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武田真治、『めちゃイケ』で学び俳優業にもプラスになった“感覚”とは...DEAN FUJIOKAが聞く

武田真治、『めちゃイケ』で学び俳優業にもプラスになった“感覚”とは...DEAN FUJIOKAが聞く

俳優の武田真治が筋力トレーニングを始めるに至った意外な経緯や、『めちゃ×2イケてるッ!』の思い出を語った。

武田が登場したのは、『ROPPONGI PASSION PIT』(ナビゲーター:DEAN FUJIOKA/三原勇希)。オンエアは6月26日(土)。各界で活躍する情熱を持ったゲストを迎えて、「好き」や「情熱」をテーマにトークを展開する番組だ。

毎週鼻をへし折られていた『めちゃ×2イケてるッ!』

1989年、高校在学中に「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞した武田。中世的な美貌で「フェミ男」ブームを巻き起こし、アイドル的人気を博す。以来、ドラマや映画、舞台、バラエティ、音楽などで活躍し、2018年からはテレビ番組『みんなで筋肉体操』(NHK)の出演が話題を呼んだ。2020年には芸能生活30周年記念アルバム『BREATH OF LIFE』をリリースした。

武田とDEANは、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で共演中だが、同じシーンはないため今回が初対面だ。

三原:本当にいろいろな活動をされていますよね。
武田:ざっくりと自分で紹介しちゃおうかな。テレビをつけたらとにかくチェッカーズが出ていた頃に、バンドをやりたかったんですけど、いいメンバーに出会えなかったのか運命のメンバーに気付けなかったのか、単身上京したんです。きっかけになったのは「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」という雑誌のオーディション。ツイてたんでしょうね。そこから小柄も活かして中性的な魅力で……。だんだん恥ずかしくなってきたので、そちらで進めていただけますか?
DEAN:じゃあ、そういう段取りで(笑)。
三原:でもその頃の写真を今でも見ることができますけど、美貌が変わらないですね。
武田:いや~、だとしたら当時の僕にメロメロになっていますよ。全然もう、遥かに美しかったと思います。美少年だったんじゃないかな。あれだな、僕がさっきから自分をいいように言ってるね。貶めてくれたほうが……。
DEAN:あははは(笑)。

武田が出演した代表的なバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)には、前身番組も含めると26年間出演していた。同番組の出演は俳優人生において勉強になったという。

武田:「こういう俳優業をやっていきたい」「これが俺だ!」と思っていたことを、毎週鼻をへし折られていました。「何者でもないんだよ」みたいな。「今この瞬間にゼロから何かを作り上げることに比べたら、与えてもらった役を演じることは何でもないかもしれない」と思わせてくれたのはありがたかったですね。作品の撮影が終了した瞬間に切り替えられない人ほどいい役者と思われがちだけど、不思議と切り替えられない人ほど残らないんですよ。ずっと突っ張ったまま1日過ごされてもイヤだし、そんなふうにスタッフと接していても印象が悪い。どこかで切り替えないと。そういうのは『めちゃイケ』に長く在籍させていただいたことで学べて、今でもお仕事させていただけているのかなと思いますね。

筋肉であの頃の嫌な自分を封じ込めたい

DEANは自身のキャリアの中で、首を痛めた経験から体との向き合い方を変えたことを語る。そのときに武田の姿を見て、「この体はノリでは作れない」と驚いたそうだ。

DEAN:僕は武田さんの体を見て、まっすぐストイックに体と向き合わないとこんなふうになれないなと思いました。お世辞や言葉の妙ではなく、もっと本質的な感じ。
武田:そんなに見てくれているんですか。
DEAN:インナーとか「すごくトレーニングやっただろうな」と思う。
武田:それがあまりよくわからないままやっているだけなんですよね。
DEAN:そうなんですか? 肩のラインとかすごい。
武田:めっちゃ体見てるじゃない(笑)。
DEAN:そうですよ、今日は武田さんの体目当てですよ(笑)。

武田が体を鍛えるようになったのも、自身が体調を崩したことがきっかけ。90年代に多忙を極めた頃、歯を食いしばってしまい顎を痛め、食が細くなり体重は46キロまで落ちてしまったという。

