Awesome City ClubのPORINが、自身の音楽ルーツについて語った。
PORINが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。ここでは4月1日(金)のオンエアをテキストで紹介する。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。PORINは金箔の乗った梅干しを持参し、ビールとともに楽しんだ。
クリス:女優さんとか音楽をやる人って照れ屋さんだったから人前に出ることを積極的にやったという話はよく聞きますね。
PORIN:言われてみるとそうかもしれないです。言葉にして表現するのは得意じゃなかった気がするので「だったら歌ったほうがいいな」みたいなのはあったかもしれないです。
クリス:最初に買ったCDはなんですか?
PORIN:モーニング娘。の『LOVEマシーン』のはず。
クリス:それはいくつぐらい?
PORIN:小学校高学年ですかね?
クリス:よくできた曲だよね。
PORIN:さすが、つんく♂さん。
クリス:あの曲は盛り上がりますよね。
PORIN:聴いたことがない世界観だったから。
クリス:それまでとはちょっと違う感じがしたんだ。小さいときはモー娘。に憧れていたんですか?
PORIN:憧れていたというか、すごく聴いていて、友だちと踊ったりしていました。ドンズバの世代だったので。そのあと宇多田ヒカルさんの『COLORS』とか、桑田佳祐さんの『波乗りジョニー』とかをよく聴いていた気がします。小学校の音楽係みたいなのがあって放課後に好きな音楽を流せるんですけど、そこで流していた記憶があります。
クリス:パートはなんだったんですか?
PORIN:ギターボーカルでした。
クリス:じゃあ中学からギターを弾くようになった?
PORIN:自主的に習いたいってなって、エレキギターを習い始めてバンドで演奏してました。
クリス:ギターは誰に習ったんですか?
PORIN:音楽教室に通ってました。
クリス:じゃあコードとかも中学からわかっていた感じですね。
PORIN:でも理論的なことはそこまで習ってなくて。カバー曲をコピーしたりしてました。
クリス:どんなカバーをしていたんですか?
PORIN:ディープ・パープル『スモーク・オン・ザ・ウォーター』。
クリス:『スモーク・オン・ザ・ウォーター』やってたの!? それ歌ってたの?
PORIN:それはギターだけで。ストラトで弾いてました。
クリス:じゃあギターはストラトだったんだ。
PORIN:初めて買ったギターはストラトでした。全然下手だったんですけど。
クリス:何色だったんですか?
PORIN:黒白? ベーシックな。
クリス:渋いですね。
PORIN:一番スタンダードなやつにしました。
クリス:それは「渋い系のほうがいいな」というイメージだったのかな?
PORIN:飽きがこなさそうじゃないですか。だからそれにしました。
クリスは「ミュージシャンを目指したのはいくつぐらい?」と質問する。
PORIN:中学のときに初めてステージに立って。それが原体験というか、それでもう「音楽をやりたいな」と思い始めて。本格的に活動し始めたのは大学に入ってから、19歳ぐらいのときです。
クリス:大学でもいわゆるライブハウスに出たりしていたんですか?
PORIN:弾き語りで路上ライブを1年間毎日やったりしていました。
クリス:ウソ! 路上ライブ?
PORIN:そこに希望がある気がして、がむしゃらにやってたんです。そこで知り合った方を通していまのバンドメンバーに出会いました。
クリス:弾き語りはどんな感じのことをやっていたの?
PORIN:ザ・ブルーハーツ『青空』をカバーしたり、アコギ1本でやっていました。
クリス:いまのサウンドとは全然違いますよね。
PORIN:全然違います。もっとストレートで素直な。
クリス:1年間路上ライブというのはすごい根性ですね。
PORIN:アルバイトもしていたんですけど、スタジオでいつもたまってたんです。そこにいろいろなミュージシャンとか映像クリエイターがいて。音楽を作って、その先に一緒にビデオを作って、アウトプットまで一緒にやるみたいな、すごく新しい世界だなとそのときすごくワクワクした記憶があります。
クリス:じゃあ自分の持っている音楽性と共鳴する部分があったと。
PORIN:それまではJ-POPとかをよく聴いてきたんですけど、そのときのAwesome City Clubは洋楽っぽかったんです。シーン的にはすごく4つ打ちロックがはやっていたんですけど、それのカウンターとなるような音楽をやろうとしているんだろうなと思って、そこに楽しさというかワクワクした感じです。
クリス:僕が最初にAwesome City Clubを聴いたとき、すごく洋楽っぽかった。いまも当然洋楽の要素はあるんだけど。Awesome City Clubに入ってどうでした?
PORIN:できあがってくる曲が全部よかったのと、ブランディングというか「どういうことをしていきたいか」みたいな新しい提案がすごく頼もしかったんです。「サウンドクラウドで曲を全部タダで聴かせちゃっていいじゃん」とか、自分たちでCDを作って関係者に配りまくるとか、当時すごく斬新だなと思っていました。
Awesome City Club・PORINは、翌週の同番組にも登場。radikoで4月15日(金)まで聞くことができる。
【radikoで聞く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220408230000
また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
PORINが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。ここでは4月1日(金)のオンエアをテキストで紹介する。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。PORINは金箔の乗った梅干しを持参し、ビールとともに楽しんだ。
小さい頃は人見知りだった
神奈川県横浜市出身のPORINに、クリスは音楽のルーツを尋ねる。幼少期は人見知りだったのだとか。クリス:女優さんとか音楽をやる人って照れ屋さんだったから人前に出ることを積極的にやったという話はよく聞きますね。
PORIN:言われてみるとそうかもしれないです。言葉にして表現するのは得意じゃなかった気がするので「だったら歌ったほうがいいな」みたいなのはあったかもしれないです。
クリス:最初に買ったCDはなんですか?
