勝地 涼が明かす、オンラインゲームで仲良くなった一般男性との思い出。上白石萌歌も「映画みたい」と感嘆

俳優・勝地 涼と上白石萌歌が10月2日(土)、J-WAVEで「LOVEなもの」をテーマに対談した。

ふたりがトークしたのは、J-WAVEで放送中の番組『#LOVEFAV』(ナビゲーター:上白石萌歌)。音楽やアート、読書が好きな女優・上白石萌歌が、リスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届けしている。

今回は、ふたりが共演したときのエピソードや勝地がハマっているオンラインゲームなどについて語った模様をテキストで紹介する。

上白石萌歌を「いい俳優」と思った理由

勝地は1986年生まれ。2000年、13歳のときにドラマで俳優デビュー。2005年に映画『亡国のイージス』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。現在もドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍している。

今回ふたりは、2020年9月に上演された舞台『ゲルニカ』で共演して以来の対面となった。まずは舞台当時の思い出を語り合う。

勝地:『ゲルニカ』で会ったときよりも、すごく大人っぽくなっていて。『ゲルニカ』もすごく大変な役だったと思うけど、そのあともすごく忙しくしていて、いろいろな経験があって萌歌ちゃんをぎゅっと大人にしたのかなと。
上白石:あのときは20歳になりたてでしたもんね。お酒もみなさんに教えてもらったり。
勝地:そっか、そうだね。楽屋で少しだけ飲んで帰ったりとかね。
上白石:大人の会話をしたりとかね(笑)。
勝地:僕がなんか変なことを教え込んでるみたい(笑)。萌歌ちゃんファンに怒られるのよ。
上白石:そんなことないです(笑)。
勝地:あのときの萌歌ちゃんの印象がすごく残っていて。舞台の上に立って、お客さんを前にして強くなれる人なわけよ。それがたぶんいい俳優だと思うわけ。お客さんの前で気分が上がってきて、そこから照明や音楽、その空気を感じ取って萌歌ちゃんが立っているのを見たときに「これはいい俳優だな」と思いましたよ。
上白石:ありがとうございます。『ゲルニカ』のときに一番助けられた存在。たぶん私だけじゃなく、ほかの役者さんもそう思っていると思います。年齢層も幅広い舞台だったんですけど、その真ん中に勝地さんがいて、どっしりといてくださったから、あの舞台ができたんじゃないかなって思います。

勝地と上白石は、2012年に東野圭吾原作のドラマ『分身』でも共演していた。上白石は、長澤まさみ演じる主人公の幼少期を演じた。

勝地:絡みはなかったけど、ドラマをチェックして「あ、こういう子がやってるんだ」みたいな印象があって。ちょっと大人っぽいドラマだったもんね。その萌歌ちゃんが成長して(舞台『ゲルニカ』で)同じ板の上に立っているわけよ。そしていまラジオにお呼ばれしちゃって。すごいね。
上白石:光栄です。出会ったのは1年前とかになるんですよね。その期間を感じさせないぐらい、すごくよくしてくださって。私にとってお兄さんというか、お姉さんという感じです。
勝地:お姉さん? 
上白石:なんてことないことでも勝地さんに連絡しちゃったり。あと、すごく私のファンですよね(笑)。
勝地:ファンだよ。だって面白いもん。

adieu(歌手活動時の上白石のアーティスト名)のライブに足を運んだ勝地は、アーティストとしての上白石も絶賛した。

勝地:ひとりで行くことになって。「萌歌ちゃん頑張れ」と思いながら観ていて。でも最終的に引き込まれて泣いてたね。マスクに涙が吸収されて、泣いてることがバレなかったからよかったよ。
上白石:ここで1曲、勝地さんの好きな曲を流したいんですけど。
勝地:俺の好きな曲っていうとadieuってことになっちゃうんだけど、いいかな?
上白石:あはは(笑)。

番組では、勝地セレクトでadieu『よるのあと』をオンエアした。

adieu [ よるのあと ]

勝地:この曲は舞台『ゲルニカ』の最後のほうで、こういうご時世だから「少しだけ乾杯」という時間のときに萌歌ちゃんが歌ってくれたのよ。
上白石:あ、そうだった。
勝地:「恥ずかしい」って言いながらみんなで歌って。僕もテンション上がっちゃって、横のマイクで歌ってたよね。
上白石:合いの手を入れてましたよね。
勝地:気持ちよかったんだよね。だからライブを観てたときも心のなかで合いの手を言ってたんだよ。
上白石:伝わらない(笑)。

