「ビジュアルに注目のK-POPナンバー」は? ドランクドラゴン塚地&江野沢愛美が魅力を熱弁

ドランクドラゴン・塚地武雅とファッションモデル・江野沢愛美が、K-POPの魅力を語り合った。

トークが繰り広げられたのは、J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。毎週、1組の「レジェンド・ミュージシャン」を語り合う番組だ。K-POP特集は2月5日と12日にオンエア。ここでは5日(土)のオンエアをテキストで紹介する。

K-POPとの出会いは東方神起

まずは2人にK-POP歴を尋ねる。現在25歳の江野沢は、小学校6年生のときに所属していたエイベックスの音楽フェス「a-nation」で東方神起を生で観たことがきっかけになったという。

グローバー:いきなり生のライブだったんですね。
江野沢:番組で観たことはあったんですけども、生で観て「こんなにカッコいい人たちがいるんだ!」と衝撃を受けて、どんどんハマっていきました。
グローバー:小6だと好きなものもどんどん変わっていったりもしますが、そのままずっとハマっていた理由はなんだと思いますか?
江野沢:私は結構飽き性なので普段はひとつ好きになってもすぐ忘れちゃったりするんですけど、韓国は魅力的な要素が多すぎてずっとハマっています。歌もパフォーマンスも唯一無二な感じが自分のなかで引っかかって好きになったのかなと思いますね。
グローバー:好きになったグループのキャリアを教えてください。
江野沢:「事務所で推す」というのが韓国あるあるなんです。だから私は東方神起を好きになってから少女時代を好きになって、そこから SUPER JUNIOR、EXOとかSMエンタテインメント所属のアーティストを好きになっていきました。

一方の塚地も、K-POPとの出会いは同じく東方神起だったという。

塚地:そのときのメイクさんが東方神起にハマっていて、次の日に別の番組で衣装さんも東方神起にハマってるって言うから、2日連続で東方神起って言われたなぁと思って、ちょっと動画観てみようかと観たら「なんてカッコいいんだ!」とハマっていきました。
グローバー:塚地さんから見てシビれた部分はどこでしたか?
塚地:パフォーマンスもそうですし、歌とラップそれぞれがひとつに融合していて、正統派でありながらちょっとトレンドも入っているところにひかれました。そこから音楽番組に辿り着いて、少女時代やKARA、Wonder Girls、SUPER JUNIOR、SS501とかを観て、また違う魅力にハマっていきましたね。そのへんがライバルみたいな感じになっている最中、BIGBANGがYGエンターテインメントからやってきたんです。東方神起が正統派なら、BIGBANGはアーティスティックな感じで。
グローバー:戦国時代みたいな盛り上がりが出てきたんだ。
江野沢:東方神起ファンとBIGBANGファンで、もうバチバチみたいな(笑)。
グローバー:どうバチバチするの?
江野沢:東方神起は王子様キャラだったので正統派。BIGBANGは遊び心が強すぎて。
塚地:音楽性としてはちょっとやんちゃめ。いわば二大巨頭みたいになってK-POPがグワーって盛り上がっていきました。
江野沢:毎回「どっちが勝つんだ?」みたいな。
塚地:ランキングがあったら「誰が1位だ!?」みたいな。

現在のK-POPアイドルの魅力とは?

グローバーは塚地に「今ハマっている沼ポイントは?」と尋ねる。

塚地:トレンドプラス自分たちのアイデンティティが合わさっているところ。アイドルということにちゃんと重きを置いてるグループが多くて、海外のアーティストとはまた違うよさがあると思います。
グローバー:韓国のアイドルは、どういう美学やスタイルなんですか?
塚地:パフォーマンスに関していえば完成度を求めるんです。振り付けを覚えてから番組でやるまでに「極める時間」があるそうです。その1曲を1カ月毎日何時間もずっとやり続ける。寝ていても踊れるぐらい叩き込む。だからすごく魅了されます。