PORIN:モーニング娘。の『LOVEマシーン』のはず。
クリス:それはいくつぐらい?
PORIN:小学校高学年ですかね?
クリス:よくできた曲だよね。
PORIN:さすが、つんく♂さん。
クリス:あの曲は盛り上がりますよね。
PORIN:聴いたことがない世界観だったから。
クリス:それまでとはちょっと違う感じがしたんだ。小さいときはモー娘。に憧れていたんですか?
PORIN:憧れていたというか、すごく聴いていて、友だちと踊ったりしていました。ドンズバの世代だったので。そのあと宇多田ヒカルさんの『COLORS』とか、桑田佳祐さんの『波乗りジョニー』とかをよく聴いていた気がします。小学校の音楽係みたいなのがあって放課後に好きな音楽を流せるんですけど、そこで流していた記憶があります。
路上ライブを1年間毎日! アコギ1本で
PORINは中学生のころ、体育会系の部活に入りながらもバンド活動をしていたという。クリス:パートはなんだったんですか?
PORIN:ギターボーカルでした。
クリス:じゃあ中学からギターを弾くようになった?
PORIN:自主的に習いたいってなって、エレキギターを習い始めてバンドで演奏してました。
クリス:ギターは誰に習ったんですか?
PORIN:音楽教室に通ってました。
クリス:じゃあコードとかも中学からわかっていた感じですね。
PORIN:でも理論的なことはそこまで習ってなくて。カバー曲をコピーしたりしてました。
クリス:どんなカバーをしていたんですか?
PORIN:ディープ・パープル『スモーク・オン・ザ・ウォーター』。
クリス:『スモーク・オン・ザ・ウォーター』やってたの!? それ歌ってたの?
PORIN:それはギターだけで。ストラトで弾いてました。
クリス:じゃあギターはストラトだったんだ。
PORIN:初めて買ったギターはストラトでした。全然下手だったんですけど。
クリス:何色だったんですか?
PORIN:黒白? ベーシックな。
クリス:渋いですね。
PORIN:一番スタンダードなやつにしました。
クリス:それは「渋い系のほうがいいな」というイメージだったのかな?
PORIN:飽きがこなさそうじゃないですか。だからそれにしました。
クリスは「ミュージシャンを目指したのはいくつぐらい?」と質問する。
PORIN:中学のときに初めてステージに立って。それが原体験というか、それでもう「音楽をやりたいな」と思い始めて。本格的に活動し始めたのは大学に入ってから、19歳ぐらいのときです。
クリス:大学でもいわゆるライブハウスに出たりしていたんですか?
PORIN:弾き語りで路上ライブを1年間毎日やったりしていました。
クリス:ウソ! 路上ライブ?
PORIN:そこに希望がある気がして、がむしゃらにやってたんです。そこで知り合った方を通していまのバンドメンバーに出会いました。
クリス:弾き語りはどんな感じのことをやっていたの?
PORIN:ザ・ブルーハーツ『青空』をカバーしたり、アコギ1本でやっていました。
クリス:いまのサウンドとは全然違いますよね。
PORIN:全然違います。もっとストレートで素直な。
クリス:1年間路上ライブというのはすごい根性ですね。
Awesome City Clubメンバーから感じたワクワク
路上ライブを経てAwesome City Clubのメンバーと出会い、PORINは「新しいことをしようとしている人たちだな」という印象を受けたのだとか。PORIN:アルバイトもしていたんですけど、スタジオでいつもたまってたんです。そこにいろいろなミュージシャンとか映像クリエイターがいて。音楽を作って、その先に一緒にビデオを作って、アウトプットまで一緒にやるみたいな、すごく新しい世界だなとそのときすごくワクワクした記憶があります。
クリス:じゃあ自分の持っている音楽性と共鳴する部分があったと。
PORIN:それまではJ-POPとかをよく聴いてきたんですけど、そのときのAwesome City Clubは洋楽っぽかったんです。シーン的にはすごく4つ打ちロックがはやっていたんですけど、それのカウンターとなるような音楽をやろうとしているんだろうなと思って、そこに楽しさというかワクワクした感じです。
クリス:僕が最初にAwesome City Clubを聴いたとき、すごく洋楽っぽかった。いまも当然洋楽の要素はあるんだけど。Awesome City Clubに入ってどうでした?
PORIN:できあがってくる曲が全部よかったのと、ブランディングというか「どういうことをしていきたいか」みたいな新しい提案がすごく頼もしかったんです。「サウンドクラウドで曲を全部タダで聴かせちゃっていいじゃん」とか、自分たちでCDを作って関係者に配りまくるとか、当時すごく斬新だなと思っていました。
Awesome City Club・PORINは、翌週の同番組にも登場。radikoで4月15日(金)まで聞くことができる。
【radikoで聞く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220408230000
また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
番組情報
- SAPPORO BEER OTOAJITO
-
毎週金曜23:00-23:30
-
クリス・ペプラー