クリープハイプの尾崎世界観(Vo/Gt)と長谷川カオナシ(Ba)が、それぞれコロナ禍で打ち込んだものについて語った。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。12月19日(日)のオンエアでは、2人がゲスト出演してクリスとトークを展開した。クリープハイプは最新アルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』を12月8日にリリースした。
尾崎:ライブが中止になってしまって大変な面はあったんですけど。その間にいろいろなことがやれたので。なかなかデビューしてから止まる時間がなかったので、いいきっかけではありましたね。
クリス:みなさんそうおっしゃいますよね。否応なしにみんな止まってるから。自分だけ止まっていると「なぜだろう」みたいなことを思っちゃいますが。
尾崎:すごく気にしていました。横を見て「大丈夫かな、なにかやっている人いないかな」って(笑)。
一方で長谷川は、11月11日の「ベースの日」にJ-WAVEで放送された特別番組『J-WAVE SPECIAL THE BASS DAY RADIO』に出演。同番組にはRADWIMPS・武田祐介、長島涼平(the telephones)、井上 幹(WONK)、わかざえもんが出演し、ベーシスト同士ならではのトークを繰り広げた。
クリス:ベーシストだけの番組というのはどうでしたか?
長谷川:なかなかベーシストが3人も4人も集まることってないので。やっぱりみなさん、お気遣いが上手だなという風に思いましたね。
クリス:ベーシストだけに(笑)。みんな性格似てました?
長谷川:一致するところがけっこうありました。
尾崎:飲み会とかよさそうだよね。全部段取りしてくれそうな感じ。
長谷川:焼肉とか多分得意だと思います。
尾崎:誰も食べないじゃん(笑)。
長谷川:食べないかもしれない(笑)。
クリス:言葉数は多かったですか?
長谷川:多かったですね。
クリス:ベーシストって「あうん」だから、言葉が少なくても伝わるのかなって。
長谷川:そのあたりも武田さんが気にしてくださって、リードしているような印象がありました。
クリス:これ、すごいじゃないですか。
尾崎:コロナ禍で書いた小説なんです。悔しい想いをしていたんですけど、そこに対してやり返すことができたな、というのはあります。
【関連記事】尾崎世界観、小説『母影』の主人公を“自分から遠い人物”にした理由は? 松居大悟が聞く
クリス:コロナ禍で執筆されたということですが、カオナシさんやほかのメンバーはどうしていたんですか?
長谷川:ジタバタ、いろいろな音楽を小さな動画で発信したりするのもちょっと僕たちっぽくないなという風に思っていたんです。(自分は)けっこう音楽とは離れていました。理想の戦い方ができないから、尾崎さんが『母影』という執筆をしてくれたのがすごく嬉しかったです。
ステイホーム期間は音楽から離れて過ごしていたと話す長谷川。Nintendo Switchのゲーム「リングフィット アドベンチャー」にのめり込んでいたという。
尾崎:こっちが脳をこねくり回しているあいだに、体を鍛えて(笑)。
長谷川:申し訳ないです(笑)。
クリス:それでムキッとなりましたか?
長谷川:ちょっと脚が長くなりました。
クリス:なんで!?
長谷川:ヒップアップだと思うんですが、お尻の位置が上がったということで。
クリス:すばらしい。
尾崎:本当にできてなくて。特に最近は食べすぎて飲みすぎてしまって困ってます。
クリス:コロナ禍はどうしても摂取量が増えて、肉体的アウトプットが足りないという。
尾崎:全然なくて……もう、絶望してます(笑)。
クリス:そこはカオナシさんが筋トレでね。
尾崎:僕の分がたぶん、カオナシにいっていると思うんですけど(笑)。
クリス:でもライブとかをやると消耗します?
尾崎:そんなこと意外とないんですよね。
クリス:そうなんだ。あれはウソ? よくミュージシャンが言いますよ「いやあ、ライブツアーで5キロ痩せた」とか。
尾崎:まったくなかった。自分の曲なのでカロリー、負荷がかからないように無意識のうちに作っちゃっているのかもしれないです。頑張ってはいるんですけど、その分「いいだろう」と思って食べて飲んじゃうし。ツアー中は必ずお弁当が出るんですよ。それもよくないですね。朝昼夜と食べてしまうので。
クリス:出されたものは「食わねば武士の恥」みたいなのがあるわけですね。じゃあ「なにもやっていない」ということで。
尾崎:やってないです(笑)。
クリス:でもそうすると、いまのカオナシさんはないかもしれませんよ。
長谷川:いまのバージョンのちょっとアップデートされたものみたいなのが作れたらいいですよね。
尾崎:(笑)。
クリス:それはアップデートされた場合もクリープハイプのメンバーで活躍しているんですか?
