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フェミニズム、メンタル、結婚…『令和GALSの社会学』で、三原勇希らが“ガチ語り”したこと

フェミニズム、メンタル、結婚…『令和GALSの社会学』で、三原勇希らが“ガチ語り”したこと

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。2月6日(土)のオンエアでは、モデルでタレントの三原勇希が登場。日々のルーティンやお気に入りのモノについて話を聞いた。

三原はJ-WAVE『ROPPONGI PASSION PIT』で、DEAN FUJIOKAと共にナビゲーターを務めている。また、あっこゴリラ、長井優希乃との書籍『令和GALSの社会学』(主婦の友社)を刊行したばかり。フェミニズムや#MeToo、ルッキズムなどの社会問題を当事者目線で“ガチ語り”した一冊だ。

『令和GALSの社会学』モヤモヤを言語化した一冊

『令和GALSの社会学』は、三原がパーソナリティーを務めるSpotifyの⼈気ポッドキャスト『POP LIFE: The Podcast』に、友⼈であるラッパーのあっこゴリラと⽣命⼤好きニスト⻑井優希乃をゲストに招いたことがきっかけで生まれた。「令和GALS」という名称は、番組のホストである⾳楽評論家の⽥中宗⼀郎が漫画『GALS!』に影響を受けたという第3ギャル世代の彼⼥たちを⾒て名付けたのだという。

渡辺:「社会学」とありますから、時事的な話から30歳を迎える前後の女性として考えていること、結婚や恋愛についても赤裸々に語られていますね。
三原:そうですね。恋人とのことや、「結婚ってどう考えている?」みたいな話、フェミニズムの話、メンタルが弱っているときに心の拠り所をどこに置いているか、「死にたいと思ったことってある?」とか、ひたすら終わりのない話をしています。
渡辺:年齢や経験も含めて、「ちょっと私たち言いたいことがあるんだけど……」みたいな感じになったんですか?
三原:全然そんなことじゃないんですよ。ありがたいんですけど、最初は私たち3人の言葉が聞きたいからぜひ本を作らせてください、という話だったんです。でも今の私たちが社会に何を言えばいいんだろうってすごく悩んで。2020年は社会でもいろんなことが起きて、自分たちも今までやってきたやり方が通用しなくなったりして、そんなときに発信できるメッセージなんてあるんだろうかってすごく悩みました。ただ、3人ともそれぞれ悩んでいることやモヤモヤしていることって違って、それをとことん話していくことがカウンセリングみたいですごく癒されるし、自分でも問題がどんどん言語化できて解消されていくというか、答えが見つかっていくような作業だよねってことで、この形をそのまま見せようということになりました。

本の執筆やコロナ禍の影響で、三原の仕事との関わり方にはどのような変化があったのだろうか。

三原:軸みたいなものがよりしっかりしたと思います。改めて大切にしようと思ったのは、親しみやすく、正直でいることです。私はどんな人も自分の意見を発言しやすい場を作りたいなっていつも思っていて、そのためにも親しみやすいオーラを自分で出すことは心がけています。
山田:自分の鎧を取らないと、向こうもオープンにならない部分がありますよね。
三原:そうですね。本音を最初から全部言わなきゃいけないということじゃないんですけど、ニコニコしているとか話しかけやすい雰囲気を出すみたいなことは頑張っているつもりです。

朝はのんびり。朝食はお腹の声を聞いて

そんな三原に、一日の過ごし方を聞く。まずは朝のルーティンから。何もなければ8時ごろに起きるそうだ。

三原:そこからはけっこうベッドでゴロゴロしてしまうんですけど、その間にメールやSNSをチェックして、起きたら顔を洗って。白湯は必ず飲んでいるかもしれないですね。
山田:朝ごはんはあまり召し上がらないですか?
三原:お腹が空いていたら食べるんですけど、そんなに空いていないなと思ったら食べません。朝からガッツリ食べることもできるんですけど、なるべく自分のお腹の声を聞くようにしています。
山田:朝ランもされるんですよね? 起きてすぐ走りに行くこともあるんですか?
三原:それが、走るのは大好きなんですけど、なかなか家のドアが重くて……。
渡辺:そんなに重いんですか(笑)?
三原:重いんですよ、普通のマンションなんですけど(笑)。
山田:開けちゃえば出れるんですけど開かないんですよね(笑)。
三原:そうなんですよ。特に寒いと重いので、そういうときは事前に誰かと約束をして、近所のお友だちと一緒に走ったり、枕元にウェアを置いておいて「明日走るぞ」って決めて走ったりします。
渡辺:大事ですね。明日やることを前日に考える。

