新しいライフスタイルの変容を求められるこれから。私たちの生活が安全に、より良くなるようサポートしてくれる車での生活が見直されている。
J-WAVE で7月23日(木・祝)にオンエアした特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL BMW presents ROAD TO THE FUTURE』(ナビゲーター:DJ TARO / 浜島直子)では、私たちのこれからのライフスタイルを探りながら、安心・安全なカーライフの楽しみ方を9時間にわたりお届けした。
番組ではBMW ブランド・コミュニケーション・マネージャーの京谷麻矢さんが、「環境」をテーマに、BMWの取り組みや描く未来について語った。
DJ TARO:今、ガソリンや電気など日本の車のエネルギー源の比率を教えてください。
京谷:従来車と言われるガソリン車が約62パーセント、それ以外のいわゆる次世代自動車と呼ばれるクリーンディーゼル車が約4パーセント、ハイブリッド車が32パーセント、今注目を浴びつつある電気自動車はたったの0.6パーセントしかありません。
DJ TARO:まだそのくらいの比率しかないんですね。その中でも一番環境に優しい車は電気自動車になるのでしょうか?
京谷:車から排出される二酸化炭素だけで考えると、電気自動車が一番クリーンだと思います。ただ、電気自動車に使われる電気はそもそもどこからきているのか、その車をどのように作っているのか、製造過程で発生する二酸化炭素はどうなっているのか、作った車を工場から市場まで運ぶ過程で生まれる二酸化炭素はどうなっているのか。そういった部分も考える必要があるので、一概には言えませんが、車単体で排出される二酸化炭素の量だけですと、電気自動車が一番環境に優しいということにはなります。
京谷さんはクリーンディーゼル車とプラグインハイブリッド車、それぞれのメリットを説明した。
・クリーンディーゼル車
京谷:昔は“ディーゼル車”と聞くだけで、うるさい・臭い・汚いというイメージを持たれていましたが、今はそういったイメージは全くないかと思います。静音性がすごく増し、ガソリンやハイオクではなく軽油を使用するので、圧倒的にランニングコストが低くなるというメリットがあります。そのため、長距離ドライブをされる方は、クリーンディーゼル車はうってつけだと思います。
・プラグインハイブリッド車
京谷:直接、車に充電機を差すタイプの車です。このメリットは電気走行をする距離が長く、たとえば最新のBMW 3シリーズの「330e プラグインハイブリッド」は59キロメートルの電気走行が可能です。そのため、街中でのちょっとしたお買い物や近所にお子さんを迎えに行くときなど、街中走行は電気だけで十分です。そういった運転はクリーンであり、家の契約状況にもよりますが、電気はガソリン車に比べて3分の1くらいのランニングコストですみます。また、この車は電気で走ることもできる一方で、ちゃんとガソリンで走ることもできます。近所だけではなく遠出もしたい場合に、充電機がないという不安を抱えずに長距離ドライブを楽しむことができます。走り出しもパワフルかつスピーディーで心地よいので、ぜひハンドルを握って体感していただきたいですね。
京谷:たとえば、今から47年前の1973年、BMWは自動車業界で初めて環境問題に関する責任者を社内に置いた会社なんです。その内容からも環境意識の高さが垣間見られると思います。また、元BMWグループの取締役社長であったDr. ノルベルト・ライトホーファーは「将来、プレミアムの定義にはサステイナビリティという要素が含まれるようになる」と話しています。つまり、プレミアム製品を販売する定義にサステイナビリティという要素が必ず含まれると、あの時代からすでに提言していたわけです。
DJ TARO:私たちにとって、「サステイナビリティ」はここ1、2年でよく耳にするようになった言葉だと思うんですけど、BMWは47年前からそういった議論がなされていたわけですね。
他にも、BMWはサステイナブルな会社を評価する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」の自動車部門において8年連続トップ。また、15年連続でサステイナブルな会社であると認定され続けている。
京谷:BMWは自社で「サステイナブルな会社だ」と言っているだけではなく、第三者からもこのように評価されている会社でもあります。
DJ TARO:京谷さんをはじめ、BMWの社員の方々も環境意識が高いのでしょうか。
京谷:もちろんです。個人の話になりますが、私はBMWの電気自動車である「i3」を3台乗り継いでいます。自動車に乗れば二酸化炭素を排出してしまうので、そこに配慮をしながら車も乗りたいと考えています。また、社内ではマイバッグやマイカップを持参することも徹底していますので、私だけではなく社員みんながサステイナビリティを意識した働き方をしています。
京谷:電気自動車は従来の車に比べて製造工程が短く、パーツの量も少ないので、そもそも使用電力が少ないんです。そこで作られる電力は風力発電だけでおぎなっています。BMWは車そのものから排出されるガスだけではなく、車を作るためのパーツやそれを工場へ運搬する過程、もしくは工場で車を作る過程など、車が生まれてからスクラップされるまでのトータルライフにおけるサステイナビリティを追求しています。
DJ TARO:なるほど。車を作る時点からサステイナビリティがはじまっているわけですね。
京谷:ミツバチは受粉をする昆虫ですが、それができなくなると農業に影響が出てしまいます。それを防ぐために、BMWのライプツィヒ工場ではBMWが独自に養蜂場を作り、その中でミツバチを保護しながら飼っているんです。
DJ TARO:そこでBMWブランドのハチミツが売られているとか!?
