音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治が、ベースに触れるようになったきっかけを語り、ベースが印象的な楽曲を紹介した。
亀田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のゲストコーナー。オンエアは11月11日(金)。
亀田:「お風呂」「生姜」「敬語」です。お風呂は本当に好きで、1日に5回ぐらい入るんですよ。
LiLiCo:ええ~!?
亀田:最低5回ぐらいになっちゃうんですよ。今日は朝にお風呂に入って、そのあとに仕事をして、ここに来る前にも入っているんですね。前の仕事を水に流して新しい気持ちで現場に入りたいので、なるべく入っています。
LiLiCo:とっても素敵で感動しています。
亀田:ありがとうございます! だから僕はいつもいい匂いがしますよ(笑)。
LiLiCo:お風呂には何か入れますか? 泡が出る系とか香り系とか。
亀田:入浴剤は好きですね。あとは、ジムに付いているスパを利用したりするので、移動中でもちょっと寄ったりします。
稲葉:すごいですねえ。
LiLiCo:私、湯船に1年で5回も入らないです。湯船にまったく浸からない人なの。
亀田:ええ!? バスタブをお歳暮で送りたい(笑)。
稲葉:バスタブがないわけじゃないんですよ(笑)。
LiLiCo:次の「生姜」っていうのは?
亀田:体が温まりますし、抵抗力が付くんですよね。お鍋とか何の料理にでも生姜をぶっこむ。生姜をパキっと折ってちょっとかじったりするのも好き。
LiLiCo:ええ!? でもおいしそう!
亀田:ピリッとしておつまみにも合いますよ。
亀田は誰に対しても敬語を使うことを意識しているそうだ。
亀田:昔、「現場では敬語を使うほうがいいよ」って先輩に言われたんです。歳を重ねてくるとわかるんですけど、僕が「LiLiちゃん」って言うとうさんくさくないですか(笑)?
LiLiCo:そんなことない(笑)。私はLiLiちゃんって呼ばれたいなあ。
亀田:いつもフレッシュな関係でいたいってところから始まっているので、すごく気を付けています。
LiLiCo:とても大事なことを3つの要素から学んだ気がしますね。
稲葉:2013年に亀田さんがナビゲーターを務めていたJ-WAVEの番組をきっかけに、クラウドファンディングを通して2014年にベースの日が正式認定されたそうです。以来、J-WAVEはベーシストのみなさんと一緒に毎年ベースの日を盛り上げています。亀田さんはJ-WAVEの特別番組『J-WAVE SPECIAL THE BASS DAY RADIO』のジングルも作られたんですよね。
LiLiCo:亀田さんはベース歴は何年ですか?
稲葉:14歳からですから、かれこれ45年ぐらい。
亀田がベースに興味を持ったきっかけは何だったのだろう?
亀田:そもそも、ベースに目を向ける前に、家にはギターが転がっていたんですよ。「あなたにも弾ける『禁じられた遊び』」みたいな付録つきのギターを母が通信講座か何かで買ったんです。
LiLiCo:あった(笑)!
亀田:昭和にはそういうのがあったんですよね。そのギターを母親が弾かないので、レコードでビートルズをかけてギターをポロンポロンと弾こうと思ったら、『Hello, Goodbye』のベースラインを追えちゃったんです。それが小学校5年生ぐらいのときですね。
稲葉:そこからなんですね。すごい出会い方ですね。
現在、亀田が所有しているベースの数は40~50本ほどだという。
亀田:いろんな用途で使い分けています。衝動買いしちゃったやつもあります。地方に行ったら楽器屋で散財。人間って勝手なもので、「この子が俺を呼んでる」って思っちゃうんですよ(笑)。
稲葉:運命の出会いみたいなものですね。
亀田:買っちゃって、そのあと実はあまり弾いてなかったりね。実際にレコーディングとかライブで弾くのは限られています。弾かないやつは大切に楽器庫を借りて、温度とか湿度をちゃんと管理してストックしていますよ。
LiLiCo:頭のなかでは「これはここにある」って把握しているの?
亀田:もちろん! どの子も忘れちゃいないからね。
LiLiCo:恋人だ(笑)!
