日本初上陸となる世界最高峰のアクションスポーツの祭典『X Games』が4月22日~24日の3日間、『X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo』として千葉・ZOZOマリンスタジアムにて有観客で開催される。注目競技の一つ「スケートボード・パーク」で活躍を期待されるのが、昨年の東京2020オリンピックで、同種目初代女王の座に輝いた20歳の四十住さくらだ。2018年の『X Games』で銅メダルを獲得した実績を持つ彼女から見て、同大会の魅力・見どころとは何なのか?――スケートボードをこよなく愛する俳優・渡部豪太がインタビューを通して迫った。
インタビューの模様が放送されたのは、3月11日に放送された渡部がナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『FREE SLIDE』(毎週金曜23:30~24:00)。日本や海外のストリートカルチャーにフォーカスし、音楽、スケートボード、BMX、アート、ブレイクダンス、ファッションなどを独自の目線で深堀していく番組だ。
・『X Games』のチケット詳細はこちら
https://eplus.jp/sf/word/0000151955
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当時16歳にして、2018年にアメリカ・ミネアポリスで開催された『X Games Minneapolis 2018』にて3位に入賞している四十住。大会誕生の地である米国で本場の『X Games』を体験し、どんな印象を持ったのだろうか。
四十住:普通の大会よりすごく盛り上がっていて、歓声が全然違いました。
渡部:『X Games』は、なんとなく音楽フェスに似たノリがあるのかなと勝手に想像しているのですが。
四十住:音楽を聴かないので、ちょっとわからないんですけど(笑)。でも、パーティーやお祭りみたいな雰囲気でしたね。
渡部:そうなんですね。そんな大会が日本で開催されることになり、どう思いましたか?
四十住:日本初開催ということで、今大会をきっかけに、これからも継続的に日本で『X Games』が行われるようになったらうれしいです。
渡部:オリンピックって他の大会と違いました?
四十住:選手村に入ってから、「日本代表ってこんなに重いことなんや」と実感しました。これまでオリンピック自体を見たことがなくて、自分が初めて出場する東京オリンピックが初めて見る五輪でもあったんです。なので、選手村へ入り、開会式を見る中で、ようやく「オリンピックってこういうすごいところなんや」という気持ちが沸いてきましたね。それと、オリンピックが終わってから、他の大会であれば1週間ほど続くメディアへの出演・対応が、3ヶ月ぐらいぶっ通しであったことにも驚きました。注目度が全然違うんだなと。「こんなに大きい舞台で金メダルを獲れたんやな」と、あとになってからそのすごさを理解しました。
渡部:「国を背負う」ってことですから、それは違いますよね……。
一国の代表として国民の期待を一身に背負って戦うオリンピックと、国際競技会でありながら、エンターテインメントフェスティバルのようなムードもある『X Games』では、出場する上で心持がどう違うのだろうか。
四十住:『X Games』はどちらかと言うと、「楽しむ場所」みたいな感じですね。
渡部:また違ったプレッシャーがありそうですよね。
四十住:う~ん、プレッシャーもあんまりありません。
【関連記事】スケボー四十住さくら、『X Games』は「本当に夢の舞台」
渡部:それは意外でした。ちなみに『X Games』本番で着る衣装はもう決めているのでしょうか?
四十住:はい。具体的にどの服を着るのかは決めていませんが、赤が勝負カラーなので、決勝では赤いTシャツで臨みたいと考えています。
渡部:どういう“赤”でくるのか、気になりますね!
四十住:(笑)。
渡部:日本初開催となる今回の『X Games』では、普段大会を見ない人も観戦する機会があるかと思います。そういった『X Games』初心者の方たちに向けて、どんなパフォーマンスを披露したいですか?
四十住:スケートボードは1個の技でもスタイルが人それぞれみんな違っていて、どの選手のスタイルが正解ということもありません。だから、その出来栄えに得点を付けることは難しいとも思うのですが、私自身、結果はあまり関係なくて、自分の見てもらいたいものを出し切れたらいいなと考えています。
渡部:会場の歓声が四十住選手のパフォーマンスを後押ししてくれそうですね。本番を楽しみにしています!
