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秦 基博「人生観が変わるエッセイが読みたい」 紹介された本は…

秦 基博「人生観が変わるエッセイが読みたい」 紹介された本は…

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』。11月19日(火)のオンエアでは、かもめブックスのオーナー・柳下恭平さんがゲストに登場。秦にオススメのエッセイを紹介した。

同番組は普段、クリス智子がお届けしているが、この日はお休みのため、秦 基博がナビゲーターを務めた。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月26日28時59分まで)


■エッセイに興味がある秦

かもめブックスは、文章の校正・校閲を専門に行う鴎来堂(おうらいどう)代表・柳下恭平さんが運営する書店。神楽坂に店舗を構え、専門書・レシピ・小説・エッセイなど、豊富な品揃えが特徴の「街の本屋」だ。今回の放送では、秦にオススメのエッセイを、柳下さんが紹介したが、その前に“エッセイ”とはどんな書籍を指すのかを、柳下さんが解説した。

:最近、エッセイというものに興味があり、読みたいなと思っていて。小説を少し読んでいるのですが、小説の場合、作家がある視点で見たものを切り取り、それを僕らが読んでいると思うんです。エッセイの場合は、どういう風に切り取っているのかがわかるじゃないですか。
柳下:その方の言葉ですもんね。
:そうですね、作者の考えが直接知れるのが面白いなと思います。そもそも、エッセイって、どこまでがエッセイと呼べるものなんですか?
柳下:どこまでがエッセイなのか問題っていうのはありますね。たとえばですけど、1人のラジオで話したことを文章にしたら、それはエッセイと言っていいんじゃないかなと思います。エッセイは、考えているものをまとめたものなので、口語以外の形式でもエッセイと呼べるものはあると思います。あとは、エッセイは短編のイメージがありますね。
:そうですね。あとは日頃起こっていること、日常を覗くっていうイメージはあります。


■ロバート・ハリス『人生の100のリスト』

秦がリクエストしたテーマに沿ったエッセイを、柳下さんが紹介した。

:ちょっとこう、人生観が変わるエッセイをですね……。
柳下:ちょっと“雑”なオーダーですね(笑)。
:ですよね(笑)。「こんなのどうかな?」っていうのを訊きたくて。
柳下:雑、というよりは広いテーマですね。まず浮かんだのは、ロバート・ハリス『人生の100のリスト』(講談社)ですね。タイトルどおり、人生でやりたいことを100個作ってリスト化したものです。この書籍を、エッセイとあえて言う理由がありまして。やりたいことを1つ消化すれば99個になるんですが、そこにまた新しく目標を入れられるんですね。
:常に(やりたいことが)100個ある状態にする。
柳下:常に100個やりたいことがあれば、人生のアップデートがどんどんされていくんです。あとは、リストのなかで停滞している目標もわかります。
:何ができていて何ができないのかがわかると。
柳下:そうです。年毎に作成した100のリストを、数年後に読み返すと面白いですよ。エッセイ、と言い切っちゃいます(笑)。
:この本、いいですね。(やりたいことを)100個あげるのは大変そう。

放送では他に、吾妻ひでお『失踪日記』を紹介。また、向田邦子のエッセイの魅力も語った。ぜひradikoをチェックしてほしい。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月26日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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