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いきものがかり・水野良樹の曲作りにとって、「吉岡聖恵の歌」はどんな存在なのか

いきものがかり・水野良樹の曲作りにとって、「吉岡聖恵の歌」はどんな存在なのか

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:水野良樹)。1月6日(月)は新年初の番組放送。閏年である今年の重要トピックを語った。


■閏年にプレッシャーを感じる理由は?

2020年はいきものがかりにとって非常に重要なトピックスがあるという。それは閏日である2月29日が、吉岡聖恵(Vo)の誕生日ということだ。

水野:何が言いたいかというと、彼女の誕生日は4年に1度しかやってこないんです。これが周りのプレッシャーなんですよ。吉岡は周りに気遣える子だから、スタッフさんの誕生日もプレゼントを持ってきたりして、当然メンバーにもそういうことしてくるタイプなんですよ。3年分それをやってもらってね、その3年間は吉岡に返せないから、これはプレッシャーですね。一度、六本木ヒルズアリーナで大型のケーキを作って誕生日パーティをするという名のCD即販売会をやったことがありますけど、今年は何をするのかな。楽しみですね。


■吉岡の歌は「曲作りにおいて、自分と分かち難い存在」

そんな吉岡への想いが、ワンコーナー『SPARK HIROBA』で語られた。水野が立ち上げたプロジェクト『HIROBA』とのコラボ企画だ。『HIROBA』は、考えること、つながること、つくることをもっと豊かに楽しみたいという想いのもと、水野がクリエイターとの交流の場を作り出す実験的なプロジェクト。公式サイトには、クリエイターと水野の対談などが掲載されている。

水野:『HIROBA』では自分より上の世代の方に会うことも多くて。自分の中にどれだけ他者を内包できるかが、今の自分のテーマなのかもしれません。自分と他者が分かち難いものなんじゃないかと、だんだん思うようになりまして。例えば吉岡聖恵は、自分の曲作りにおいて分かち難い存在。抜きにして語ることができない存在なんだなと思っています。

水野が曲作りを始めた頃から、歌は吉岡が担当した。自分の曲作りの成長、歩みの隣には、吉岡の歩みがあると感じている。

水野:それ込みで自分の曲作りなんだという気持ちが強くあって。自分と他者を分けて考えることが、もはや無意味というか。

ひとりの人間として考えても、自分という人格はさまざまな人との関わり合いから形成されている。他者との出会いの集積の中に自分はいるのだと、最近思うようになったのだという。

上の世代から豊かな経験を聞き、若い世代のみずみずしい感性に触れる。それらを自分の中にエッセンスとして取り入れることを繰り返すのが重要だと水野は考えている。「だからこそ『HIROBA』という場所を作って、人を集めようとしているのかな」と話した。

今年もコラボレーションで作品を生み出したい、とのこと。『SPARK』とあわせて、『HIROBA』の動向もチェックしてほしい。

J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務め、毎週月曜日は水野良樹(いきものがかり)が担当する。放送は月曜~木曜の24時00分から25時00分まで。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月13日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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