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プライベート機でパリからイビザに…m-flo・VERBALが明かす、海外アーティストの豪快エピソード

プライベート機でパリからイビザに…m-flo・VERBALが明かす、海外アーティストの豪快エピソード

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(代演ナビゲーター:DJ TARO)。7月28日(火)のオンエアでは、m-floのVERBALと☆Taku Takahashiが出演。「lovesプロジェクト」再始動の理由や、旅先での思い出を語った。

「lovesプロジェクト」再始動の理由

2019年にメジャーデビュー20周年を迎えたm-floは、今年3月にはさまざまなアーティストとコラボする「lovesプロジェクト」を12年ぶりに再始動した。DJ TAROが、再始動に舵を切った理由を尋ねた。

☆Taku:今はいいアーティストがいっぱいいるじゃないですか。Crystal Kayとも「今、日本のアーティスは面白いよね」と話をしていたんです。
DJ TARO:それこそ若手アーティストのSik-K、eill、向井太一とまず共演しました。『tell me tell me』、いい曲ですね。



DJ TARO:イントロがちょっとドキッとします。若いパワーといろいろな化学反応を見せているm-floですが、最新曲は6月にリリースをした『RUNAWAYS』でchelmicoと共演しています。どんなところから彼女たちと一緒にやってみたいと思ったんですか?
VERBAL:もともと☆Takuから「すごくいい、フレッシュな2人組がいるんだ」という話を聞いていて、たまたま去年、対バンのイベントがあったんですよ。まずはライブを観て「かっこいいね」と。その直後に一緒に飲む機会があったので一瞬リンクをして、なんかバイブスを確かめ合って(笑)。覚えている限り楽しかったという思い出しかなかったんですけど、そのあとに「曲を作ろう」ってなったのが今年の頭ぐらいなんです。妹の曲を作ることになったんですけど、それがピース・バイ・ピース(少しずつ)で時を経て『RUNAWAYS』になっていったという。めちゃくちゃ短縮しちゃいましたけど。

『RUNAWAYS』のMVができあがるまで

DJ TAROは『RUNAWAYS』のミュージックビデオについて言及。同作はm-floとchelmicoがイラストで登場し、全編CGやアニメーションが駆使された内容となっている。



DJ TARO:これはアニメーションもまた面白いですよね。
☆Taku:レトロですね。
DJ TARO:VERBALもこういう世界観が好きですか?
VERBAL:これ実はインターネットラジオのときに使っているキャラクターなんです。『mortal portal radio』といって、もともとやった理由はLISAがメイクをしなくていいためにキャラクターを作ろうというので。
DJ TARO:(笑)。
VERBAL:Podcastとか楽しいじゃないですか、だからそういうのをやるために作ろうと言ったら、どんどんエスカレートをして番組も盛り上がっていったんです。それでミュージックビデオを作るというときに、監督が「アニメーションのキャラクターを盛り込んでいく」というので、『とんかつDJアゲ太郎』の小山ゆうじろうさんが、chelmicoの2人のキャラクターを描いたのがあったので、そのキャラクターと僕たちの『mortal portal radio』のキャラクターを合体させたシーンがあっても面白いのでは?みたいなところから、今回のアニメに盛り込んでいる感じですね。
DJ TARO:映像の世界観が独特ですごく面白いです。
VERBAL:まとまりがいい感じになりましたよね。

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隣の駅に行く感覚で海外に!? フランスでの豪快エピソード

VERBALはこれまでにさまざまな国を旅してきたという。DJ TARO旅先で出会った音楽や思い出について尋ねると、海外アーティストの豪快すぎるエピソードが披露された。

DJ TARO:旅先で出会った音楽にはどんなものがありますか?
VERBAL:ラジオで聴く音楽って全然違くて。海外だと運転手さんに「どんなジャンルを聴きますか?」って言われるんですよ。たとえば「ヒップホップを聴きたい」と言うとかけてくれて、そこで流れる音楽で「おー!」と思ったりとか、その土地土地のジャンルの音楽でもビビっときますね。
DJ TARO:知っている曲でも旅先のラジオでかかっているのを聴いて「この曲ってこんなによかったっけ?」みたいな、そういうのもありますよね。
VERBAL:ありますね。
DJ TARO:なんだろう、空気感なんでしょうね。
☆Taku:空気感はあるね。
DJ TARO:旅エピソードで人生観が変わったような出来事とかありますか?
VERBAL:6月ってパリコレとかがあるんですよ。ファッションウィークにお仕事で行ったんですけど、去年のパリコレのときに僕たちm-floはJ. Balvinと一緒に曲を作るタイミングで、ちょうどJ. Balvinもパリにいたんです。それで「曲のことを話したいからお茶しようよ」って言ったら……ちなみにJ. Balvinって5本の指に入るぐらいの史上最強の気さくなナイスガイ・アーティストなんですけど「一緒に(スペインの観光地)イビザ行こうぜ」って言われて。
DJ TARO:(笑)。
VERBAL:「俺たちパリだし今は仕事だからダメだよ、別の国ですよ」って話をしたら「いやいや大丈夫、俺のプライベートジェットに乗って行って、朝までには戻るから」って、「イヤイヤ……」みたいな(笑)。
DJ TARO:スケールがすごいね、コンビニに行く感じなんだ。
VERBAL:僕たちが渋谷から恵比寿に行く感じで「ちょっとサクッと行って帰ってくるから」みたいな(笑)。曲の話をしないといけなかったので「行けるかわからないけど、あなたのホテルまで行くよ」って言ったら、流れで行くことになって、そのときはまんまとイビザまで行ってきましたよ。
DJ TARO:ワオ。
VERBAL:J. Balvinがプライベートジェットって言うと、いやらしくないんですよね。
☆Taku:俺が持ってたらいやらしい?
VERBAL:☆Takuは宇宙船とか持ってそうだから、ちょっとまた違う次元かな。あまりにも彼の規模や分母だと普通っぽすぎるのか、全然サラッと「乗って行こうよ」って、自慢をしている感じが全くなくて。それももしかしたら海外にいたからそういう感じだったのかわからないんですけど。彼と一緒に旅をしたときに感じたこととか、その先で一緒に聴いた音楽とか、イビザのクラブに彼が営業をするのに付き合って行ったんですけど、そこで聴いたJ. Balvinの曲って「こんな盛り上がるんだ!」みたいなのを改めて思ったりとかしました。
DJ TARO:いろいろな意味で彼のすごさを知ったみたいな。
VERBAL:目の当たりにしてしまったパリでした。

m-floの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。

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2020年8月4日28時59分まで

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