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J-WAVEが厳選! 2020年4月に必ず聴きたい楽曲8選(後編)【SONAR TRAX】

J-WAVEが厳選! 2020年4月に必ず聴きたい楽曲8選(後編)【SONAR TRAX】

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)がセレクトするおすすめソング「J-WAVE SONAR TRAX」が発表された。2020年4月のイチオシ楽曲とは......?

J-WAVEが選ぶ「いま聴くべき」NEXT BREAKアーティストの楽曲をまとめた「J-WAVE SONAR TRAX」。番組『SONAR MUSIC』(月~木 21時-24時)では、その中から毎日1曲をピックアップして詳しく紹介。その他の各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエアしている。

まずは4月前半のラインナップ(全10曲)を紹介。

1、PEARL CENTER「Humor」
PEARL CENTER
PAELLASの元ヴォーカル、MATTON、YOUR ROMANCEのヴォーカルのinui、chelmicoの鈴木真海子も参加するプロジェクト“Pistachio Studio”のクルーであり、Ghost like girlfriendのリミックスなども手がけるトラックメイカーでもあるTiMTに、元PAELLAS のmsdを加えた4人組。2019年に結成し、同年8月に完全自主制作のEP『near dawn』をリリース。MATTONとinuiによるツイン・ヴォーカル、メンバー全員が作曲を手がける多彩な楽曲と、TiMTによるモダンなトラックメイクが各方面より高い評価を獲得している。4月8日リリースの公式デビューEP『Humor』には、TENDREやMELRAWが参加し、ミックスには米津玄師、小袋成彬、Official髭dism、宇多田ヒカルなどを手掛ける小森雅仁を起用。SONAR TRAXに選出された「Humor」は、同アルバムからの表題曲。

2、Johnnivan「Danced Once」
Johnnivan
Johnnivanは、Johnathan(Vo.)とShogo(Keys.)を中心に、日本/韓国/アメリカの多国籍メンバーで2017 年12 月に結成された日本初US インディーダンスロックバンド。2018 年夏より突如東京のライブハウス界隈に現れ、SYNCHRONICITY/りんご音楽祭/SUMMER SONIC等の音楽フェス出演を経て、1st full album『Students』を4月15日にリリースする。邦洋/ジャンルの垣根に囚われず、急成長を続ける彼らの前代未聞の洗練されたサウンドと楽曲は音楽ファンであれば誰もが一聴すべき作品だろう。「Danced Once」は同作収録曲。

3、どんぐりず「jumbo」
どんぐりず
群馬県に住みながら音楽活動を行う2 人組。中学時代、アコースティックギターによる弾き語りユニットとしてどんぐりずの活動をスタート。紆余曲折を経て、現在は様々な楽器で音源を制作。ヒップホップアーティストとして活動を行う。2017 年、Youtube に投稿したミュージックビデオで衆目を集める。ミュージックビデオの期待を裏切らないナイスなキャラクター、ラジオで鍛えた抜群のトーク、時には漫才・コントまで……マルチなパフォーマンスはジャンルをまたぎ、様々なシーン・ミュージシャンからも好評を得ている。「確かな信頼、安心の実績」を理念とし、音楽の力で世界を平和にすることを目指し活動している彼らはのデビューシングル「jumbo」がSONAR TRAXに選出された。ミニマルなトラック、歌サビなし、それにラップというスーパーシンプルな仕上がりとなっている。

4、ドミコ「化けよ」
ドミコ
国内バンドシーンで唯一無二の音を鳴らし続ける“ドミコ”。FUJI ROCK FES.’ 17、’ 19、RISING SUN、RUSH BALL、ROCK IN JAPAN'19 等の大型ロックフェスに軒並み出演。JET 全国ツアー(2018.03)帯同、中国ツアー(2017.11)、SXSW及び全米6箇所のツアー(2018.03)、台湾公演(2018.12) 等を経て、2019 年に全国15 箇所で開催したアルバムレコ発ワンマンツアー『Nice Body Tour?』を開催すると、恵比寿リキッドルームで行われた東京公演もSOLD OUT。ワンマンツアーを成功させ全国の夏フェスへの出演も果たし、2020 年の活動に注目が集まっている。4月15日には、変幻自在に強烈な個性を放つ新作mini Album『VOO DOO?』をリリース。その収録曲「化けよ」が、SONAR TRAXに選出された。

