心理占星術研究家の鏡リュウジが、占星術が示す2021年12月の位置付けを解説し、2022年の運勢を星座別に占った。
鏡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」。ここでは、12月1日(水)のオンエアをテキストで紹介。
コロナ禍によってさまざまなシステム、社会が変化した2021年。鏡リュウジは、今年最後の月である12月をどう捉えているのだろう?
クリス:この1ヵ月はどのように過ごせばいいのでしょう?
鏡:この1ヵ月というのは、去年から起こっているのグレートコンジャンクションの前哨、最初の兆しのラストスパートにあたります。木星が去年から水瓶座に入っていて、この年末に次の星座である魚座に移行します。
クリス:グレートコンジャンクションについて改めてご説明いただけますか?
鏡:木星と土星が接近することなんですけども、詳しく説明すると長くなってしまうので。ざっくり言うと、200年に1度の時代の転換点が来たんですよ。たまたまですけれど、コロナ禍によって人々の生活って激変しましたよね。後付けになってしまいますけども。水瓶座というのは風の星座と呼ばれているのですが、風というのはスペース、すなわちディスタンスがないと吹かないですよね。それに、世間では「換気が重要」って言われています。今はそれらが必要な時期なんですよ。象徴的な話をするのであれば、今年は風通しが求められました。あちこちで「古い体制を崩さないとだめだ」みたいな動きが起こっているじゃないですか。
クリス:そうですね。
鏡:文字通りの換気って意味もあるし、象徴的な意味での解釈もある1年だったなと感じます。
クリス:占いは未来のことを見がちですけれど、振り返る占いも面白いですね。そして、今度は水瓶座から魚座に行くんですよね?
鏡:魚座というのは木星の本拠地でもあって、魚座の力が大きくなるんですね。
水の星座である魚座。魚座が力を増すことで「境界線を消していく」ことにフォーカスがあたるそうだ。
鏡:現在、新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかって今後の動きはまだわからないです。ですが、隔たりが少し緩んでくる可能性は考えられます。そして、水の星座は陶酔、うっとりすることにも繋がっているんですね。自分の狭いエゴとか合理性と一体化させることを指します。一番わかりやすいものですと“音楽”ですね。音楽を聴いてその場に溶け込んでいるときって、自分とエゴとの境界がないじゃないですか。
クリス:うんうん。
鏡:この1年半ぐらい、アーティストやクリエイターの方たちっていろんな活動ができなかったですよね。希望的な観測ですけども、2022年は創作方面で傑作や名作が生まれるのではないでしょうか。
クリス:ええー!
鏡:映像、音楽、舞台とかが大豊作な年になると予想しています。
クリス:まだ観ていないのに、すごく嬉しい気持ちになってきちゃいました。
鏡:(笑)。
クリス:心構えとしては、「許してみよう」とか「好きなものに飛び込んでみよう」みたいなことを意識すればいいんですかね?
鏡:魚座というのは、まさにクリスさんがおっしゃった“許し”というのがキーワードの1つなんですよ。自分と周りの人たちを許すことが大切になっていきます。ネットを見ていると、正論がときどき強くなっているときがありますよね。
クリス:そうですね。殺伐としています。
鏡:「まあいいじゃん」って気持ちを持つことが大切ですね。
クリス:そうね。そういうのがあると生きやすい部分がありますよね。来年を待たずして、そういった変化が今月から徐々にやってくるということですね。
鏡:そうですね。
・火の星座(牡羊座/獅子座/射手座)
・風の星座(双子座/天秤座/水瓶座)
・水の星座(蟹座/蠍座/魚座)
・土の星座(牡牛座/乙女座/山羊座)
鏡は星座ごとに2022年の運勢をエレメントで占った。
・火の星座(牡羊座/獅子座/射手座)
鏡:2022年は6月以降にチャンスがあります。それまでは準備の期間ですね。特に牡羊座は「12年に1度のスタートの時期」だと言われています。同様に、同じグループである獅子座と射手座もラッキーなタイミングに来ています。何か情熱的なものを見つけることがラッキーに繋がるキーワードになりそうですね。
・風の星座(双子座/天秤座/水瓶座)
鏡:金運や仕事にフォーカスがあたっています。今年はいろんな新しいチャンスがあった年だったと思うんですけども、2022年はそれを守っていく年になります。あるいはそれを形にしていく、手に取れる成果に繋がっていく年とも言えます。もし欲しいものがあったら買っちゃってもいいんじゃないでしょうか。特に双子座の方は、今の仕事の状況よりももう1つ高いところへ足を踏み出すチャンスになりそうです。
・水の星座(蟹座/蠍座/魚座)
鏡:2022年の前半がラッキーなシーズンになりそうです。特に魚座は、12年に1度の幸運期がやってきます。半年って短いですから、そのあいだに何かをやっていきたいですね。ヒントとしては、今年の夏にその前兆があったかもしれませんね。前兆とまでは言わなくても、そのときにスタートしたことや考えていたことがあったら、それが次に繋がるチャンスになりそうです。
・土の星座(牡牛座/乙女座/山羊座)
鏡:2022年の前半は人間関係やコミュニケーションが特にキーになっていきます。好奇心を旺盛にして、いろんな人と繋がりを作ってください。あとは学びや情報収集に勤しむこともおすすめです。特に乙女座でシングルの方ですと、何か出会いが訪れるかもしれません。
J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」では、さまざまなゲストから「とっておきの話」を訊く。放送は月曜~木曜の14時10分頃から。
鏡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「TALK TO NEIGHBORS」。ここでは、12月1日(水)のオンエアをテキストで紹介。
“境界線”が消えていく1年がやってくる?