長谷川:必ずクリープハイプで。
クリス:すばらしい。
クリープハイプの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。12月19日(日)のオンエアでは、2人がゲスト出演してクリスとトークを展開した。クリープハイプは最新アルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』を12月8日にリリースした。
クリープハイプ6th AL「夜にしがみついて、朝で溶かして」全曲トレーラー
デビューしてから止まる時間がなかったから…
1年10か月ぶりの登場となった2人。まずはコロナ禍における活動を振り返った。尾崎:ライブが中止になってしまって大変な面はあったんですけど。その間にいろいろなことがやれたので。なかなかデビューしてから止まる時間がなかったので、いいきっかけではありましたね。
クリス:みなさんそうおっしゃいますよね。否応なしにみんな止まってるから。自分だけ止まっていると「なぜだろう」みたいなことを思っちゃいますが。
尾崎:すごく気にしていました。横を見て「大丈夫かな、なにかやっている人いないかな」って(笑)。
一方で長谷川は、11月11日の「ベースの日」にJ-WAVEで放送された特別番組『J-WAVE SPECIAL THE BASS DAY RADIO』に出演。同番組にはRADWIMPS・武田祐介、長島涼平(the telephones)、井上 幹(WONK)、わかざえもんが出演し、ベーシスト同士ならではのトークを繰り広げた。
クリス:ベーシストだけの番組というのはどうでしたか?
長谷川:なかなかベーシストが3人も4人も集まることってないので。やっぱりみなさん、お気遣いが上手だなという風に思いましたね。
クリス:ベーシストだけに(笑)。みんな性格似てました?
長谷川:一致するところがけっこうありました。
尾崎:飲み会とかよさそうだよね。全部段取りしてくれそうな感じ。
長谷川:焼肉とか多分得意だと思います。
尾崎:誰も食べないじゃん(笑)。
長谷川:食べないかもしれない(笑)。
クリス:言葉数は多かったですか?
長谷川:多かったですね。
クリス:ベーシストって「あうん」だから、言葉が少なくても伝わるのかなって。
長谷川:そのあたりも武田さんが気にしてくださって、リードしているような印象がありました。
バンド以外の活動にも集中したコロナ禍
尾崎は2021年1月に初の純文学作品『母影』(新潮社)を発売。芥川賞の候補作にノミネートされるなど話題となった。クリス:これ、すごいじゃないですか。
尾崎:コロナ禍で書いた小説なんです。悔しい想いをしていたんですけど、そこに対してやり返すことができたな、というのはあります。
【関連記事】尾崎世界観、小説『母影』の主人公を“自分から遠い人物”にした理由は? 松居大悟が聞く
クリス:コロナ禍で執筆されたということですが、カオナシさんやほかのメンバーはどうしていたんですか?
長谷川:ジタバタ、いろいろな音楽を小さな動画で発信したりするのもちょっと僕たちっぽくないなという風に思っていたんです。(自分は)けっこう音楽とは離れていました。理想の戦い方ができないから、尾崎さんが『母影』という執筆をしてくれたのがすごく嬉しかったです。
ステイホーム期間は音楽から離れて過ごしていたと話す長谷川。Nintendo Switchのゲーム「リングフィット アドベンチャー」にのめり込んでいたという。
尾崎:こっちが脳をこねくり回しているあいだに、体を鍛えて(笑)。
長谷川:申し訳ないです(笑)。
クリス:それでムキッとなりましたか?
長谷川:ちょっと脚が長くなりました。
クリス:なんで!?
長谷川:ヒップアップだと思うんですが、お尻の位置が上がったということで。
クリス:すばらしい。
尾崎の課題は健康管理?
クリープハイプの2人に、番組が用意したランダムな質問を投げかけることに。1つ目は「健康のためにやっていることを教えてください」というものだった。尾崎:本当にできてなくて。特に最近は食べすぎて飲みすぎてしまって困ってます。
クリス:コロナ禍はどうしても摂取量が増えて、肉体的アウトプットが足りないという。
尾崎:全然なくて……もう、絶望してます(笑)。
クリス:そこはカオナシさんが筋トレでね。
尾崎:僕の分がたぶん、カオナシにいっていると思うんですけど(笑)。
クリス:でもライブとかをやると消耗します?
尾崎:そんなこと意外とないんですよね。
クリス:そうなんだ。あれはウソ? よくミュージシャンが言いますよ「いやあ、ライブツアーで5キロ痩せた」とか。
尾崎:まったくなかった。自分の曲なのでカロリー、負荷がかからないように無意識のうちに作っちゃっているのかもしれないです。頑張ってはいるんですけど、その分「いいだろう」と思って食べて飲んじゃうし。ツアー中は必ずお弁当が出るんですよ。それもよくないですね。朝昼夜と食べてしまうので。
クリス:出されたものは「食わねば武士の恥」みたいなのがあるわけですね。じゃあ「なにもやっていない」ということで。
尾崎:やってないです(笑)。
長谷川が義務教育前の自分に伝えたいこと
続いて長谷川への質問は「タイムマシンがあったら行ってみたい場所、時代、会ってみたい人は誰ですか?」というもの。長谷川は「義務教育前の自分に会いたい」と答え、「ジタバタしても陽キャにはなれないので、早めに見限って楽器や勉強に励んだほうがいい」と教えたいと話した。クリス:でもそうすると、いまのカオナシさんはないかもしれませんよ。
長谷川:いまのバージョンのちょっとアップデートされたものみたいなのが作れたらいいですよね。
尾崎:(笑)。
クリス:それはアップデートされた場合もクリープハイプのメンバーで活躍しているんですか?
長谷川:必ずクリープハイプで。
クリス:すばらしい。
クリープハイプの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2021年12月26日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54