さかいゆう、川谷絵音の歌声のおもしろさを語る。『ロマンスがありあまる』をカバー

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。1月25日(月)のオンエアでは、シンガーソングライター・さかいゆうがリモート出演。ゲスの極み乙女。のカバー動画をアップしたさかいが、川谷絵音の歌声に感じる気持ちを明かした。

川谷絵音の声に衝撃を受け、カバー動画をYouTubeに公開

1月6日(水)、さかいゆうはニューアルバム『thanks to』をリリース。リモート出演したさかいは2020年下半期の活動を「音楽制作に集中できた時期だった」と振り返った。

サッシャ:2020年の下半期はどんな半年間だったんですか?
さかい:ライブは感染予防対策をして、普段の10分の1ぐらいのキャパでやりましたが、全然できませんでしたね。逆に、制作に関してはできました。
サッシャ:先日リリースした、アルバムの制作をずっとやっていたんですか?
さかい:そうですね。他のミュージシャンたちもそうだと思うんですけど、ゆっくり考えられる時間ができたので。「ライブができない分、制作に力を入れよう」みたいな感じになっていましたね。

1月に入ってさかいは、マーヴィン・ゲイ『What's Going on』や、ゲスの極み乙女。『ロマンスがありあまる』などの弾き語り動画を、自身のYouTubeチャンネル上で公開している。

サッシャ:ゲスの極み乙女。のカバーは意外でした。あとは中谷美紀さんの『砂の果実』もカバーされていましたね。
さかい:最近、ゲスの極み乙女。の休日課長と仲がいいんすよ。
サッシャ:そうなんですか!
さかい:それで、改めて曲を聴いてみたくなって、せっかくだからカバーしようって思ったんです。絵音君の声、(聴いていると)クセになるんですよ。「なんちゅう声してんだ!」って(笑)。美声なんだけどほっぽり投げてくるし、おもしろいんですよね。自分にないものを持っています。

「安全が保たれているからこそのエンタメなんだ」

アルバムタイトルの『thanks to』には、どのような意味が込められているのだろうか? さかいは自身の思いについて語った。

サッシャ:アルバムタイトル的に、「みんなに感謝」という意味なんでしょうか。
さかい:そうですね。こんななかでも聴いてくれる方々や伝えてくれる人々がいるから成立する職業だなって思ったんです。うちの父親はカツオの1本釣りの漁師なんですけど、漁師や農家さんって、そもそもで必要とされている仕事じゃないですか。僕らミュージシャンの場合、求められていないと成立しない職業なんだなって思って。自分たちを下に見ているわけじゃなくて、安全が保たれているからこそのエンタメなんだなと思ったんです。
サッシャ:ステイホームのときに気付いたことがあるんですよ。ステイホーム中にエンターテインメントがなかったら、こんなにつらいことはないなって。歌とか映画とかがあったからこそ、救われたと思うんです。エンターテインメントは決して不必要なものではなくて、むしろ大変だったりつらいときにこそ人の心を支えてくれるものだって感じました。
増井:心の栄養ですよね。

全国ツアーを2月から実施!

さかいは2月11日(木)から、鹿児島を皮切りに全27会場での全国ツアー『さかいゆう thanks to Japan Tour 2021』を開催予定だ。

さかい:すべての感染予防対策をして、キャパもかなり少なくして、万全の態勢で弾き語りツアーをやります。めちゃくちゃ怖いなかライブをやってもしかたがないので、「やめておけ!」ってお達しが来たら、やめます!
サッシャ:ファンのみなさんは常にホームページを見ておいてねってことですね。
さかい:そうです。SNSを見てください。
サッシャ:次はスタジオで会えるのをお待ちしております!

さかいゆうの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『thanks to』は好評発売中。J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
radikoで聴く
2021年2月1日28時59分まで

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番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00

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