J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。クリス・ペプラーが音楽を聴く隠れ家=「オトアジト」に毎週ゲストを迎え、大人な音楽談義を繰り広げるという番組だ。
11月23日(土)のオンエアではゴダイゴのタケカワユキヒデをデビューに招き、デビューまでの道のり、バンド名が「ゴダイゴ」になったいきさつについてなどを語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月30日28時59分まで)
■ミッキー吉野との出会い
ゴダイゴが結成される前、タケカワはデビューアルバムとなる『Passing Pictures』を作成している際にプロデューサーから「もうちょっとですごいやつが帰ってくる」と告げられたそう。それがバークリー音楽大学を卒業したミッキー吉野であり、プロデューサーは「彼にちょっと相談してみようか」と、暗にグループ結成を提案したという。
タケカワ:「(ミッキーは)いつ帰ってくるんですか?」って訊いて「まだわからない」とか言っていたら、3日後に電話がかかってきて「帰って来た、すぐ会いにいくぞ」って。
クリス:(笑)。
タケカワ:ミッキーの家にまで行って、プロデューサーとミッキーがほぼ話をしていました。僕は自分で全部アレンジをしていたので、最初の段階で「ピアノを弾いてくれ」と言うと「いいよ」ってすぐに決まっちゃいました。あとは僕は関係ないじゃないですか? ミッキーが「こういうバンドを作って、なにをやって、日本に嵐を起こして、そのままもう1度アメリカへ殴り込みをかけて」ってカッコいい話をしているんだけど、私は全然自分の話だと思っていないので、ソファーで寝ちゃったりして(笑)。タバコでテーブルを焦がしちゃったりして。
■「そうか、俺はゴダイゴか」…タケカワがバンド名を観念した瞬間
するとミッキーは「バンドの名前はもう決まっている」として「GODIEGO(ゴダイゴ)」と明かしたそう。しかしタケカワには抵抗があったとのことだ。
タケカワ:こっちにしてみればゴダイゴっていうと(後醍醐)天皇の名前じゃない? それはやっぱりちょっと……僕はご遠慮したいし「私とは関係のない話」だと思って、またソファーで寝ていたんです。
その後アルバムの制作になると、ミッキーは『Passing Pictures』で、いくつかの曲を弾いてくれたという。そしてタケカワがアルバムを出した年の暮れに、ミッキーから改めて電話がかかってきたのだと明かした。
タケカワ:(ミッキーが)「どうよ?」って言うから「いやまあ、あんまり芳しくないね」みたいな。どっちがバンドを一緒にやろうって言ったかはいまだに不明なんですけど、とにかく「バンドをやる」ということになったので、年が明けてから「まさかゴダイゴじゃないだろうな」って思って行ったんだけど(笑)。みんなで集まって(ミッキーが)「これでちゃんとメンバーが集まったので、バンドの名前はゴダイゴでいきたい!」と(笑)。
クリス:(笑)。やっぱり捨てきれなかったんだ。それはミッキーさん、かわいいじゃない。「絶対これは」と思っていたんですよ。
タケカワ:もうね「そうか、俺はゴダイゴか」って。そこで観念をしました。
■名前に込められたもう2つの意味
タケカワは、ミッキー吉野から「ゴダイゴ」の由来を聞かされたときの印象を振り返った。
クリス:バンド名の由来は後醍醐天皇もあるんだけど、「GO(生きて)DIE(死んで)GO(生きる)」と「GOD(神)I(私)EGO(エゴ)」。そういうのを考えるとかなり哲学的ですね。
タケカワ:まあ、そういうのみんな好きですけどね。でも僕は「DIE」はしたくないなって(笑)。
クリス:まあね。でも俺はこの名前を聞いたときに「スゲーかっこいいな」と思って。 タケカワ:そうなんだ。まあ結局ね、ゴダイゴは1回解散をしてまた今やっているんですから。本当に「GO DIE GO」になったんですけどね。
40年以上前に名付けられた名前に導かれるように、復活を遂げたゴダイゴ。タケカワは11月30日(土)と12月1日(日)に横浜・山手ゲーテ座ホールで「僕のソングブック~カヴァーズpart27 & HELLO / GOOD NIGHT」を開催する。
『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを招き音楽談議に花を咲かせる。放送は毎週土曜18時から。お聴き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月30日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/