塚地は「K-POPアイドルたちのファンへのサービス精神によって自分が変わった」と大いに影響を受けたことを語り、江野沢もこれに同意。寝る間も惜しんでオンラインでひとりずつと話す時間を設けるK-POPアイドルを見て、自分でもマネをしてみたいと思ったのだとか。

江野沢:コロナ禍にオンラインでファンの方と1カ月に1回イベントをしたりしていました。
グローバー:コロナ禍で大変ななか、ダンス動画も含めていろいろなことをしてくれるじゃないですか。ダンス動画を観て踊っている人も多いですよね。
江野沢:私もダンス好きなので友だちと踊ります。特にBLACKPINKは衣装も含めてマネしたくなる。でも最後まですごく激しく踊るんです。途中で「もう無理!」ってなるから、BLACKPINKの4人はすごいと改めて尊敬してしまいます。
塚地:しかも踊りながら歌ってるわけだからね。
江野沢:本当にそう。練習量や鍛えている時間が違い過ぎて全然マネできないです。

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3位:IVE(アイヴ)『ELEVEN』

IVE 아이브 'ELEVEN' MV

塚地:それこそ「デビューしたて」です。メンバーのうち2人は元IZ*ONEにいた子(チャン・ウォニョンとアン・ユジン)です。なおかつ顔面偏差値が相当高くて。
江野沢:めちゃめちゃかわいい。「今までどこにいたの?」というぐらい。
塚地:パフォーマンスも素晴らしいし、楽曲も楽しくて。これが始まりの曲なので、これを観てもらったらIVEの歴史に辿り着けます。なんなら紐解いて『PRODUCE 48』(オーディション番組)を観てIZ*ONEだった2人をもう一度見直してもまだ間に合います。

2位:JEON SOMI(チョン・ソミ)『XOXO』

JEON SOMI (전소미) - 'XOXO' M/V

塚地:ソロアーティストです。彼女にも紆余曲折がいっぱいあって。まずJYPエンターテインメントのオーディション番組『SIXTEEN』で誕生したのがTWICEなのですが、JEON SOMIはそれに参加していた子です。そこでダメだったんですけど、『PRODUCE 101』という別のオーディション番組に参加して成果を上げて、そこから誕生した期間限定ユニットのI.O.Iに入りました。でも期間限定ですから終わってしまって、事務所移籍してソロデビューしました。カナダ出身なので『XOXO』も洋楽寄りです。
江野沢:MVも明るくて、ピンクな世界観のものが多いので、「かわいい!」と思いながら観ちゃいます。

1位:Kep1er(ケプラー)『WA DA DA』

Kep1er 케플러 | ‘WA DA DA’ M/V

塚地:日中韓のオーディション番組『Girls Planet 999』から誕生したグループです。そこで選ばれたので、中国人の子(Xiaoting)もいるし日本人の子(Mashiro、Hikaru)もいます。この楽曲がまた、かわいらしいブロックとカッコいいブロックとラップが強めのブロックがギューっと入った楽曲で、キャッチーでマネしたくなるような振り付けがいっぱい散りばめられています。
グローバー:「マネしたくなる」は大きいポイントですよね。
江野沢:韓国アイドルは特にそうだと思います。マネしたくなるような振り付けが多いですね。
グローバー:そういうのもひとつのサービスというか、「一緒にやろうよ」という投げかけが曲のなかにあるんですね。
塚地:あとはフックになるサビもあるので聴き終わっても口ずさんじゃいます。

12日(土)17時からの同番組でも、引き続きK-POP特集をお届けした。radikoのタイムフリーで2月19日(土)まで聴取可能。
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220212170000

J-WAVE『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』では、ゲストを迎え、1組の「レジェンド・ミュージシャン」をテーマに音楽談義を展開。毎週土曜の17時から。
番組情報
MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY
毎週土曜
17:00-17:54

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