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医師が行う体調管理! 風邪のひきはじめに行う「意外な運動」は?

画像素材:PIXTA

医師が行う体調管理! 風邪のひきはじめに行う「意外な運動」は?

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』。この週はナビゲーターの別所哲也がお休みのため、山中タイキと小林麗菜のふたりがお留守番ナビゲートを務めた。

番組内のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』(日経BP)の著者で池袋大谷クリニック院長・大谷義夫さんが、風邪対策や体調管理法をクイズ形式で紹介した。

【1月27日(月)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:山中タイキ、小林麗菜)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」】

■風邪のひき始めに行う回復対策とは?

大谷:私は医師になってから30年以上経ちますが、ほとんど病気をしたことがありません。それは科学的にも正しいとされる体調管理をひたすら行っているからです。では、私もやっている、風邪のひき始めに行う回復対策はどれでしょうか?

1.風邪をひいたら、お風呂に入らない
2.風邪をひいたら水風呂に入る
3.風邪をひいたら、プールで泳ぐ

山中は「気合で治す」という理由で、2番の「水風呂に入る」を選択。小林は「小さいころ、熱が出たらお風呂に入らないように言われた」という理由から、1番の「お風呂に入らない」を選択。気になる正解は……。

大谷:答えは、3番の「風邪をひいたらプールで泳ぐ」なんですね。私は「風邪かな?」と思ったら、スポーツクラブに行ってプールで5分ほど泳ぐんです。その理由は、免疫力をアップさせるからなんです。軽い運動によって、免疫のために働くNK細胞という細胞が活性化されるんですね。さまざまな免疫マーカーもよくなることがわかっているんです。

軽い有酸素運動であれば、ウォーキングやジョギングを15分程度行うだけでも効果があるそうだ。

大谷:ウォーキングの場合は、腕を振って早歩きしていただきたいですね。でも、体に負担がかかるような重たい運動をしてしまうと、かえって免疫力が落ちてしまうのでNGです。また、風邪の症状が強く出ている段階になってしまいましたら、短時間の運動でも控えて安静にしてください。


■風邪を早く治すにはチキンスープがおすすめ

続けて、大谷さんは風邪に関する体調管理法について解説した。

大谷:風邪をひいたときの入浴ですが、家でサッと入浴する、あるいはシャワーを浴びてベッドにすぐ入るのであれば、湯冷めを心配する必要はありません。お風呂に入れば、体を清潔に保つこともできるので、高熱で体が辛くなければ入浴してもいいと考えられます。風邪をひいたときは、熱を下げるために汗をかきますので、脱水状態にならないために水分をしっかり摂ることと、エネルギーになるものを摂らないといけないんです。

アメリカの民間療法では、風邪を早く治す食べものとしてチキンスープが挙げられているという。

大谷:チキンスープを飲んだときは、鼻粘膜の線毛運動が活発になる、つまりはウイルスを外に出しやすくなるんですね。そして、鶏のむね肉に含まれるカルノシンやアンセリンなどが、白血球のひとつである好中球の働きを高めて、ウイルスへの抵抗を強めるという風に考えられています。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、日々の生活をポジティブにする「健康」と「美」のトピックスを様々な視点で紹介している。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年2月3日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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