11月23日(土)のオンエアではゴダイゴのタケカワユキヒデをデビューに招き、デビューまでの道のり、バンド名が「ゴダイゴ」になったいきさつについてなどを語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月30日28時59分まで)
■ミッキー吉野との出会い
ゴダイゴが結成される前、タケカワはデビューアルバムとなる『Passing Pictures』を作成している際にプロデューサーから「もうちょっとですごいやつが帰ってくる」と告げられたそう。それがバークリー音楽大学を卒業したミッキー吉野であり、プロデューサーは「彼にちょっと相談してみようか」と、暗にグループ結成を提案したという。
タケカワ:「(ミッキーは)いつ帰ってくるんですか?」って訊いて「まだわからない」とか言っていたら、3日後に電話がかかってきて「帰って来た、すぐ会いにいくぞ」って。
クリス:(笑)。
タケカワ:ミッキーの家にまで行って、プロデューサーとミッキーがほぼ話をしていました。僕は自分で全部アレンジをしていたので、最初の段階で「ピアノを弾いてくれ」と言うと「いいよ」ってすぐに決まっちゃいました。あとは僕は関係ないじゃないですか? ミッキーが「こういうバンドを作って、なにをやって、日本に嵐を起こして、そのままもう1度アメリカへ殴り込みをかけて」ってカッコいい話をしているんだけど、私は全然自分の話だと思っていないので、ソファーで寝ちゃったりして(笑)。タバコでテーブルを焦がしちゃったりして。
■「そうか、俺はゴダイゴか」…タケカワがバンド名を観念した瞬間
するとミッキーは「バンドの名前はもう決まっている」として「GODIEGO(ゴダイゴ)」と明かしたそう。しかしタケカワには抵抗があったとのことだ。
タケカワ:こっちにしてみればゴダイゴっていうと(後醍醐)天皇の名前じゃない? それはやっぱりちょっと……僕はご遠慮したいし「私とは関係のない話」だと思って、またソファーで寝ていたんです。
その後アルバムの制作になると、ミッキーは『Passing Pictures』で、いくつかの曲を弾いてくれたという。そしてタケカワがアルバムを出した年の暮れに、ミッキーから改めて電話がかかってきたのだと明かした。
タケカワ:(ミッキーが)「どうよ?」って言うから「いやまあ、あんまり芳しくないね」みたいな。どっちがバンドを一緒にやろうって言ったかはいまだに不明なんですけど、とにかく「バンドをやる」ということになったので、年が明けてから「まさかゴダイゴじゃないだろうな」って思って行ったんだけど(笑)。みんなで集まって(ミッキーが)「これでちゃんとメンバーが集まったので、バンドの名前はゴダイゴでいきたい!」と(笑)。
クリス:(笑)。やっぱり捨てきれなかったんだ。それはミッキーさん、かわいいじゃない。「絶対これは」と思っていたんですよ。
タケカワ:もうね「そうか、俺はゴダイゴか」って。そこで観念をしました。
■名前に込められたもう2つの意味
タケカワは、ミッキー吉野から「ゴダイゴ」の由来を聞かされたときの印象を振り返った。
クリス:バンド名の由来は後醍醐天皇もあるんだけど、「GO(生きて)DIE(死んで)GO(生きる)」と「GOD(神)I(私)EGO(エゴ)」。そういうのを考えるとかなり哲学的ですね。
タケカワ:まあ、そういうのみんな好きですけどね。でも僕は「DIE」はしたくないなって(笑)。
クリス:まあね。でも俺はこの名前を聞いたときに「スゲーかっこいいな」と思って。 タケカワ:そうなんだ。まあ結局ね、ゴダイゴは1回解散をしてまた今やっているんですから。本当に「GO DIE GO」になったんですけどね。
40年以上前に名付けられた名前に導かれるように、復活を遂げたゴダイゴ。タケカワは11月30日(土)と12月1日(日)に横浜・山手ゲーテ座ホールで「僕のソングブック~カヴァーズpart27 & HELLO / GOOD NIGHT」を開催する。
『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを招き音楽談議に花を咲かせる。放送は毎週土曜18時から。お聴き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月30日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/