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DYGL・下中、誰にも異論を言わせない「ラスボス」感のある楽曲を紹介

DYGL・下中、誰にも異論を言わせない「ラスボス」感のある楽曲を紹介

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。12月3日(火)のオンエアでは、DYGLの下中洋介(Gt.)が「ラスボス」をテーマに選曲。「誰にも異論を言わせない、すべてが裏打ちされた音楽」を紹介した。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月10日28時59分まで)


・The Band『It Makes No Difference』

下中:このバージョンは『The Last Waltz』に収録されてるほうですね。初めてThe Bandを聴いたのは僕が高校生の頃かな、大学生の頃かな。ギター・マガジンを手に取ったら、Robbie Robertsonが載っててそこが始まりだったんですけど。The Bandってこういうメロウな曲になるとボーカルが泣いちゃってますよね。泣いてるときの人間の喋り方みたいな歌い方してて最高だなと。演奏も言わずもがなですし、こういうのは正座して聴きます。

・Donny Hathaway『You've Got A Friend』

下中:この曲はCarole Kingのカバーです。一番有名なライブ盤に入ってるんですけど、1曲目がMarvin Gayeの『What's Going On』で始まり、John Lennonのカバーもあり、さらっとやってるけど実際すごいなって。それが全部この人の曲になってていいなって。あと何よりこの合唱が、俺も合唱したいなこういうところで。今この放送を聴いてるってことは夜23時前かな。どんな23時前を過ごしてるかわかりませんが、ちょっとチルい感じになったらいいなってこっそり流してます(笑)。

・Sam Cooke『Bring It On Home to me』

下中:これはハーレム・スクエアーで行われたライブを収録したライブ版なんですけど、ロンドンにみんなで住んでたときに、ソウルを聴いてたんですけど、かもちゃん(嘉本康平)が「この人喋ってんじゃん」って言ってて、たしかにそう言われるとこの人歌っていうより喋ってるなって思うんですよ。いやあすごいですね。このライブ盤は僕にはミスに聞こえる部分も入っててラフなんですけど、お客さんの声もけっこう入ってて熱気があって飾り気がなくて大好きなんですよ。誰かに貸したんですけど、返ってこないんですよ。だから買い直しました。別のジャケットになっちゃったけど。それくらい好きです。この曲の山場は後半の掛け合いですね。最後、Sam Cookeが一番大きいシャウトするところが僕は本当に好きです。

J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが登場。22時30分から15分間、その日のテーマにまつわるトークを展開する。来週もお楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月10日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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