。蔡さんの長い生涯を考えると、特徴的な時期をすごされたんですね。
蔡:作品としてもかなり満足というか、到達という実感みたいなものはすごく強く感じています。
外出時はあらかじめお店選びを
番組ではゲストに「お昼ごはん事情」を尋ねている。蔡の食について話を聞いた。渡辺:蔡さんはどういうものが多いですか?
蔡:前の夜の残りものとかを適当にササッと(笑)。家にいるときは大体作業しているときが多いので、作業に没頭し始めるとずっとコーヒーとかになっちゃうんです。
渡辺:外に行くときは?
蔡:今日みたいにラジオに呼んでもらって六本木に来るとなると、そうしょっちゅう来るものでもないので、そういう場合は前の晩に調べておいしそうなところの目星をつけて食べに行くとか、そういうことをしたりします。スタジオの近くだったら気にいったそば屋があったら行って、天せいろをガッと食べたりとか。天せいろとかつけ鴨とか、そばを食べることが多いですね。
渡辺:いいですね。いま食べたいです。
蔡:食べたいです(笑)。
渡辺:そば前でちょっと一杯ひっかけて。
蔡:ああ、いいですね。生ビール飲みたくなりますね。
山田:(笑)。
bonobosの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
番組が注目するミュージシャンをはじめとして、各界で活躍する注目の人物を迎え、渡辺と山田が番組独自の視点でインタビューする20分間。「LUNCHTIME AVENUE」は毎週土曜日11時15分ごろから。
番組情報
- RADIO DONUTS
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毎週土曜8:00-12:00