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宮本浩次が「どこだろうとネクタイをして歩く」ようになったワケ

宮本浩次が「どこだろうとネクタイをして歩く」ようになったワケ

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。10月31日(土)のオンエアでは、宮本浩次がゲストに登場。ソロ・カバーアルバム『ROMANCE』から日常のことまで、たっぷりと話を聞いた。

「自分に染みこんでいた」女性シンガーの名曲をカバー

エレファントカシマシのボーカルとして知られる宮本浩次が、11月18日にソロ・カバーアルバム『ROMANCE』をリリースする。その中から『木綿のハンカチーフ-ROMANCE mix-』(太田裕美)、『ロマンス』(岩崎宏美)、『あなた』(小坂明子)の3曲が先行配信された。

宮本:カバー曲っていうのは難しいですね。原曲が素晴らしいのはもちろんですけど、さらに自分の思いを込めたものにもしたくて。もともとカバーアルバムを出すことになったのは、緊急事態宣言があったときに、やることなんかないかなと思って。普段、曲とかを作っている「作業場」って呼んでいる部屋があって、そこで少年時代に慣れ親しんだ歌謡曲……ってひとくくりになっているんだけども、日本の高度成長期という時代背景と共に盛り上がっていった素晴らしい歌がたくさんあって、それを作業場で歌い始めたんです。

ソロ活動では、バンドでできなかったことをしたいと考えいる。その中のひとつに「カバーアルバムを出したい」という思いがあったそうだ。

宮本:外出自粛のときに一人こもって部屋でカバーを歌ってたんですよ。『木綿のハンカチーフ-ROMANCE mix-』は、そのときに自分の部屋で録音したデモ・バージョンを音楽プロデューサー・小林武史さんにそのままアレンジしてもらいました。なので、自分の思いがストレートにこもったバージョンなんです。



収録曲はほかにも、松田聖子『赤いスイートピー』、『白いパラソル』ちあきなおみ『喝采』、高橋真梨子『ジョニーへの伝言』、松任谷由実『恋人はサンタクロース』、宇多田ヒカル『First Love』など女性シンガーの名曲ばかりだ。

宮本:2016年にエレファントカシマシでNHK『The Covers』に出演して『赤いスイートピー』を歌ったときに、大人になっても歌詞を覚えていて、そらで歌えるくらい自分に染みこんでいたことに気がついたんです。少年時代に歌っていた印象と、さらにそれを発展させる、今の自分が抱いている曲、歌手、作詞・作曲者に対する尊敬の念、当時の高度経済成長という背景の中で日本のポップカルチャーとして歌謡曲が盛り上がっていった音楽シーンのこと、あらゆるものが歌っていて心の中に渦巻いてきたんですよ。
渡辺:歌いながらさまざまな感情が込められたアルバムになったわけですね。
宮本:女性の歌に絞ったのは、なんでだろう……。エレファントカシマシっていうバンドを知らない人もいると思うんですけど、メンバーは男4人で、たとえば『俺たちの明日』とか、男主人公が多いんですよ。もちろん少年時代に自分が慣れ親しんだジュリー(沢田研二)とか素晴らしい男性の歌手もいるわけですけども、非常にロマンチックな『あなた』とか、小坂明子さんが10代半ばとかで作詞作曲された乙女の祈りのような歌があって、そういう歌も僕の体に染み込んでいる。1988年が私のデビューの年で、1966年が自分の生まれた年なので、原則そこからはみ出ない、聴いて楽しい、歌って楽しい歌を選んだら、こうなりました。

映画を観ながらビールを飲むのが楽しい

同コーナーでは、時間の過ごし方やお気に入りのモノなどの質問から、ゲストの日常に迫る。宮本に「夜の過ごし方」を訊いた。

渡辺:音楽を離れた夜の時間、最近は何をしていますか?
宮本:ハードディスクにいっぱい洋画を録画しています。香港映画とかブルース・リーとかが好きで、それを帰ってから観るのが本当に楽しみ。最近おもしろかったのは、ジャック・ニコルソンの映画です。僕、ジャック・ニコルソンのことを今までよく知らなくて、彼が主演している『恋愛小説家』を観たら、すごくおもしろかったです。個性の強い俳優が出ている映画が好きで、スターが出ていると観やすいですね。ロバート・デ・ニーロとか。
山田:いいですね。映画を観ながらなにか飲んだりしているんですか?
宮本:それが楽しいんです。たとえば、歌の仕事が入っているときって最低1週間はビールを飲まないんですよ。だから、レコーディングが終わった日に、家に帰ってビールを飲みながら映画を観る。これがすごくおっさんくさいんですけど楽しくて。
渡辺:わかる。本当に楽しいんだよね。至福です。

意外な一面「似合うものというより高いものが好き(笑)」

宮本は「持つものはこだわるようになった」と話す。高いものやブランドものが好きだという。

渡辺:最初からブランドものが好きだったんですか?
宮本:最初からだったと思います。でもエレファントカシマシはそうじゃないところで勝負するっていうか。車はやっぱりポルシェがすごく好きだったり、かなりブランド好きですね。
山田:洋服もですか?
宮本:洋服もブランドが好きなんです。似合うものというより高いものが好き(笑)。
渡辺:いや、高いものも似合ってますよ。
宮本:いま持っている万年筆はモンブランで、他にもペリカン万年筆とか。昔、小説家に憧れていて夏目漱石が好きで、(夏目漱石が愛用した)オノト万年筆とか。あと、当時の人は筆を使っていたから、筆を買ってきて書いてみたり。モノにはいろいろとこだわるようになりました。

最後に、宮本が「いま強烈にほしいもの」を訊くと、「ソロ・コンサートをしたい」という切実な願いが返ってきた。

宮本:新型コロナの影響があって、3月にソロ・アルバムを出して、今年は幸いなことに2枚アルバムを出させていただくんですけど、まだソロでコンサートをやったことがなくて……。
渡辺:実現させたいこととして。
宮本:ネクタイも好きなんですけどね。話が飛んじゃってすみません(笑)。子どもの頃に父が会社員だったもんですから、大人になったら毎日ネクタイをしめて出勤するんだと思ってて、今まで結び方も知らなかったんだけど結び方を2通りくらい覚えました。それで今は、家の中だろうとどこだろうとネクタイをして歩く、みたいになっています(笑)。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。

過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。

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2020年11月7日28時59分まで

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