武田:あごの骨って特殊な関節みたいで、軟骨がすり減って耳の前の部分、骨と骨が直接当たるようになって痛くて口が開かなくなるから、どんどん食が細くなり、それでも仕事は忙しくてどんどん痩せていく。でもレディースの洋服が着られると「いいね」と褒められる。負のスパイラルの中で仕事をしていたんです。今は通じるんですけど、当時は「しばらくお休みさせてほしい」という要望も通じなかった。
DEAN:そうか。ブラック&ブラックな感じですね。
武田:自分を守ろうとすると性格が悪くなっちゃうんです。「こっちは必死でフラフラなのに」みたいに。自分が変わらなきゃいけなかったんですけど、鍛えようにも体がガチガチで動かなかったので、まずは針治療に通いました。

針治療と筋トレを行った結果、2~3年で体は動くようになったという。しかし、体は回復しても回復できないものが多く残ってしまったと語る。

武田:失った信用やキャンセルした仕事への悔しさ、活動のペースが落ちたことで離れたファンの方々への償いの気持ちはなくならないんですよね。だからストイックでもなんでもなくて、悔やみ続けている。一度体調を崩すと健康の奇跡に気付くし、失いたくないと思うんですよね。だから、ストイックに何かを目指しているというよりも、健康を損なったときに出てくる自分の中の嫌な奴を筋力で封じ込めたいんです。
三原:体が思うように動かないとストレスからメンタルも不安定になりますもんね。
武田:自分で自分のことはやるべきだし、人の分も荷物を持てたら笑顔にできる。やっぱり筋力は生きていく上で重要だなと思いました。

筋トレの糧となる言葉「『もうダメだ』はこの世の嘘だ」

武田は、自身がトレーニングをする上で糧となる言葉があるという。

武田:体調を崩していた当時は運動をするモチベーションがなかったので、壁に言葉を書いた紙を貼っていました。先日その紙が100枚弱くらい出てきて、それを出版社の人に話したら「本にしましょう」という話が出たんです。そのうちのひとつが「『もうダメだ』はこの世の嘘だ」。
DEAN:お~!
武田:「もうダメだ」って思っているのは自分だけで、別にそうじゃないんじゃない、みたいな。
DEAN:たしかに。最後の1レップ。
武田:あとは、「夜の空想家ではなく昼の実行家でいる」。
DEAN:間違いない。
武田:そういうことを紙に書いて、「だから今やっちゃおう」と。いつまでも夜の空想家でいるのはやめようと。

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武田の話を聞き、DEANも自身のトレーニング事情を語った。

DEAN:僕は重さを使っても2~3キロですね。とにかく可動域を広げたくて、筋トレをしているというよりもストレッチをしているみたいな。いいストレッチをしていると拮抗している筋肉には神経が入っているんじゃないかなと思って。逆も然り。
武田:それはそれで教えてほしいな。
DEAN:もしよかったら一緒にトレーニング、いいですか?
武田:でも、そんなに無茶しないでよ。教えてほしいわ。
三原:いいですね。筋トレの約束が成立しました。
武田:不思議な感じだね(笑)。
DEAN:体が目当てだったので達成しました(笑)。

健康でいるためなら取るべき行動が正しくなる

最後に「情熱とは何ですか?」と訊かれた武田は「健康でいるための努力を惜しまないこと」と明言した。

武田:たとえば「健康でいよう」と思ったら車も安全運転しようと思うんですよね。健康でいるためにごはんを食べなきゃいけないと思ったら働こうと思う。健康でいようと思うと取るべき行動が正しく整理されるのかな。
DEAN:たしかに。“生のスパイラル”が生まれるということですよね。
武田:僕より上手にまとめちゃったよ。
DEAN:あははは(笑)。

武田は8月1日(日)に日本橋三井ホールにて芸能生活30周年記念ライブ「BREATH OF LIFE」を実施予定。また、今秋開演となる名作ミュージカル『オリバー!』に主演のフェイギン役で出演することが決定。そのほか武田の最新情報は公式サイト、または公式Instagramをチェック。

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2021年7月3日28時59分まで

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