20年に1度起こる、グレートコンジャンクション。木星と土星が近づく現象のことを示す西洋占星術の用語であり、“時代の節目”が訪れると言われている。2020年の12月に起こったグレートコンジャンクションを機に、情報や知識といった“形のないもの”が価値を高める「風の時代」が到来したという。コロナ禍によってさまざまなシステム、社会が変化した2021年。鏡リュウジは、今年最後の月である12月をどう捉えているのだろう?
クリス:この1ヵ月はどのように過ごせばいいのでしょう?
鏡:この1ヵ月というのは、去年から起こっているのグレートコンジャンクションの前哨、最初の兆しのラストスパートにあたります。木星が去年から水瓶座に入っていて、この年末に次の星座である魚座に移行します。
クリス:グレートコンジャンクションについて改めてご説明いただけますか?
鏡:木星と土星が接近することなんですけども、詳しく説明すると長くなってしまうので。ざっくり言うと、200年に1度の時代の転換点が来たんですよ。たまたまですけれど、コロナ禍によって人々の生活って激変しましたよね。後付けになってしまいますけども。水瓶座というのは風の星座と呼ばれているのですが、風というのはスペース、すなわちディスタンスがないと吹かないですよね。それに、世間では「換気が重要」って言われています。今はそれらが必要な時期なんですよ。象徴的な話をするのであれば、今年は風通しが求められました。あちこちで「古い体制を崩さないとだめだ」みたいな動きが起こっているじゃないですか。
クリス:そうですね。
鏡:文字通りの換気って意味もあるし、象徴的な意味での解釈もある1年だったなと感じます。
クリス:占いは未来のことを見がちですけれど、振り返る占いも面白いですね。そして、今度は水瓶座から魚座に行くんですよね?
鏡:魚座というのは木星の本拠地でもあって、魚座の力が大きくなるんですね。
水の星座である魚座。魚座が力を増すことで「境界線を消していく」ことにフォーカスがあたるそうだ。
鏡:現在、新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかって今後の動きはまだわからないです。ですが、隔たりが少し緩んでくる可能性は考えられます。そして、水の星座は陶酔、うっとりすることにも繋がっているんですね。自分の狭いエゴとか合理性と一体化させることを指します。一番わかりやすいものですと“音楽”ですね。音楽を聴いてその場に溶け込んでいるときって、自分とエゴとの境界がないじゃないですか。
クリス:うんうん。
鏡:この1年半ぐらい、アーティストやクリエイターの方たちっていろんな活動ができなかったですよね。希望的な観測ですけども、2022年は創作方面で傑作や名作が生まれるのではないでしょうか。
クリス:ええー!
鏡:映像、音楽、舞台とかが大豊作な年になると予想しています。
クリス:まだ観ていないのに、すごく嬉しい気持ちになってきちゃいました。
鏡:(笑)。
クリス:心構えとしては、「許してみよう」とか「好きなものに飛び込んでみよう」みたいなことを意識すればいいんですかね?
鏡:魚座というのは、まさにクリスさんがおっしゃった“許し”というのがキーワードの1つなんですよ。自分と周りの人たちを許すことが大切になっていきます。ネットを見ていると、正論がときどき強くなっているときがありますよね。
クリス:そうですね。殺伐としています。
鏡:「まあいいじゃん」って気持ちを持つことが大切ですね。
クリス:そうね。そういうのがあると生きやすい部分がありますよね。来年を待たずして、そういった変化が今月から徐々にやってくるということですね。
鏡:そうですね。
2022年の運勢を4グループにわけて占う
12星座は「土・火・風・水」という4つのグループに分けられる。それぞれ該当する星座は……。・火の星座(牡羊座/獅子座/射手座)
・風の星座(双子座/天秤座/水瓶座)
・水の星座(蟹座/蠍座/魚座)
・土の星座(牡牛座/乙女座/山羊座)
鏡は星座ごとに2022年の運勢をエレメントで占った。
・火の星座(牡羊座/獅子座/射手座)
鏡:2022年は6月以降にチャンスがあります。それまでは準備の期間ですね。特に牡羊座は「12年に1度のスタートの時期」だと言われています。同様に、同じグループである獅子座と射手座もラッキーなタイミングに来ています。何か情熱的なものを見つけることがラッキーに繋がるキーワードになりそうですね。
・風の星座(双子座/天秤座/水瓶座)
鏡:金運や仕事にフォーカスがあたっています。今年はいろんな新しいチャンスがあった年だったと思うんですけども、2022年はそれを守っていく年になります。あるいはそれを形にしていく、手に取れる成果に繋がっていく年とも言えます。もし欲しいものがあったら買っちゃってもいいんじゃないでしょうか。特に双子座の方は、今の仕事の状況よりももう1つ高いところへ足を踏み出すチャンスになりそうです。
・水の星座(蟹座/蠍座/魚座)
鏡:2022年の前半がラッキーなシーズンになりそうです。特に魚座は、12年に1度の幸運期がやってきます。半年って短いですから、そのあいだに何かをやっていきたいですね。ヒントとしては、今年の夏にその前兆があったかもしれませんね。前兆とまでは言わなくても、そのときにスタートしたことや考えていたことがあったら、それが次に繋がるチャンスになりそうです。
・土の星座(牡牛座/乙女座/山羊座)
鏡:2022年の前半は人間関係やコミュニケーションが特にキーになっていきます。好奇心を旺盛にして、いろんな人と繋がりを作ってください。あとは学びや情報収集に勤しむこともおすすめです。特に乙女座でシングルの方ですと、何か出会いが訪れるかもしれません。
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2021年12月8日28時59分まで
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番組情報
- GOOD NEIGHBORS
-
月・火・水・木曜13:00-16:00
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クリス智子