京谷:工場に行ったことがないので、詳しくはわからないのですが、ハチミツ自体は作っているようです。BMWブランドのミツバチたちが、花から花へ飛び回れる喜びを毎日感じていると思います。車だけではなく、そういったトータルのサステイナビリティがBMWの哲学です。
京谷:今年は特に先行きが不透明な世の中ではありますけれど、これからは利益だけを追求するのではなく、社会と環境との融合を求めながらよりよい社会を作っていくことが、より一層求められると思います。
「駆け抜ける歓び」をフィロソフィーとして置くBMWグループは、この考えを持続性のあるかたちで未来に継承することが使命だと、京谷さんがコメントする。
京谷:車は個人が移動するための手段ではありますが、我々はそのパーソナルモビリティの提供者として、車で移動する喜びはもちろんのこと、ハンドルを握る喜び、さらには移動する時の安心・安全を心から感じられる製品とライフスタイルをこれからも提供し続けていきたいと考えています。
BMWは5月、クリーンエネルギー車(クリーンディーゼル車、プラグインハイブリッド車、電気自動車)をもっと身近な存在にしてほしいという思いから「Edition JOY+」をスタートした。
京谷:「Edition JOY+」の一番大きなポイントは、車両価格の大幅な下方改定です。たとえば電気自動車の「i3」は5月以前に比べるとマイナス55万円の下方改定をしています。
DJ TARO:うわ、それは大きい! やっぱり最後は値段を天秤にかけますからね。
京谷:我々の独自調査によると、車に乗られている方のうち、「クリーンエネルギー車に興味がある」、もしくは「次はクリーンエネルギー車に乗りたい」と考えている方がすごく多いんです。ただ、その最大の障壁が値段なんです。そのため、メーカーとしてそこに対してできる限りのことを行いました。
DJ TARO:未来の地球環境を考えつつ、みなさんにとって買いやすい環境も生み出しているわけですね。
環境への思いが脈々と受け継がれるBMWの車で、快適なドライブを楽しんでほしい。
・「Edition JOY+」の詳細はこちら
https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/cleanenergy/index.html
J-WAVE で7月23日(木・祝)にオンエアした特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL BMW presents ROAD TO THE FUTURE』(ナビゲーター:DJ TARO / 浜島直子)では、私たちのこれからのライフスタイルを探りながら、安心・安全なカーライフの楽しみ方を9時間にわたりお届けした。
番組ではBMW ブランド・コミュニケーション・マネージャーの京谷麻矢さんが、「環境」をテーマに、BMWの取り組みや描く未来について語った。
DJ TARO(左)/京谷麻矢さん(右)
クリーンエネルギー車はまだ市場が少ない
京谷さんは現在、ブランドと製品の認知向上やブランド力のさらなる強化などに取り組むBMW ブランド・マネジメント・ディビジョンに所属している。DJ TARO:今、ガソリンや電気など日本の車のエネルギー源の比率を教えてください。
京谷:従来車と言われるガソリン車が約62パーセント、それ以外のいわゆる次世代自動車と呼ばれるクリーンディーゼル車が約4パーセント、ハイブリッド車が32パーセント、今注目を浴びつつある電気自動車はたったの0.6パーセントしかありません。
DJ TARO:まだそのくらいの比率しかないんですね。その中でも一番環境に優しい車は電気自動車になるのでしょうか?
