J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。3月13日(土)のオンエアでは、フジファブリック・山内総一郎(Vo/G)がリモート出演。このコーナーでは、日々のルーティンやお気に入りのモノについて話を聞く。山内の暮らしのルーティンや生活を彩るアイテムとは?
山内がアルバムタイトルの由来を次のように語った。
山内:2019年がちょうどデビュー15周年で、今まで応援してくれたファンのみなさんやスタッフも含めてみんなに感謝を伝えたいっていうことでツアーをやっていたんですけど、コロナ禍で中止になりまして。なのでアルバムで感謝を伝えたい、愛情をかけてもらった分、愛を返したいと思って、ストレートに『I Love You』とタイトルをつけました。今まで『F』とか『TEENAGER』とか、僕らのアルバムのタイトルってワンワードが多かったんですけど、今回はこれが一番いいのではないかと。
続いて豪華なフィーチャリング・アーティストの話題に。
山内:JUJUさんに僕らの楽曲『手紙』(アルバム『F』収録)をカヴァーしてもらったことがきっかけで、ライブに呼んでいただいたりして。JUJUさんの人となりや雰囲気を作曲する前に感じていたので、そういったJUJUさんのイメージをたくさんいただいているなかで、僕らなりにコラボレーションできるような曲を作りました。コーラスワークなどの制作にも関わってくださったので、艶のあるアレンジになったと思います。JUJUさんの声色は一種類じゃなくて、曲の中でもさまざまに変化していく、景色のようなヴォーカルをお持ちで、本当にすごいと思いました。
山田:秦さんはいかがですか?
山内:秦くんは8年前くらいですかね、僕が秦くんの作品に参加したことがあって、そこから友人として付き合わせてもらっているんです。最初は長電話から始まって、「最近どう?」って話から「フジファブリックでアルバムを作ってて、ちょうど秦くんと一緒に歌いたい曲があるんだけど、今忙しくなかったらぜひ参加してほしい」というところから始まりました。秦くんとは、さまざまな音楽の話から「お酒飲みに行きたいね」みたいな話をしながら作っていった感じですね。
渡辺:アルバムの中に友人との出会いや繋がりが垣間見えて、これがデビュー15周年を経たフジファブリックの今の姿なんだと感じました。
山内:ありがたいですね。『I Love You』は友人に向けての言葉でもあるし、今まで出会ってきた人たちへの感謝の気持ちも入っているので。今まで出会ってきたミュージシャンのサウンドが入ることで、アルバムも華やかになったんじゃないかなと思っています。
山内:豆を挽いてハンドドリップで淹れます。コーヒーを飲むと寝れないってよく言うけど逆によく眠れるような気がしています。飲むと心が落ち着くので、飲みながら最近はNゲージを走らせたりしていますね。
Nゲージとは鉄道模型のこと。渡辺が「HOゲージよりちょっと小型で、線路の幅が9mmです」と解説を加える。
渡辺:電車は何ですか?
山内:これは阪急電車です。
渡辺:さすが関西人!
山内:通学で乗っていたものです。でも最近ハマっているのは貨物のほうでして。
渡辺:ということは、JRですね。
山内:JRですね。これも実家から見えていた貨物列車で。ステイホーム期間も長かったので、こういうものに手を出してしまいました(笑)。
渡辺:以前はやってなかったんですか?
山内:子どもの頃に祖父がたくさん持ってたんですけど、子どもだったから触らせてもらえなくて。大人になってからちょっとずつ買うようになりました。
渡辺:そして、ステイホーム時にのめり込んだと。
山田:走らせる線路もたくさんお持ちなんですか?
山内:たくさんではないですけど、走らせられるくらいにはあります。
渡辺:ジオラマはやらないんですか?
山内:憧れはあるんですけど、走らせたら線路は片付けます。線路で走らせて、いい角度から携帯で動画を撮るっていうのをやってます(笑)。
渡辺:楽しそう。究極の一人遊びですね。
山内:音もいいですし、心が休まるというか。スタジオで大きい音を出すのも楽しいんですけど、家に帰ってシャーッていうNゲージの音を聞いていると耳も休まるというか、癒されますね。
渡辺:蓄圧式って何ですか?