5、Ryu Matsuyama「Blackout feat. mabanua」
Ryu Matsuyama
ジャンルの壁も、国籍も超えたピアノ・スリーピース・バンド。イタリア生まれイタリア育ちのRyu(ピアノ・ボーカル)が、2012年に「Ryu Matsuyama」としてバンド活動をスタート。2014年、結成当初からのメンバーであるTsuru(ベース)にJackson(ドラム)を加え現メンバーとなる。4月29日に2nd full album『Borderland』をリリースする彼ら。プロデューサーにmanabuaを迎え、ゲストVo.に羊文学・塩塚モエカも参加。アートワークには、イタリア在住の画家と、映像監督・林響太朗が参加している。SONAR TRAXの「Blackout feat. mabanua」は、同アルバムからのサブリード曲。ピアノ・ボーカルのRyuは、mabanuaが参加した同アルバムについて「僕らにはない色使いやタッチで、今までに見たことのない素晴らしい“景色”を共に描くことが出来たと感じています」とコメントしている。

6、mahina「Light Of The World」
mahina
ゆらぎのある独特の低音、エモーショナルなハイトーンを持つシンガーソングライター mahina。配信限定リリースされたミニアルバムは、無名の新人ながら、iTunesリアルタイムランキング3位を獲得。大型フェスからもオファーを受け出演するなど、業界のみならず、音楽ファンの間でジワジワとその実力が評価されつつある。そんなmahinaが今年、唯一無二の歌声を携えて、ついに本格始動。SONAR TRAXに選ばれた楽曲「Light Of The World」を、4月25日(土)にデジタルリリースする。

7、yonawo「矜羯羅がる」
yonawo
福岡発、甘くメロウなサウンドを鳴らすネオソウルバンド。JAZZやソウルミュージック等、 多岐にわたる音楽性を内包した唯一無二のサウンド。ライブではニルバーナの「Smells Like Teen Spirit」やアリシア・キーズの「If I Ain’t Got You」のカバーを、彼らならではのアレンジで披露。洋楽をルーツにした心地よいyonawoサウンドの世界観を創り上げている。SONAR TRAXの「矜羯羅がる」は、4月15日リリースの1st mini album『LOBSTER』収録曲。

8、Yaeji「WAKING UP DOWN」

韓国の両親の元、アメリカ・ニューヨークで生まれた韓国系アメリカ人シンガー/DJ。彼女の生まれ年(1996)をタイトルにフィーチャーした初シングル「New York 93」を2016年にリリースすると、音楽業界で話題に。2017年3月にデビューEP『Yaeji』をリリース。同年5月、Drakeの「passionfruit」のリミックスを含むパフォーマンスをBoiler Roomを通じて行い、広く注目を集めた。2018年には、BBCの「Sound of 2018」に選出された。英語と韓国語を織り交ぜた歌詞と、ハウスミュージックとヒップホップをブレンドさせたサウンドに載せて歌われる、ささやくような彼女の歌声が特徴。「WAKING UP DOWN」は、新作ミックステープからの楽曲。

9、Bickle「Naked」

アメリカ・アトランタ在住の21歳シンガー。BickleはこれまでにSoundCloudやBootcampなどを通じて楽曲を発表してきた。SONAR TRAXに選出された「Naked」は、彼にとって初の公式シングルとなる。セルフプロデュースの同曲、3月にはミュージックビデオも公開されている。

10、The Aces「Daydream」

米ユタ州プロボ出身の4人組ガールズ・ポップ・ロックバンド、The Ace。メンバーはヴォーカルのクリスタル、ギターのケイティ、ベースのマッケナ、ドラムのアリサ。クリスタルとアリサは姉妹で、ケイティとマッケナは友だちという間柄。SONAR TRAXに選出された「Daydream」は、彼女たちにとって2年ぶりとなる最新シングル。

そして、新たに発表された2020年4月後半のラインナップは下記の8曲。

1、Rina Sawayama「Bad Friend」
Rina Sawayama
ロンドン在住。幼少期から歌うことが大好きで、13歳から音楽制作を始動。ケンブリッジ大学卒業後から本格的にアーティスト活動を始め、作詞・作曲、プロデュース、ミュージックビデオの監督までこなす。「ネクスト レディー・ガガ」と称される彼女は、音楽活動に加えてモデルとしても活躍。「Bad Friend」は、デビュー・アルバム『SAWAYAMA』からの先行シングル。

