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Rina Sawayama、憧れの宇多田ヒカルとロンドンで会ったエピソードを語る

Rina Sawayama、憧れの宇多田ヒカルとロンドンで会ったエピソードを語る

Rina Sawayamaが自身のブレイクまでの軌跡や俳優への挑戦について語った。

Rinaが登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ)のワンコーナー「MUSIC+1」。オンエアは6月14日(火)。

世界のスターたちが絶賛

Rinaは1990年生まれで4歳のときに父親の仕事の関係でロンドンに移住。ノースロンドンの日本人学校に通ったのち、名門ケンブリッジ大学へ進み政治学を専攻した。学生時代から音楽を作り始め、大学卒業後はアーティストとして本格的に活動をスタート。作詞、作曲、プロデュース、ミュージックビデオの監督まですべて自身で務めるという多才ぶりをみせている。エルトン・ジョンやレディ・ガガ、そしてメタリカも絶賛するRinaの大ブレイクの裏話を訊いた。

サッシャ:大活躍でうれしくて。

Rina:サンキュー(笑)。

サッシャ:すごいよね。あなたはもう日本代表だよ。

Rina:本当ね。Sawayamaという名前がコーチェラとかのフェスのリスティングにあると「すごいな」って自覚します(笑)。

サッシャ:(笑)。いま世界で一番有名な日本人の1人じゃない?

Rina:オーマイゴッド!

サッシャ:大坂なおみぐらい有名な日本人じゃない?

Rina:ワオ! すごい(笑)。なおみさんとは全然違うレベルですけど。

サッシャ:ノー! 同じですよ。

Rina:サンキュー! 本当に4年前とは変わりました。

サッシャ:この4年のなかで一番のターニングポイントってなんですか?

Rina:エルトンはもちろん、本当にビックリして。「なんでエルトン・ジョンが私の音楽を聴いてるの? しかもファンなの?」みたいな(笑)。いまはもう友だちで、よくFaceTimeとか週1ぐらいでしています。彼がチェックインして挨拶してくれるんです。

サッシャ:ステキ。

Rina:表のサポートだけじゃなくて裏でもサポートしてくれていて、すごくありがたいです。

BPI(英国レコード産業協会)ではかつて、主催するブリット・アワーズの受賞資格を「英国籍であること」としていたが、RinaがSNSで問題提起をし、エルトンも支持を表明。RinaとBPIが話し合いを続けた結果同条件が外されることになり、2021年にRinaはこれからの活躍が期待されるアーティストへ贈られるブリット・アワーズのライジング・スター賞の候補に挙がった。

サッシャ:ブリット・アワーズの件もビックリしました、うれしかったなあ。それまではイギリスで生まれてないとダメだったんだっけ?

Rina:イギリスのパスポートですね。日本は国籍を2つ持っちゃいけないというのがずっとルールで。その前は「インターナショナル・フィメール・ソロ・アーティスト」の一つのカテゴリしか入れなかったけれど、今は他のカテゴリに入れるようになったのですごく嬉しいです。

ここ数年のターニングポイントを訊かれたRinaは「コーチェラ・フェスティバル」の出演だと回答。「テントからあふれ出るくらいの人がいて、『なんでこんなに人がいるんだろう?』って思った(笑)」と振り返った。

サッシャ:君を観るためだよ(笑)! そんななか、Rinaの功績もあると思うんだけど、もちろんBTSもいたり、コーチェラには宇多田ヒカルさんも出たりとか、いろいろなアジア人が頑張っていると思うんだけど。宇多田さんはロンドンだからつながりはあるんですか?

Rina:私がチャーリー・XCXをサポートしていたときにブリクストンにきてくれて。

サッシャ:だって憧れでしょ?

Rina:そうなの! できるだけ普通に話せるように頑張って。ヒカルさんはすっごい普通に話せて、すごいうれしいですね。

『Hold The Girl』への想い

Rinaは9月2日(金)に2ndアルバムをリリース『Hold The Girl』。アルバムへの想いを語った。

Rina: 9月って早いなって、あと3か月じゃんって思っちゃう。パンデミック中にアルバム書いちゃって。本当にその2年間がなくなっちゃったから。UKツアーやってUSツアーをやって、日本にもツアーしたかったしヨーロッパもツアーしたかったんだけど、コロナのせいで全然できなくて。だから1stアルバムのプロモーションは1回ツアーやっただけで終わっちゃうんですよね。『Hold The Girl』もパンデミック中にロンドンで全部書いて、レコーディングしました。1stアルバムは日本でもサンプルを録ったりとか、『Akasaka Sad』という曲でもエレベーターの音を赤坂から録ってきたりとか、LAでレコーディングしたりとかいろいろ、けっこう世界観を作れたんです。だけどこれはイマジネーションで世界観を作らなきゃいけなかった。『SAWAYAMA』とは違うけど、とても誇らしく、アルバムを愛してます。

サッシャ:そのアルバムが出る直前のサマーソニックはみんな楽しみにしていると思います。どんなライブにしたいですか?

Rina:もうメッチャクチャエキサイティングに。サマソニって前にも行ったことがあって。20歳ぐらいのときに行ったんですけど、そのとき大阪がすごい台風で(笑)。

サッシャ:あったあった(笑)。

Rina:3時間ぐらい停電だったからほとんどのアーティストがパフォーマンスできなくて。メッチャ蚊に刺されたのは覚えているんですけど。

サッシャ:(笑)。大阪の会場はすごく草が生えているから、あそこに蚊がいっぱいいるんだよね。

Rina:ヤバかったです。すごい刺されやすいので。フェスに行って雷と台風プラス、蚊に刺されたというのを覚えています。でも今回はパフォーマンスできるからすごいエキサイティングです。家族みんな全部チケット買ってた。「買わなくていいのに!」って言ったんだけど(笑)。日本での初のパブリックパフォーマンスなので。

サッシャ:虫よけを忘れないで持ってきてくださいね。

Rina:私、虫よけ効かないんですよ。

サッシャ:(笑)。

演技に初挑戦

Rinaはキアヌ・リーヴス主演の映画『ジョン・ウィック』シリーズの4作目『ジョン・ウィック:チャプター4』でメインキャストを務めることが発表されている。そんなRinaが撮影までのプロセスを振り返った。

Rina:オファーがきたのが水曜日で、金曜日までにはもうベルリンに行って。「2か月半ベルリンにいます」という感じで契約しちゃって。

サッシャ:ワオ!

Rina:スタントのトレーニングをやって、真田広之さんと話したり、キアヌとも一緒に話したり、すく嘘みたい!

サッシャ:一番学んだことはなんですか?

Rina:演じるのは楽しい!

サッシャ:本当?

Rina:ずっと昔からやりたくて。裏ではけっこうオーディションとかやっていたんですけど、なにも受からなくて。『ジョン・ウィック』が最初のやつなので、ぜひ観てください!

サッシャ:じゃあみんなで観て、Rinaがまた次の映画にどんどん出られるように、ファンからバックアップしていきましょう。

Rina:出たいです! 楽しかったです。

サッシャ:次は日本来たときにスタジオによってくださいね。

Rina:もちろん。よろしくお願いします。

Rinaの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

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