山内:ポンプを上でシュコシュコすると中で圧がかかって、上のレバーを押すと水が霧のようにシャーッと出るんですよ。水滴が飛び散らないし、ある程度広範囲を霧吹きできるし、お手入れも簡単だし、すごくいいですね。
山田:植物に対するすごい愛を感じます。
山内:枯らした経験があるもんですから、もうあんな気持ちになりたくないんです。
渡辺:数も多いんですか?
山内:植木鉢4、5個くらいですかね。マルハチ産業のスプレーは1リットルくらい入るので、1つで全部に水をやれるんですよ。
さらに「今ほしいモノ」を訊くと、山内は「ケーブルを収納する引き出しがほしいけれどなかなか見つからない」という。
山内:先日、洋服屋に行ったとき、ジーパンの在庫を入れているカゴで、すごくちょうど良さそうなものを見つけたんですけど、オリジナルですってことだったので。
渡辺:もう一度行って、カゴの写真をいっぱい撮ってDIYするのはどうでしょう?
山内:DIYやってみたいですね。
渡辺:アーティストでもハマってる方いらっしゃいますよね。
山内:斉藤和義さんとかすごいですよね。先日、斉藤さんから「今、棚を作ってます」ってLINEが来ました。
渡辺:今度、斉藤さんに「これが作りたいんですけど」って写真を送ってみて……。
山田:むしろ作ってくれるんじゃないですか?
渡辺:なんで和義さんを業者扱いしてるんですか(笑)。
山内:それはなかなか先輩には言いにくいですね(笑)。相談してみます。
フジファブリックの最新情報は、オフィシャルサイトをチェック。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
ツアーが中止になった分、アルバムで感謝や愛を伝えたい
フジファブリックは3月10日(水)にニューアルバム『I Love You』をリリース。2年2カ月ぶりのアルバムリリースとなった本作では、JUJU、YOASOBIのikuraこと幾田りら、秦 基博がフィーチャリングとして参加。その他、現在放送中のアニメ『Dr. STONE』のオープニングテーマに起用された新作『楽園』を含む全9曲が収録された。フジファブリック 『楽園』(TVアニメ「Dr.STONE」第2期オープニングテーマ)
山内:2019年がちょうどデビュー15周年で、今まで応援してくれたファンのみなさんやスタッフも含めてみんなに感謝を伝えたいっていうことでツアーをやっていたんですけど、コロナ禍で中止になりまして。なのでアルバムで感謝を伝えたい、愛情をかけてもらった分、愛を返したいと思って、ストレートに『I Love You』とタイトルをつけました。今まで『F』とか『TEENAGER』とか、僕らのアルバムのタイトルってワンワードが多かったんですけど、今回はこれが一番いいのではないかと。
続いて豪華なフィーチャリング・アーティストの話題に。
山内:JUJUさんに僕らの楽曲『手紙』(アルバム『F』収録)をカヴァーしてもらったことがきっかけで、ライブに呼んでいただいたりして。JUJUさんの人となりや雰囲気を作曲する前に感じていたので、そういったJUJUさんのイメージをたくさんいただいているなかで、僕らなりにコラボレーションできるような曲を作りました。コーラスワークなどの制作にも関わってくださったので、艶のあるアレンジになったと思います。JUJUさんの声色は一種類じゃなくて、曲の中でもさまざまに変化していく、景色のようなヴォーカルをお持ちで、本当にすごいと思いました。
フジファブリック 『赤い果実 feat.JUJU』
山内:秦くんは8年前くらいですかね、僕が秦くんの作品に参加したことがあって、そこから友人として付き合わせてもらっているんです。最初は長電話から始まって、「最近どう?」って話から「フジファブリックでアルバムを作ってて、ちょうど秦くんと一緒に歌いたい曲があるんだけど、今忙しくなかったらぜひ参加してほしい」というところから始まりました。秦くんとは、さまざまな音楽の話から「お酒飲みに行きたいね」みたいな話をしながら作っていった感じですね。
渡辺:アルバムの中に友人との出会いや繋がりが垣間見えて、これがデビュー15周年を経たフジファブリックの今の姿なんだと感じました。
山内:ありがたいですね。『I Love You』は友人に向けての言葉でもあるし、今まで出会ってきた人たちへの感謝の気持ちも入っているので。今まで出会ってきたミュージシャンのサウンドが入ることで、アルバムも華やかになったんじゃないかなと思っています。
フジファブリック 『あなたの知らない僕がいる feat.秦 基博』
夜はコーヒーと“Nゲージ”
山内に夜の過ごし方を訊く。山内はコーヒーにハマっているという。山内:豆を挽いてハンドドリップで淹れます。コーヒーを飲むと寝れないってよく言うけど逆によく眠れるような気がしています。飲むと心が落ち着くので、飲みながら最近はNゲージを走らせたりしていますね。
Nゲージとは鉄道模型のこと。渡辺が「HOゲージよりちょっと小型で、線路の幅が9mmです」と解説を加える。
渡辺:電車は何ですか?