金継ぎやオンラインゲームでリラックス

夜のリラックスタイムにハマっているのは「金継ぎ」だそうだ。

三原:器が好きなんでけど、割ってしまった器が何年も溜まっていて、いつか自分で直したいなと思っていて、2020年の外出自粛期間についに始めました。夜な夜な漆をつけて粉を練って、くっつけて乾かしてそこに金粉をふって、みたいな作業をちょっとずつやっています。
渡辺:どこかに習いに行ったんですか?
三原:コロナ禍に始めたので、教室とかが全然やっていなくて、最初は本とキットで始めたんですけど、説明書が雑なんですよ(笑)。どの本もやり方がちょっとずつ違うし、意外と動画も上がってなくて、これはおもしろいと思いました。すぐやり方がわかっちゃうより、ちょっとずつ自分で試してやっていくのがおもしろくてハマりました。でも自粛が解除されたときに教室にも行きました。
山田:あれって、ちゃんとピースが残っていないとダメなんですよね。欠けていて穴になっていたら金継ぎはできないですか?
三原:できます! あまりにも大きいとかなり難しいんですけど。あと、うまくなれば他の器のパーツを継ぐこともできます。
山田:すごい! 金継ぎをやりたくって、でも割れた器を処分してしまっていて……。
渡辺:練習用に割りましょう(笑)!
山田:その勇気はちょっとないです(笑)。

三原は金継ぎ以外にも夜の時間に楽しんでいることがあるという。

三原:オンラインで人狼と麻雀をやってます。子どもの頃からドンジャラっていうテーブルゲームが大好きで、それがきっかけで麻雀を始めたんですけど、コロナ禍になってから友だちとオンラインでやっています。

三原はリラックスしたいときに聴く楽曲としてEverything Is Recorded『Close But Not Quite feat. Sampha』をオススメした。

Everything Is Recorded – Close But Not Quite feat. Sampha

お気に入りはシンプルなゴールドピアス

三原の生活を彩るお気に入りのアイテムは、ピアスだという。

三原:今もつけています。すごくシンプルで爪ぐらいの大きさの14Kのゴールドピアスです。「AVALANCHE(アヴァランチ)」というヒップホップジュエリーのお店で買って毎日つけています。LAとニューヨークに本店があって、渋谷にもお店があるんです。私、ヒップホップが大好きなので、どうせ毎日つけるジュエリーを買うなら、ゴールドも本物だし、ここで買いたいと思って。
渡辺:自分が好きなタイプのお店の中で自分に合うものを探し出すというのは楽しいですよね。
三原:お店での体験もおもしろくて、独特な外観だし、店員さんもちょっと恐そうな見た目なんですけど、ものすごく接客が丁寧。そこから虜ですね。

いま三原が特にお金を使っているジャンルは、家具・家電なのだとか。

渡辺:買い換えているんですか?
三原:そうですね。ちょうど上京してきて10年経ったんですよ。家にいる時間も増えたので、この機会にクオリティを上げようと思って、家電を買い替えたり家具にこだわったり、ずっとほしかったビンテージものを買ったりしてます。
山田:今いちばん欲しいものはなんですか?
三原:加湿器です。あるんですけど、適当なものを使っていたので、いちばんハイブリッドなものがほしいです。ネットで見ていると多すぎてまだ迷っているので、おすすめがあったら教えてください。

三原の最新情報は、公式Twitterまで。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。

過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。

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2021年2月13日28時59分まで

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