ゲームがきっかけで岐阜の大学生と友だちに

『#LOVEFAV』ではゲストのLOVEとFAVORITEを集める。上白石から「今、何LOVEですか?」と質問された勝地は「ゲーム」と回答した。

勝地:オンラインゲームがけっこう好きで、ひとりで黙々とやるよりオンラインで、僕の場合はリモートで顔も見てしゃべりながら。
上白石:そんなことができるんだ。
勝地:ゲームの空き時間とかにしゃべって、ゲームが始まったらゲームをやって、みたいな。その時間が、2020年に新型コロナで人と会えない分を埋めていて。それを楽しんでるかな。

勝地が現在ハマっているゲームは『Dead by Daylight』。ミッションをクリアしてマップから脱出することを目的にした4人組の「サバイバー(生存者)」と、そのサバイバーを捕まえることを目的にした1人の「キラー(殺人鬼)」が対決するサバイバルホラーだ。

勝地はゲーム自体を楽しみつつ、対戦相手がマッチングするまでの待機時間も大事にしているという。

勝地:マッチするまで10分ぐらいあるわけ。その時間にしゃべったりするのがけっこう好きで。オンラインをやっていてよかったなと思ったのが、10年以上前なんだけど、昔ゲームを一緒にやっていた人と仲よくなったの。自分の名前も伏せた状態でやってたんだけど、あるとき「僕のことわかる?」って訊いたら「声でわかってました」って。「なんで言わなかったの?」って訊いたら「そういうこと言っちゃうと失礼かと思いまして」みたいな。

当時、勝地は20代後半で、相手の男性は岐阜県に住む大学生だった。その後、勝地の友人も交えてゲームで一緒に遊ぶようになっていったそうだ。あるとき勝地が「新幹線代も出すし宿もとるから遊びにおいでよ」と男性を東京に招いて以来、年に1回は会う仲になった。しかし最初の上京の際に男性の母親が難色を示したと振り返る。

勝地:その子はお母さんに「東京に行ってくる。勝地 涼くんと山田孝之くんに会ってくる」って言うわけ。その男の子は普通に言ってるんだけど、お母さんは騙されてると思うでしょ。「高いものを買わされるかもしれないからカードとか免許証を全部置いていきなさい」みたいに言われたらしくて。でも確かにそうかもって思って。それでお母さんに、孝之と俺で一緒に写真を撮ってるのを送って。そしたら「本当なんだ!」みたいな感じになって(笑)。

その後、その男性に対して山田は徹底したおもてなし精神を見せたと勝地は語る。

勝地:僕、その時期が連ドラ中で忙しかったの。でも孝之はちょうど暇な時期だったから、新幹線で来たその子を品川まで車で迎えに行って、そこから東京タワー、スカイツリー、原宿、お台場、秋葉原とか、「東京とは?」というところを全部孝之がアテンドしてあげて。僕は夜にごはんを食べるところに合流して。僕は次の日も撮影で対応できなかったんだけど、次の日も孝之が全部いろいろやってあげて、プリクラ撮ったりとか、ベタなことをやってあげたわけよ。それで最後、品川に送りに行くときに、ちょうど僕の仕事が終わったタイミングだったから、マネージャーさんの車で品川に行って、改札までバーって走っていったらちょうど行くところで「じゃあな!」って。それで孝之と帰ってくるみたいな。
上白石:へえ、すごい。映画みたいなことが起きるもんですね。

番組のエンディングでも、ふたりの軽快なトークが繰り広げられた。

上白石:お別れの時間が近づいてまいりました。あっという間でしたね。
勝地:やっぱり萌歌ちゃんとひさびさに会ってお話できて、ある意味、変わらないよさもあり成長しているなと思うところもあり、僕はすごく楽しかったです。また来週ここに来ればいいのかな?
上白石:ぜひぜひ(笑)。
勝地:何回か行っているうちに勝地 涼の『#LOVEFAV』になっているというね。楽しかったです。ありがとうございました。
上白石:なかなかこうやってふたりで話す機会もなかったので。
勝地:完全にふたりはあんまりないもんね。
上白石:改めて向き合って、勝地さんの真面目さというか、変なとことか……。やっぱり変な人だなと思ったし(笑)。
勝地:おいおい、言ってくれるぜ。あなたも変なのよ?
上白石:いやいや、私は真っ当に生きてますので(笑)。
勝地:変だから魅力的なのよ。面白いよ。すばらしい。
上白石:これからもよろしくお願いします。ついて行かせてください。

勝地は10月22日(金)から11月14日(日)まで下北沢・本多劇場で上演中の舞台『いのち知らず』に出演。詳細はこちら(http://mo-plays.com/inochishirazu/)。

J-WAVEで放送中の『#LOVEFAV』では、SNSやネットを活用しながら、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものや、これから好きになりそうなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。公式サイトはこちら(https://www.j-wave.co.jp/original/lovefav/)。
番組情報
#LOVEFAV
毎週土曜
22:00-22:54

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