山内:これは阪急電車です。
渡辺:さすが関西人!
山内:通学で乗っていたものです。でも最近ハマっているのは貨物のほうでして。
渡辺:ということは、JRですね。
山内:JRですね。これも実家から見えていた貨物列車で。ステイホーム期間も長かったので、こういうものに手を出してしまいました(笑)。
渡辺:以前はやってなかったんですか?
山内:子どもの頃に祖父がたくさん持ってたんですけど、子どもだったから触らせてもらえなくて。大人になってからちょっとずつ買うようになりました。
渡辺:そして、ステイホーム時にのめり込んだと。
山田:走らせる線路もたくさんお持ちなんですか?
山内:たくさんではないですけど、走らせられるくらいにはあります。
渡辺:ジオラマはやらないんですか?
山内:憧れはあるんですけど、走らせたら線路は片付けます。線路で走らせて、いい角度から携帯で動画を撮るっていうのをやってます(笑)。
渡辺:楽しそう。究極の一人遊びですね。
山内:音もいいですし、心が休まるというか。スタジオで大きい音を出すのも楽しいんですけど、家に帰ってシャーッていうNゲージの音を聞いていると耳も休まるというか、癒されますね。
山内おすすめの「霧吹き」とは
山内の生活を彩るお気に入りのアイテムを訊いた。「観葉植物に水をやるのが朝の日課」という山内は、マルハチ産業が販売している「蓄圧式スプレー」を挙げた。渡辺:蓄圧式って何ですか?
山内:ポンプを上でシュコシュコすると中で圧がかかって、上のレバーを押すと水が霧のようにシャーッと出るんですよ。水滴が飛び散らないし、ある程度広範囲を霧吹きできるし、お手入れも簡単だし、すごくいいですね。
山田:植物に対するすごい愛を感じます。
山内:枯らした経験があるもんですから、もうあんな気持ちになりたくないんです。
渡辺:数も多いんですか?
山内:植木鉢4、5個くらいですかね。マルハチ産業のスプレーは1リットルくらい入るので、1つで全部に水をやれるんですよ。
さらに「今ほしいモノ」を訊くと、山内は「ケーブルを収納する引き出しがほしいけれどなかなか見つからない」という。
山内:先日、洋服屋に行ったとき、ジーパンの在庫を入れているカゴで、すごくちょうど良さそうなものを見つけたんですけど、オリジナルですってことだったので。
渡辺:もう一度行って、カゴの写真をいっぱい撮ってDIYするのはどうでしょう?
山内:DIYやってみたいですね。
渡辺:アーティストでもハマってる方いらっしゃいますよね。
山内:斉藤和義さんとかすごいですよね。先日、斉藤さんから「今、棚を作ってます」ってLINEが来ました。
渡辺:今度、斉藤さんに「これが作りたいんですけど」って写真を送ってみて……。
山田:むしろ作ってくれるんじゃないですか?
渡辺:なんで和義さんを業者扱いしてるんですか(笑)。
山内:それはなかなか先輩には言いにくいですね(笑)。相談してみます。
フジファブリックの最新情報は、オフィシャルサイトをチェック。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
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2021年3月20日28時59分まで
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番組情報
- RADIO DONUTS
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毎週土曜8:00-12:00