・『X Games』のチケット詳細はこちら
https://eplus.jp/sf/word/0000151955
(構成=小島浩平)
インタビューの模様が放送されたのは、3月11日に放送された渡部がナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『FREE SLIDE』(毎週金曜23:30~24:00)。日本や海外のストリートカルチャーにフォーカスし、音楽、スケートボード、BMX、アート、ブレイクダンス、ファッションなどを独自の目線で深堀していく番組だ。
・『X Games』のチケット詳細はこちら
https://eplus.jp/sf/word/0000151955
【関連記事】“伝説”を目撃しよう! アクションスポーツの祭典『X Games』が日本上陸、その心躍る魅力を解説
『X Games』は「パーティーみたいな感じ」
四十住:普通の大会よりすごく盛り上がっていて、歓声が全然違いました。
渡部:『X Games』は、なんとなく音楽フェスに似たノリがあるのかなと勝手に想像しているのですが。
四十住:音楽を聴かないので、ちょっとわからないんですけど(笑)。でも、パーティーやお祭りみたいな雰囲気でしたね。
渡部:そうなんですね。そんな大会が日本で開催されることになり、どう思いましたか?
四十住:日本初開催ということで、今大会をきっかけに、これからも継続的に日本で『X Games』が行われるようになったらうれしいです。
出場して感じたオリンピックと『X Games』の違い
日本中が注目した東京2020オリンピック。この歴史的大舞台で日本人ボーダーが大躍進を遂げたことにより、日本におけるスケートボード熱は一気に高まった。そのムーブメントの担い手の一人として、四十住にはやはり昨年夏の話を聞かないわけにはいかない。渡部:オリンピックって他の大会と違いました?
四十住:選手村に入ってから、「日本代表ってこんなに重いことなんや」と実感しました。これまでオリンピック自体を見たことがなくて、自分が初めて出場する東京オリンピックが初めて見る五輪でもあったんです。なので、選手村へ入り、開会式を見る中で、ようやく「オリンピックってこういうすごいところなんや」という気持ちが沸いてきましたね。それと、オリンピックが終わってから、他の大会であれば1週間ほど続くメディアへの出演・対応が、3ヶ月ぐらいぶっ通しであったことにも驚きました。注目度が全然違うんだなと。「こんなに大きい舞台で金メダルを獲れたんやな」と、あとになってからそのすごさを理解しました。
一国の代表として国民の期待を一身に背負って戦うオリンピックと、国際競技会でありながら、エンターテインメントフェスティバルのようなムードもある『X Games』では、出場する上で心持がどう違うのだろうか。
四十住:『X Games』はどちらかと言うと、「楽しむ場所」みたいな感じですね。
渡部:また違ったプレッシャーがありそうですよね。
四十住:う~ん、プレッシャーもあんまりありません。
【関連記事】スケボー四十住さくら、『X Games』は「本当に夢の舞台」
渡部:それは意外でした。ちなみに『X Games』本番で着る衣装はもう決めているのでしょうか?
四十住:はい。具体的にどの服を着るのかは決めていませんが、赤が勝負カラーなので、決勝では赤いTシャツで臨みたいと考えています。
渡部:どういう“赤”でくるのか、気になりますね!
四十住:(笑)。
渡部:日本初開催となる今回の『X Games』では、普段大会を見ない人も観戦する機会があるかと思います。そういった『X Games』初心者の方たちに向けて、どんなパフォーマンスを披露したいですか?
四十住:スケートボードは1個の技でもスタイルが人それぞれみんな違っていて、どの選手のスタイルが正解ということもありません。だから、その出来栄えに得点を付けることは難しいとも思うのですが、私自身、結果はあまり関係なくて、自分の見てもらいたいものを出し切れたらいいなと考えています。
渡部:会場の歓声が四十住選手のパフォーマンスを後押ししてくれそうですね。本番を楽しみにしています!
・『X Games』のチケット詳細はこちら
https://eplus.jp/sf/word/0000151955
(構成=小島浩平)