【関連記事】亀田誠治×Yaffleが語る、音楽プロデュース論。アーティストとどう向き合うか?
LiLiCo:ベースの上手・下手ってどうやってわかるんですか? ベテランになると出る味というか。
亀田:やっぱり、いいベースは周りの楽器を引き立てる。グルーヴ、リズムがとても滑らかになだらかにつながっていく感じですかね。そう言ってもね、僕もうまく弾けないときがあって枕を涙で濡らす夜もあるんですよ。
稲葉:そんな日が亀田さんにもまだあるんだ!?
亀田:全然ありますよ! 完璧に弾けたって思ったことは1回もない。
LiLiCo:そういう考え方の人って成長するからね。そのほうがいいです。
亀田はベースを練習している人に向けて、「上達のコツ」をアドバイスした。
亀田:周りと合奏することです。自分1人だけで練習しない。音楽って相手がいるので、とにかく誰かと一緒に合奏するのが一番上達に近づくと思います。
LiLiCo:なるほどねえ。
亀田:人によって場所によって(演奏は)変わるから。それを体感していくと自分の発見にもなります。
稲葉:何よりも楽しいですよね。
亀田:そう! 合奏って楽しいから。調和していくってことは音楽のなかで大事で、結局それって人と人との関係につながっていくし、楽器を弾くのは素敵なことだと思います。
LiLiCo:注目している若手ベーシストはいらっしゃいます?
亀田:最近の若い人たちは本当に進化していて素晴らしいです。King Gnuの新井和輝さんもOfficial髭男dismの楢崎 誠さんもなんだけど、ベースだけじゃなくシンセベースも弾けたり、さまざまなアプローチができるんですよね。若者の耳と腕の進化が本当に頼もしくて、素敵なことが起きているなと思います。若者を信じろって感じ。みんな素晴らしい。
【関連記事】Official髭男dismとKing Gnuが起こした「価値観の逆転」とは
亀田誠治の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
亀田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のゲストコーナー。オンエアは11月11日(金)。
1日に5回はお風呂に入る!?
ゲストに登場した亀田誠治は、まず自身を構成している3つの要素を挙げた。亀田:「お風呂」「生姜」「敬語」です。お風呂は本当に好きで、1日に5回ぐらい入るんですよ。
LiLiCo:ええ~!?
亀田:最低5回ぐらいになっちゃうんですよ。今日は朝にお風呂に入って、そのあとに仕事をして、ここに来る前にも入っているんですね。前の仕事を水に流して新しい気持ちで現場に入りたいので、なるべく入っています。
LiLiCo:とっても素敵で感動しています。
亀田:ありがとうございます! だから僕はいつもいい匂いがしますよ(笑)。
LiLiCo:お風呂には何か入れますか? 泡が出る系とか香り系とか。
亀田:入浴剤は好きですね。あとは、ジムに付いているスパを利用したりするので、移動中でもちょっと寄ったりします。
稲葉:すごいですねえ。
LiLiCo:私、湯船に1年で5回も入らないです。湯船にまったく浸からない人なの。
亀田:ええ!? バスタブをお歳暮で送りたい(笑)。
稲葉:バスタブがないわけじゃないんですよ(笑)。
LiLiCo:次の「生姜」っていうのは?
亀田:体が温まりますし、抵抗力が付くんですよね。お鍋とか何の料理にでも生姜をぶっこむ。生姜をパキっと折ってちょっとかじったりするのも好き。
LiLiCo:ええ!? でもおいしそう!
亀田:ピリッとしておつまみにも合いますよ。
亀田は誰に対しても敬語を使うことを意識しているそうだ。
亀田:昔、「現場では敬語を使うほうがいいよ」って先輩に言われたんです。歳を重ねてくるとわかるんですけど、僕が「LiLiちゃん」って言うとうさんくさくないですか(笑)?
