J-WAVEに初登場した歌手のAdoが、デビュー前の収録スタイルや新曲について語った。
Adoが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。オンエアは6月18日(金)。
Ado:3、4歳くらいの頃から父のレコードだったり、好きだったディズニーのCDやDVDなどに触れていた記憶があります。父が音楽好きなので、それに影響された部分もあるのかなと思っています。ディズニー作品は、特にプリンセスのものが大好きで。プリンセスの作品って、だいたいみんな劇中で歌い出すんですよ。それが今見ても素敵だなと思っていて、印象に残っています。昔のクラシカルな雰囲気だったりオーケストラが使われていたりだとか、音楽に合わせてアニメーションが動いている感じがすごく魅力的ですね。
Ado:たしか小学5、6年のときに「自分でも歌いたい」と思い始めて。もともと小学1、2年の頃からボーカロイド、ボカロPさんの曲を動画配信サイトなどで好んで観ていたんですね。そのボカロの楽曲をカバーする「歌い手」というものに出会ってから、自分も歌ってみたいなと興味が出てきました。
Adoは動画投稿サイト「ニコニコ動画」で「歌ってみた」の動画を配信。音楽活動をスタートさせた。最初は自室で収録していたAdoだったが、とあるタイミングで収録場所を変更したという。
Ado:中学3年生か高校1年生にかけてのあいだにクローゼットでの録音に切り替えた記憶があります。自分の部屋で録音した時に、反響音が気になったのかな? たしか、昔読んでいた『歌ってみたの本』(KADOKAWA/エンターブレイン)という雑誌の記事で、歌い手さんのどなたかが「クローゼットで録っています」と言っていて。「私もクローゼットで録ってみよう。防音にもいいかもしれない」という理由で、クローゼット録音に切り替えたんだと思います。
高校3年生の頃には防音材をクローゼットに貼り付けたが、服はそのままの状態で収録をしていたとのこと。「(服が)反響を止めてくれるんじゃないかな」というイメージがあったため、あえてそのままにしていたそうだ。
Ado:『うっせぇわ』のタイトルだったり、パンチのきいた歌詞だったり、激しいメロディだったり、すごくインパクトの強い曲だなと感じました。それに、メジャーデビューの楽曲に『うっせぇわ』というタイトルはすごいなとも思いました(笑)。
メジャーデビュー以降、Ado名義の楽曲はすべてスタジオでレコーディングされている。
Ado:一般的というか、みなさんが想像されるスタジオ収録って、マイクがセットされていて、エンジニアさんの指示を受けたりいろんな人に見守られながら歌うものだと思うんですね。でも、私はスタジオに入ったら、基本的に自分が持ってきたパソコンとスタジオの機材をセットして、扉を閉めて一人の空間で歌います。
Ado:「街灯は消えてく 孤独な夜が誘う」というフレーズから音が盛り上がるところを最初に聴いたとき、鳥肌が立ちまして。「歌うの楽しみだな」と思いました。『夜のピエロ』のオケは明るくてキラキラ輝いている印象なんですが、歌詞は孤独だったり、喪失感が感じられる内容だったので、そこがまた面白いと思いました。
最後にAdoは、今後の活動についての意気込みを語った。
Ado:ボーカロイドやボカロPさんの文化、ジャンルが昔からずっと大好きですし、自分には欠かせない存在だなと思っています。その文化やジャンルを、一人でも多くの方に音楽を通して広めていけたらいいなと思っております。
Adoの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーからモノづくりにかける夢を聞く。放送は毎週金曜の10時40分から。
Adoが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。オンエアは6月18日(金)。
ディズニープリンセスの音楽が大好き
2020年10月、『うっせぇわ』でメジャーデビューを果たしたAdoは、瞬く間に時の人となった。今回の「THE HIDDEN STORY」では、Adoからこれまでの音楽遍歴と現在の活動を訊いた。幼少期のAdoが触れていた音楽とは?Ado:3、4歳くらいの頃から父のレコードだったり、好きだったディズニーのCDやDVDなどに触れていた記憶があります。父が音楽好きなので、それに影響された部分もあるのかなと思っています。ディズニー作品は、特にプリンセスのものが大好きで。プリンセスの作品って、だいたいみんな劇中で歌い出すんですよ。それが今見ても素敵だなと思っていて、印象に残っています。昔のクラシカルな雰囲気だったりオーケストラが使われていたりだとか、音楽に合わせてアニメーションが動いている感じがすごく魅力的ですね。