京谷:車から排出される二酸化炭素だけで考えると、電気自動車が一番クリーンだと思います。ただ、電気自動車に使われる電気はそもそもどこからきているのか、その車をどのように作っているのか、製造過程で発生する二酸化炭素はどうなっているのか、作った車を工場から市場まで運ぶ過程で生まれる二酸化炭素はどうなっているのか。そういった部分も考える必要があるので、一概には言えませんが、車単体で排出される二酸化炭素の量だけですと、電気自動車が一番環境に優しいということにはなります。
京谷さんはクリーンディーゼル車とプラグインハイブリッド車、それぞれのメリットを説明した。
・クリーンディーゼル車
BMW X1 クリーン・ディーゼル
・プラグインハイブリッド車
BMW 3シリーズ プラグイン・ハイブリッド
自動車業界でいち早く環境問題を意識したBMW
BMWは「環境への意識が高い国」としても知られるドイツを拠点とする。京谷さんは「BMWグループの環境への意識は非常に高い」と話し、BMWのさまざまな取り組みを紹介した。京谷:たとえば、今から47年前の1973年、BMWは自動車業界で初めて環境問題に関する責任者を社内に置いた会社なんです。その内容からも環境意識の高さが垣間見られると思います。また、元BMWグループの取締役社長であったDr. ノルベルト・ライトホーファーは「将来、プレミアムの定義にはサステイナビリティという要素が含まれるようになる」と話しています。つまり、プレミアム製品を販売する定義にサステイナビリティという要素が必ず含まれると、あの時代からすでに提言していたわけです。
DJ TARO:私たちにとって、「サステイナビリティ」はここ1、2年でよく耳にするようになった言葉だと思うんですけど、BMWは47年前からそういった議論がなされていたわけですね。
他にも、BMWはサステイナブルな会社を評価する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」の自動車部門において8年連続トップ。また、15年連続でサステイナブルな会社であると認定され続けている。
京谷:BMWは自社で「サステイナブルな会社だ」と言っているだけではなく、第三者からもこのように評価されている会社でもあります。
DJ TARO:京谷さんをはじめ、BMWの社員の方々も環境意識が高いのでしょうか。
京谷:もちろんです。個人の話になりますが、私はBMWの電気自動車である「i3」を3台乗り継いでいます。自動車に乗れば二酸化炭素を排出してしまうので、そこに配慮をしながら車も乗りたいと考えています。また、社内ではマイバッグやマイカップを持参することも徹底していますので、私だけではなく社員みんながサステイナビリティを意識した働き方をしています。
車を生み、スクラップされるところまでサステイナビリティを追求
BMWの電気自動車「i3」やプラグインハイブリッド車「i8」はドイツ・ライプツィヒ工場で作られ、そこで使われる電力は全て風力発電だけでまかなっているという。BMWの電気自動車「i3」
DJ TARO:なるほど。車を作る時点からサステイナビリティがはじまっているわけですね。
BMWの工場に養蜂場がある理由とは?
BMWは今地球で問題になる、ミツバチの減少を抑えるための取り組みも行っている。京谷:ミツバチは受粉をする昆虫ですが、それができなくなると農業に影響が出てしまいます。それを防ぐために、BMWのライプツィヒ工場ではBMWが独自に養蜂場を作り、その中でミツバチを保護しながら飼っているんです。
DJ TARO:そこでBMWブランドのハチミツが売られているとか!?
京谷:工場に行ったことがないので、詳しくはわからないのですが、ハチミツ自体は作っているようです。BMWブランドのミツバチたちが、花から花へ飛び回れる喜びを毎日感じていると思います。車だけではなく、そういったトータルのサステイナビリティがBMWの哲学です。
社会と環境との融合を求めながら、よりよい社会を作っていきたい
BMWは環境への配慮をはじめ、これからどのような未来を描いているのか。京谷さんはこう答える。京谷:今年は特に先行きが不透明な世の中ではありますけれど、これからは利益だけを追求するのではなく、社会と環境との融合を求めながらよりよい社会を作っていくことが、より一層求められると思います。
「駆け抜ける歓び」をフィロソフィーとして置くBMWグループは、この考えを持続性のあるかたちで未来に継承することが使命だと、京谷さんがコメントする。
京谷:車は個人が移動するための手段ではありますが、我々はそのパーソナルモビリティの提供者として、車で移動する喜びはもちろんのこと、ハンドルを握る喜び、さらには移動する時の安心・安全を心から感じられる製品とライフスタイルをこれからも提供し続けていきたいと考えています。
BMWは5月、クリーンエネルギー車(クリーンディーゼル車、プラグインハイブリッド車、電気自動車)をもっと身近な存在にしてほしいという思いから「Edition JOY+」をスタートした。
京谷:「Edition JOY+」の一番大きなポイントは、車両価格の大幅な下方改定です。たとえば電気自動車の「i3」は5月以前に比べるとマイナス55万円の下方改定をしています。
DJ TARO:うわ、それは大きい! やっぱり最後は値段を天秤にかけますからね。
京谷:我々の独自調査によると、車に乗られている方のうち、「クリーンエネルギー車に興味がある」、もしくは「次はクリーンエネルギー車に乗りたい」と考えている方がすごく多いんです。ただ、その最大の障壁が値段なんです。そのため、メーカーとしてそこに対してできる限りのことを行いました。
DJ TARO:未来の地球環境を考えつつ、みなさんにとって買いやすい環境も生み出しているわけですね。
環境への思いが脈々と受け継がれるBMWの車で、快適なドライブを楽しんでほしい。
・「Edition JOY+」の詳細はこちら
https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/cleanenergy/index.html
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