LiLiCo:そんなことない(笑)。私はLiLiちゃんって呼ばれたいなあ。
亀田:いつもフレッシュな関係でいたいってところから始まっているので、すごく気を付けています。
LiLiCo:とても大事なことを3つの要素から学んだ気がしますね。
子どもの頃からベースが大好き
オンエア日の11月11日は「ベースの日」。これは亀田の発案で、ベースの素晴らしさを広めることを目的とした日だ。稲葉:2013年に亀田さんがナビゲーターを務めていたJ-WAVEの番組をきっかけに、クラウドファンディングを通して2014年にベースの日が正式認定されたそうです。以来、J-WAVEはベーシストのみなさんと一緒に毎年ベースの日を盛り上げています。亀田さんはJ-WAVEの特別番組『J-WAVE SPECIAL THE BASS DAY RADIO』のジングルも作られたんですよね。
LiLiCo:亀田さんはベース歴は何年ですか?
稲葉:14歳からですから、かれこれ45年ぐらい。
亀田がベースに興味を持ったきっかけは何だったのだろう?
亀田:そもそも、ベースに目を向ける前に、家にはギターが転がっていたんですよ。「あなたにも弾ける『禁じられた遊び』」みたいな付録つきのギターを母が通信講座か何かで買ったんです。
LiLiCo:あった(笑)!
亀田:昭和にはそういうのがあったんですよね。そのギターを母親が弾かないので、レコードでビートルズをかけてギターをポロンポロンと弾こうと思ったら、『Hello, Goodbye』のベースラインを追えちゃったんです。それが小学校5年生ぐらいのときですね。
稲葉:そこからなんですね。すごい出会い方ですね。
現在、亀田が所有しているベースの数は40~50本ほどだという。
亀田:いろんな用途で使い分けています。衝動買いしちゃったやつもあります。地方に行ったら楽器屋で散財。人間って勝手なもので、「この子が俺を呼んでる」って思っちゃうんですよ(笑)。
稲葉:運命の出会いみたいなものですね。
亀田:買っちゃって、そのあと実はあまり弾いてなかったりね。実際にレコーディングとかライブで弾くのは限られています。弾かないやつは大切に楽器庫を借りて、温度とか湿度をちゃんと管理してストックしていますよ。
LiLiCo:頭のなかでは「これはここにある」って把握しているの?
亀田:もちろん! どの子も忘れちゃいないからね。
LiLiCo:恋人だ(笑)!
【関連記事】亀田誠治×Yaffleが語る、音楽プロデュース論。アーティストとどう向き合うか?
若手は「本当に進化していて素晴らしい」
続けて亀田は、ベースラインが印象的な楽曲を紹介。亀田がベースを担当している、JUJUの『やさしさで溢れるように』を選曲した。JUJU 『やさしさで溢れるように』
亀田:やっぱり、いいベースは周りの楽器を引き立てる。グルーヴ、リズムがとても滑らかになだらかにつながっていく感じですかね。そう言ってもね、僕もうまく弾けないときがあって枕を涙で濡らす夜もあるんですよ。
稲葉:そんな日が亀田さんにもまだあるんだ!?
亀田:全然ありますよ! 完璧に弾けたって思ったことは1回もない。
LiLiCo:そういう考え方の人って成長するからね。そのほうがいいです。
亀田はベースを練習している人に向けて、「上達のコツ」をアドバイスした。
亀田:周りと合奏することです。自分1人だけで練習しない。音楽って相手がいるので、とにかく誰かと一緒に合奏するのが一番上達に近づくと思います。
LiLiCo:なるほどねえ。
亀田:人によって場所によって(演奏は)変わるから。それを体感していくと自分の発見にもなります。
稲葉:何よりも楽しいですよね。
亀田:そう! 合奏って楽しいから。調和していくってことは音楽のなかで大事で、結局それって人と人との関係につながっていくし、楽器を弾くのは素敵なことだと思います。
LiLiCo:注目している若手ベーシストはいらっしゃいます?
亀田:最近の若い人たちは本当に進化していて素晴らしいです。King Gnuの新井和輝さんもOfficial髭男dismの楢崎 誠さんもなんだけど、ベースだけじゃなくシンセベースも弾けたり、さまざまなアプローチができるんですよね。若者の耳と腕の進化が本当に頼もしくて、素敵なことが起きているなと思います。若者を信じろって感じ。みんな素晴らしい。
【関連記事】Official髭男dismとKing Gnuが起こした「価値観の逆転」とは
亀田誠治の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
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