デビュー前は独自のスタイルで収録
Adoが歌うことに興味を持ったきっかけは、「歌い手」との出会いだった。Ado:たしか小学5、6年のときに「自分でも歌いたい」と思い始めて。もともと小学1、2年の頃からボーカロイド、ボカロPさんの曲を動画配信サイトなどで好んで観ていたんですね。そのボカロの楽曲をカバーする「歌い手」というものに出会ってから、自分も歌ってみたいなと興味が出てきました。
Adoは動画投稿サイト「ニコニコ動画」で「歌ってみた」の動画を配信。音楽活動をスタートさせた。最初は自室で収録していたAdoだったが、とあるタイミングで収録場所を変更したという。
Ado:中学3年生か高校1年生にかけてのあいだにクローゼットでの録音に切り替えた記憶があります。自分の部屋で録音した時に、反響音が気になったのかな? たしか、昔読んでいた『歌ってみたの本』(KADOKAWA/エンターブレイン)という雑誌の記事で、歌い手さんのどなたかが「クローゼットで録っています」と言っていて。「私もクローゼットで録ってみよう。防音にもいいかもしれない」という理由で、クローゼット録音に切り替えたんだと思います。
高校3年生の頃には防音材をクローゼットに貼り付けたが、服はそのままの状態で収録をしていたとのこと。「(服が)反響を止めてくれるんじゃないかな」というイメージがあったため、あえてそのままにしていたそうだ。
『うっせぇわ』を聴いて…第一印象は?
音楽活動をしていた矢先、レコード会社から直接SNSにダイレクトメッセージが送られてきてメジャーデビューが決定したAdo。デビューシングル『うっせぇわ』は、ボカロPであり音楽家のsyudouが作詞・作曲・編曲を務めた。もともとsyudouのファンだったAdoは、楽曲を受け取った際にうれしさと衝撃を感じたと語った。Ado:『うっせぇわ』のタイトルだったり、パンチのきいた歌詞だったり、激しいメロディだったり、すごくインパクトの強い曲だなと感じました。それに、メジャーデビューの楽曲に『うっせぇわ』というタイトルはすごいなとも思いました(笑)。
メジャーデビュー以降、Ado名義の楽曲はすべてスタジオでレコーディングされている。
Ado:一般的というか、みなさんが想像されるスタジオ収録って、マイクがセットされていて、エンジニアさんの指示を受けたりいろんな人に見守られながら歌うものだと思うんですね。でも、私はスタジオに入ったら、基本的に自分が持ってきたパソコンとスタジオの機材をセットして、扉を閉めて一人の空間で歌います。
ボカロ文化の普及活動に尽力したい
『うっせぇわ』は、ストリーミングとミュージックビデオの再生数を合わせて3億回再生を突破。デビュー後『レディメイド』『ギラギラ』『踊』をリリースしたAdoは、6月14日に新曲『夜のピエロ』を配信リリース。作詞・作曲・編曲はbizが担当した。Ado:「街灯は消えてく 孤独な夜が誘う」というフレーズから音が盛り上がるところを最初に聴いたとき、鳥肌が立ちまして。「歌うの楽しみだな」と思いました。『夜のピエロ』のオケは明るくてキラキラ輝いている印象なんですが、歌詞は孤独だったり、喪失感が感じられる内容だったので、そこがまた面白いと思いました。
最後にAdoは、今後の活動についての意気込みを語った。
Ado:ボーカロイドやボカロPさんの文化、ジャンルが昔からずっと大好きですし、自分には欠かせない存在だなと思っています。その文化やジャンルを、一人でも多くの方に音楽を通して広めていけたらいいなと思っております。
Adoの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーからモノづくりにかける夢を聞く。放送は毎週金曜の10時40分から。
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2021年6月25日28時59分まで
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番組情報
- ~JK RADIO~TOKYO UNITED
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毎週金曜6:00-11:30
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ジョン・カビラ