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三浦大知、“心が削れた、その先”に思いを馳せる。新曲『Antelope』で表現したこと

三浦大知、“心が削れた、その先”に思いを馳せる。新曲『Antelope』で表現したこと

J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)。11月6日(金)のオンエアでは、三浦大知がゲストに登場。新曲『Antelope』の制作秘話や、普段の作詞・作曲スタイルについて語った。

『Antelope』のタイトルの由来とは

11月11日(水)リリースのニューシングル『Antelope』、タイトルにはどんな意味が込められているのだろうか。

LiLiCo:『Antelope』は地名にちなんだタイトルですか?
三浦:アメリカに「アンテロープ・キャニオン」というものがあります。地層が水や風によって風食されて削れて洞窟みたいになるんですね。

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「アンテロープ・キャニオン」(画像素材:PIXTA)

三浦:そこが観光地になっていて、人工物ではない自然に削られたきれいな地層の模様を見て、みんなが感動するんです。以前その写真を見たことがあって、すごく気になっていたんです。自分も新型コロナの影響でライブがキャンセルになったり、つらいことや悲しいことがたくさんあったりして心が削れていく瞬間があって、みなさんもそれぞれあったと思うんですね。でも、きっと削れた愛みたいなものは巡り巡って誰かに届くだろうし、同じように心を削っている方が世界中にいると思うので、そういう“隠された愛"、世界に必ずある小さい愛を、曲を通じてみなさんに伝わるといいなと思って、地層と重ねて作ってみました。
LiLiCo:旅行ができる情勢になったら行ってみたいですか?
三浦:ぜひ行きたいですね。

アイデアは「いったん離席」で思いつく

番組では、リスナーから寄せられたメッセージに三浦が答えた。

「バラード曲のMVは屋上が多いですね。高いところは得意ですか?」

三浦:得意ではないです(笑)。でも今回の『Antelope』では、ビルを地層に見立てて撮りたいという意図があったんです。

「作詞・作曲は、どこでどのようにして考えますか?」

三浦:作品によっては曲を書いてもらう場合もあるのですが、自分で作る場合はトラックメーカーの方と一緒にスタジオに入って「最近こんな曲を聴いています」とか「そのドラムの音いいですね」みたいなことを話しながら一緒にメロディーを考えていきます。
LiLiCo:先に音からなんですね。
三浦:先にメロディーから作って、できた音に歌詞を付けてデモを録ります。
LiLiCo:じゃあ、シャワー中とかに曲が思いつくものではないんだ?
三浦:メロディーはあまりないですが、「こういうことを言いたいな」とかライブの演出は、シャワーを浴びているときやトイレに行ってるときなど日常でふっと思い浮かぶことがあります。悩んだら一回トイレに行って、戻ってきたときに「あ、こういうふうにすればいい演出かも」って思いつきます。
LiLiCo:トイレの神様がいるんだね。
三浦:いるんですかね。でも一回そう思いはじめてから、トイレに行くのが怖くなりました。トイレに行ったら思いつかなきゃいけないのかなって、そういう使命感が(笑)。
稲葉:「三浦くんがトイレに行ったから、きっといいアイデアが浮かぶだろうな」ってスタッフさんたちに思われるかもしれないですもんね。
LiLiCo:あはは(笑)。

『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。

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2020年11月13日28時59分まで

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番組情報
ALL GOOD FRIDAY
毎週金曜
11:30-16:00