音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
『PRODUCE 101 JAPAN』元練習生のOWV・本田康祐&佐野文哉、「大好きなK-POPナンバー」を語る

『PRODUCE 101 JAPAN』元練習生のOWV・本田康祐&佐野文哉、「大好きなK-POPナンバー」を語る

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」。1月19日(火)のオンエアでは増井なぎさと、今週はお休みのサッシャに代わってDJ TAROがナビゲーターを担当。

この日はゲストに、ボーイズグループ・OWVから本田康祐と佐野文哉がリモート出演。デビューへの道のりや、「最近聴いている大好きなK-POPナンバー」を語った。OWVは、1月20日(水)にセカンドシングル『Ready Set Go』をリリース。

脱落しても「本当に青春していた」…そしてチャンスが

OWVはサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生4人からなる新世代ボーイズグループ。2020年の9月に『UBA UBA』でメジャーデビューを果たした。

DJ TARO:『PRODUCE 101 JAPAN』では惜しくも脱落してしまった4人から生まれたグループなんですね。一生懸命練習をしてきたなかで突きつけられた現実というか、(脱落した)当時はぶっちゃけどんな気持ちでしたか?
佐野:3か月、4か月間ずっと101人がみんなで一緒の夢に向かって頑張ってきたので、脱落していく仲間たちというのも見ていたし、自分がそこに入ったときは、ここで自分の目標というか「半年間頑張ってきたことって報われなかった」と思ったんですけど、終わったあとに改めて考えなおしていたら、「そこも人生の経験だったな」と。本当に青春していたんです。つらかったですけど「自分のためにあった4か月だったのかな」というのがあったので、意外と自分は前向きでした。
DJ TARO:残る、残らないだけじゃなくて、そこで経験をしたことや得たものはすごく大きなものですよね。しかもそこから先もまだ人生が続いていくわけですから。そういう意味で前向きになれるということはきっと大事だと思います。
増井:過程が大事ですよね。

閉ざされたかに見えたデビューへの道だったが、意外な展開でチャンスが巡ってきたという。

増井:デビューはどんな風に伝えられたんですか?
佐野:落ちたときから吉本(吉本興業)さんにいろいろな相談をさせていただいていていたんです。お互いに話をしていくうちに「じゃあ、ちょっとグループやってみない?」みたいな感じで。伝えられたというよりかは、話をしていくうちにそうなってました。
DJ TARO:じゃあ、あるとき偉い人みたいなのが来て「君たちデビューしないか?」みたいな、そういう状況じゃなかったんですね。
佐野:はい(笑)。そういうのじゃなくて。その番組(『PRODUCE 101 JAPAN』)のときからお世話になっていた人たちといっぱい今後について話をしていたら「グループやってみる?」みたいな感じになりました。
DJ TARO:サプライズですけど、それはそれでまたちょっと新しいですよね。まさかそんな話になるとは思ってなかったでしょ?
佐野:はい。
DJ TARO:結果的に集うことになったメンバー4人はそれぞれオーディションのときから一緒だったわけですが、4人それぞれは意識をしていたんですか?
佐野:オーディション番組では最初にAクラスからFクラスまで実力でクラス分けされるんです。中川勝就と僕と本田くんはBクラスで最終的に一緒になっていて、本田くんは浦野秀太とそもそもグループが一緒だったんです。なにかしらのつながりはみんなありました。
増井:みんなライバルでもあったわけですよね。
DJ TARO:切磋琢磨をしていくライバルであり仲間、両方の面を持っていますよね。

リスペクトをしながら聴いているK-POPナンバー

韓国の音楽に影響を受けているという2人に「最近聴いている大好きなK-POPナンバー」について語ってもらうことに。デビューをして間もないということもあり、初々しい一面を見せる場面もあった。

本田:僕がいますごく大好きでよく聴いているの曲はStray Kidsさんの『Back Door』という曲なんです。

Stray Kids『Back Door』

本田:この曲はすごくオシャレで格好いいんですけど、僕が一番ハマったのは……(沈黙)。
DJ TARO:どうしました?
本田:……これいま、しゃべっていいんですか?
DJ TARO:しゃべっていいんですよ(笑)。そうか、たぶんいま「曲がかかってるんだ(だから曲を聴いてもらうために黙ろう)」と思ったんですね。BGMとして流しながら、お話を詳しく聞いていこうと思っていたんです。
本田:そうなんですね、すみません……恥ずかしながら(笑)。
DJ TARO:全然いいんです! 逆にいろいろ気にしてくれているっていうね。どんどん、ぞんぶんにしゃべってください。
本田:ありがとうございます。
DJ TARO:ハマったきっかけなんですか?
本田:ダンスを観たときに、構成や振付けがすごく面白いと思ったんです。自分も佐野もOWVで振付けをやっているんですが「あ、こういう構成、面白いな」とか、ワクワクします。曲だけじゃなくてダンスを観ていてもミュージカルっぽくてダンスでも物語を作っているんです。これを観てもっと勉強をしようと思いましたし、観ても聴いても全部楽しめるというのが、この曲の一番ハマったところでしたね。
増井:物語というのは、まさに『Ready Set Go』でも現れているような要素ですよね。
DJ TARO:K-POPのミュージックビデオって、ストーリーの構成はすごく面白いですよね。音楽とダンスだけじゃなくてね。
本田:そういうところも勉強になるなと思いながら、K-POPを観て聴いて学んでいます。

佐野のオススメはBLACKPINKの代表曲

続いて佐野が紹介したオススメのK-POPナンバーはBLACKPINK『Kill This Love』だった。

BLACKPINK『Kill This Love』

増井:これは女性人気が高いですよね。
佐野:BLACKPINKさんは僕たちと同じく4人グループということで、世界で活躍されている姿にとても憧れます。もう本当に尊敬と言いますか。この曲はBLACKPINKさんの代表曲で、聴いていてとても心が躍ります。
増井:そういったところは、男性グループも女性グループも変わりなく「格好いいな」と思いますか?
佐野:そうですね。特にこの曲なんかは音が重かったりして、全体的に力強いので。
DJ TARO:あとはやっぱり、ビートがこういうトラップ系になると歌の譜割(ふわり)だったりというのが、スピーディーなところと抑えるところとの緩急も難しいし、音楽的に歌っていくのも難しいですよね。
佐野:そうですね。やっぱり僕たちも4人なので、そこが毎回“壁”ではあります。
DJ TARO:格好いいし、いろいろ勉強になるというところなんですね。
佐野:はい。
増井:勉強家のお2人です。

OWVの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン
radikoで聴く
2021年1月26日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00