J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。8月12日(水)のオンエアでは、ジャズ作曲家・挾間美帆がリモート出演。コロナ禍にあるニューヨークの現状や、自身が参加するプロジェクト「TELE-PLAY」について語った。
別所:ロックダウン中のニューヨークは、どのような様子だったのでしょうか。
挾間:なかなか外に出られない状況が続き、身近に危機が迫っていることを感じながら過ごしておりました。ですが、自分たちができることから協力し合うという風潮が高まっておりましたので、安心して感染予防に協力できました。
別所:そうなんですね。現在のニューヨークは、コロナに対する向き合い方に変化が生じているのでしょうか。
挾間:私はハーレムに住んでいて、他の街のことはわからないのですが、「まさかニューヨークのたくさんの人たちがマスクをして歩くようになるなんて!」という気持ちでいっぱいですね。1年前のニューヨークでは想像もつかなかった光景です。きちんとマスクをして歩いたり、距離を取ってスーパーで並んでいるのを見ると、自分もきちんと感染予防をしなければ、という気持ちになりますね。
別所:ニューヨークでは、PCR検査を比較的受けやすい環境が整ったそうですね。
挾間:そうですね。私も受けることができました。
別所:定期的に受けられることは、安心材料に繋がっていそうですね。
挾間:自分が安心するというよりも、周りに感染を広げてはいけないという配慮ですね。仕事で移動が必要な人や、人と会わないといけない状況というのはどうしても出てきてしまうので、そのために検査を受けている印象です。
別所:日本人コミュニティ同士で「日本に帰れるのか」とか「留学生はどういう状況か」といった情報は入ってきますか?
挾間:ニューヨークを発つ際、空港の対策に基づいた自身の行動について、友人たちと連絡を取り合いました。
挾間:ニューヨークで生活を送っていましたら、企画の発案者である小西 遼さんから「今、日本ではライブができていないんだけど、そちらの状況はどうかな?」と連絡が入りました。ニューヨークもライブができていない状況を伝えると、「こんなアイディアはどうだろうか」と「TELE-PLAY」に誘ってくれたんです。喜んで参加して、楽譜を書かせていただきました。
別所:人と人との繋がりから、クリエイティブで新しいことが生まれていく。熱量さえあれば、距離は関係なく音楽を作ることができるんですね。
挾間:そうですね。日本だけでなく、世界中を繋いでいろんなことができる可能性があると思うので、これからも楽しみにしているプロジェクトですね。
挾間:お客様の前で演奏や作品発表ができなくなり、あるいは自分自身も音楽ファンとしてライブに行けない日々が続いています。そんな日々を過ごすなか、生の音を耳で受け取ったり体感することが、いかにポジティブで心の支えになっていたのかを痛感しました。ですので、こうして自分が音を届けられることに感謝をしながら、感染拡大予防も徹底したいと思います。これからもみなさんに、より多くの音を楽しく伝えていきたいです。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分頃から。お楽しみに!
コロナ禍におけるニューヨークの現状は?
ニューヨークを拠点に活躍する挾間は、さまざまな楽団やドラマなどに作曲・編曲作品を提供。各国のジャズ・オーケストラのディレクターを務めるほか、自身が率いるジャズ室内楽団「m_unit」でも数々の名曲を輩出している。まずは現地の様子について伺った。別所:ロックダウン中のニューヨークは、どのような様子だったのでしょうか。
挾間:なかなか外に出られない状況が続き、身近に危機が迫っていることを感じながら過ごしておりました。ですが、自分たちができることから協力し合うという風潮が高まっておりましたので、安心して感染予防に協力できました。
別所:そうなんですね。現在のニューヨークは、コロナに対する向き合い方に変化が生じているのでしょうか。
挾間:私はハーレムに住んでいて、他の街のことはわからないのですが、「まさかニューヨークのたくさんの人たちがマスクをして歩くようになるなんて!」という気持ちでいっぱいですね。1年前のニューヨークでは想像もつかなかった光景です。きちんとマスクをして歩いたり、距離を取ってスーパーで並んでいるのを見ると、自分もきちんと感染予防をしなければ、という気持ちになりますね。
別所:ニューヨークでは、PCR検査を比較的受けやすい環境が整ったそうですね。
挾間:そうですね。私も受けることができました。
別所:定期的に受けられることは、安心材料に繋がっていそうですね。
挾間:自分が安心するというよりも、周りに感染を広げてはいけないという配慮ですね。仕事で移動が必要な人や、人と会わないといけない状況というのはどうしても出てきてしまうので、そのために検査を受けている印象です。
別所:日本人コミュニティ同士で「日本に帰れるのか」とか「留学生はどういう状況か」といった情報は入ってきますか?
挾間:ニューヨークを発つ際、空港の対策に基づいた自身の行動について、友人たちと連絡を取り合いました。
リモートコラボ音楽制作プロジェクト「TELE-PLAY」
7月6日から8月30日(日)まで期間、J-WAVEでは夏のキャンペーン「MY NORMAL NEW SUMMER」を実施中だ。キャンペーンソングは、さまざまなアーティストたちがリモート・コラボレーションするプロジェクトである「TELE-PLAY」によって制作された。「TELE-PLAY」で楽曲制作に協力した挾間が、加入に至った経緯を明かした。挾間:ニューヨークで生活を送っていましたら、企画の発案者である小西 遼さんから「今、日本ではライブができていないんだけど、そちらの状況はどうかな?」と連絡が入りました。ニューヨークもライブができていない状況を伝えると、「こんなアイディアはどうだろうか」と「TELE-PLAY」に誘ってくれたんです。喜んで参加して、楽譜を書かせていただきました。
別所:人と人との繋がりから、クリエイティブで新しいことが生まれていく。熱量さえあれば、距離は関係なく音楽を作ることができるんですね。
挾間:そうですね。日本だけでなく、世界中を繋いでいろんなことができる可能性があると思うので、これからも楽しみにしているプロジェクトですね。
リモートコラボ音楽制作プロジェクト「TELE-PLAY」第1弾楽曲『あいにいきたい(feat. BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi)』
音楽は人々の心を支える力を持っている
続けて挾間は、コロナ禍での音楽の可能性について、自身の見解を述べた。挾間:お客様の前で演奏や作品発表ができなくなり、あるいは自分自身も音楽ファンとしてライブに行けない日々が続いています。そんな日々を過ごすなか、生の音を耳で受け取ったり体感することが、いかにポジティブで心の支えになっていたのかを痛感しました。ですので、こうして自分が音を届けられることに感謝をしながら、感染拡大予防も徹底したいと思います。これからもみなさんに、より多くの音を楽しく伝えていきたいです。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分頃から。お楽しみに!
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2020年8月19日28時59分まで
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番組情報
- J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
-
月・火・水・木曜6:00-9:00