2、ジオラマラジオ「式日」
ジオラマラジオ
len、さかきばらみなの二人組。2017 年より現在のサポートメンバーを交えた編成で活動開始。2018年8月、自主制作で『ZOMBIE CASSETTE』をリリース。公式作品の発表前段階から各メディアで取り上げられ注目を集める。2019年10月、初の公式作品となる1st e.p.『img』を発表。2020年3月には、早くも2nd e.p.『txt』をリリースした。筒美京平を彷彿させるような普遍的なメロディとPavement的USインディーロックを基軸に、現行のUSポップスのシーンとも共鳴するようなサウンドが特徴。「式日」は、『txt』収録曲。

3、ユアネス「籠の中に鳥」
ユアネス
福岡で結成された4ピースバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるライブパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。壮大なスケールのバラードに仕上がった「籠の中に鳥」は、アニメ『イエスタデイをうたって』のための書き下ろし曲。ユアネスにとって初のアニメ主題歌となる。

4、Attractions「Chain Reaction」
Attractions
2016年結成。全国から熱い視線を集める福岡のニューストリートカルチャーの一翼を担う4人組バンド。福岡・大名にあるアパレルショップ、BINGOBONGOグループが新たに立ち上げた音楽レーベル”GIMMICK-MAGIC”の第一弾アーティスト。90年代初頭のUKロックの雰囲気を漂わせながらも、エレクトロやブラック・ミュージック、80年代の米TOP40ミュージックまでを飲み込んだ、今の世代ならではのミクスチャーサウンドを体現。「Chain Reaction」は、昨年7月にリリースされた「Satisfaction」以来、約9か月ぶりの新曲。

5、YONA YONA WEEKENDERS「遊泳」
YONA YONA WEEKENDERS
Vo. 磯野くん、Gt. キイチ、Ba. シンゴ、Dr. 小原 "Beatsoldier" 壮史の4人で結成されたメロコア・ パンク出身の4人組バンド。磯野くんの表現力豊かな歌声と骨のあるバンドサウンド、長きにわたってアンダーグラウンドなシーンの最前線で活躍した彼らが作りだすステージは必見。昨年リリースした1st EP『夜とアルバム』を経て、注目のニューカマーへと変貌を遂げた彼ら。「遊泳」は、4月10日リリースの配信シングル。休日のまどろみに漂う上質なシティポップサウンドに仕上がっている。

6、Wallows「OK」

Netflixオリジナルドラマ『13の理由』で主演を務める俳優ディラン・ミネットを中心に結成されたロックバンド。米ロサンゼルスを拠点に活動している。メンバーはディラン(Gt./Vo.)の他に、ブレイデン・レマスターズ(Gt./Vo.)、コール・プレストン(Dr.)の3人。2017年4月から楽曲を公開し始め、2018年にAtlantic Recordsと契約。同年4月にデビューEP『SPRING』をリリースした。2019年にはデビュー・アルバム『Nothing Happens』をリリースした。「OK」は2020年に入ってから初のシングル。公開中のミュージックビデオは、90年代を彷彿とさせるノスタルジックな仕上がりとなっている。

7、lost spaces「n.ie(next item exchange)」

マレーシア・クアラルンプールの5人組シンセ・ポップバンド。当初はサミュエル・ロペスによるソロプロジェクトとしてスタートしたが、兄弟、従兄弟をメンバーに迎え、現在のメンバー構成に至った。サイケデリックファンクと80年代のシンセポップを行き来する、中毒性のあるトラックを生み出す。「n.ie(next item exchange)」は3月にリリースされた最新曲。

8、Hazel English「Shaking」

オーストラリア・シドニー出身のシンガーソングライター。アメリカ西海岸を拠点に活動している。グラミー賞最優秀新人賞にノミネートされたコートニー・バーネットを擁する英レーベル「Marathon Artists」からデビュー。2018年には来日公演も開催され、好評を博した。60'sガールポップを現代インディのセンスで再解釈した、懐かしくも新しく感じる音楽性が注目を集める。「Shaking」は、2019年11月にリリースされた楽曲。

YouTube Music上での【SONAR TRAX】のJ-WAVE公式プレイリストができました! YouTube MusicでJ-WAVE CHANNELを検索してください。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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