音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
成海璃子、暗黒の高校時代「わかってくれたのは音楽だけ」

成海璃子、暗黒の高校時代「わかってくれたのは音楽だけ」

J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。クリス・ペプラーが音楽を聴く隠れ家=「オトアジト」に毎週ゲストを迎え、大人な音楽談義を繰り広げるという番組だ。

12月7日(土)のオンエアでは、女優の成海璃子が登場。音楽通として知られる成海が、幼少期の音楽体験や最近ハマっている音楽ジャンルなどについて語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)


■音楽好きな両親のもとで育った

5歳で子ども劇団に入団した成海は、同時期にしてクラシックピアノを習い始める。しかし、発表会は好きだったものの練習が大嫌いだったそうで、結局小学校の途中でやめてしまった。それでも、音楽はずっと好きだったそう。

成海:両親がTalking Headsを大好きで、車の中はそればかりがかかっていました。子どものときは「変な音楽だな」と思ってました(笑)。あと、父は電気グルーヴも好きでしたね。
クリス:そんなご両親の影響でどんな音楽を聴くように?
成海:中学生のときは椎名林檎さんが大好きでした。10代は日本のバンドばかり聴いていましたね。エレファントカシマシやTheピーズも大好きで。

中学生の頃には、映画やドラマで主演を務めていた成海。しかし、高校時代は暗黒だったようだ。

成海:まる3年間、落ち込みっぱなしでした。仕事も忙しかったんですが、本当に友だちがいなかった。仕事は好きだったけど自信をなくすこともあって。
クリス:なんだか成海さんの高校時代の風景が見えてきますね。「ちぇっ」みたいな感じがね。
成海:いやー、もう絶対に戻りたくないです(笑)。10代はいつもずっと一人で音楽を聴いて映画を観て。「わかってくれるのは音楽だけだよ」っていう気持ちで高校時代は過激な音楽を聴いていました。20代になると、人と関われるようになったりお酒を飲んだりして明るくなれましたけど。


■最近ハマっているのはソウルミュージック

以前、テレビ番組で成海の自宅が紹介された際にCDラックに並んでいたのがINUや筋肉少女帯、村八分、猛毒、奇形児、あぶらだこ、ルースターズといった70年代~80年代のロックバンドぞろいだったことが話題になった。

クリス:歌詞が届く音楽が好き?
成海:いえ、歌詞はなんでもいいんです。意味のない言葉を連呼していても全然いい。
クリス:戦っている感じとか。
成海:戦っている感は好きですね。あと、投げやりな感じも好き。Theピーズの『とどめをハデにくれ』は、「もうダメだ~!」みたいなことをずっと言っているんですが、その投げやりが勇気をもらえます。
クリス:吐き出して代弁してくれると楽ですもんね。

そんな成海が最近ハマっているのはソウルミュージックとのこと。

成海:特に、Pファンクが好きです。ジョージ・クリントンのライブは2回くらい行きました。あんなにステージにたくさんの人がいるライブは初めて見ました。
クリス:だって演奏していない人もいますもんね。
成海:ジョージ・クリントンなんて、合いの手しかしてなくて(笑)。楽しもうという気持ちや高揚感がすごいですよね。

今は、ビリー・プレストンの『Nothing from Nothing』をピアノで弾き語れるようになりたいそう。ピアノは小学校時代に辞めてからだいぶブランクがあるが、改めて基礎から練習を始めていると話した。

成海は映画『ストリート・オブ・ファイヤー』が大好きで「音楽映画は、今までやったことないので挑戦してみたい」と野望も語った。

現在、成海の主演映画『ゴーストマスター』が公開されている。こちらもぜひチェックしてみてほしい。

『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを招き音楽談議に花を咲かせる。放送は毎週土曜18時から。お聴き逃しなく。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月14日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/

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