MONO NO AWARE、言葉の大切さを考える1曲! あっこゴリラ「今、特に響くテーマ」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。10月16日(水)のオンエアでは、MONO NO AWAREの『言葉がなかったら』をピックアップ!


■ルーツの違いが曲に反映

東京・八丈島出身の玉置周啓(Vo./Gt.)と加藤成順(Gt.)、大学で出会った同級生の竹田綾子(Ba.)、そして柳澤豊(Dr.)の4人組バンド「MONO NO AWARE」。2013年に結成し、2015年に現メンバーとなる。2016年にフジロックのROOKIE A GO-GOに3日目の締めとして登場し、翌年にはフジロックのメインステージに出演。印象的な言葉遊びとメロディーの絶妙な組み合わせが癖になる、聴く人の耳を放っておかない音楽を奏でる。

MONO NO AWARE は、10月16日(水)に3rdフルアルバム『かけがえのないもの』をリリースした。そのアルバム収録曲『言葉がなかったら』が、SONAR TRAXに選出された。番組では、メンバーの声を交えながら、MONO NO AWAREというバンドについて追った。まずは、バンドについて伺った。

柳澤:バンド名の由来の通り、移り変わっていくというような意味があって、曲調も多ジャンルに渡るというか、一つのジャンルには収まり切らないような幅の曲を演奏しています。
玉置:メンバーそれぞれの音楽の趣味も反映されてるよね。
柳澤:そうだね。ルーツの違いが曲に表れているんじゃないかなと思います。


■言葉がなかったら...言葉の大切さを考える

SONAR TRAXに選ばれた『言葉がなかったら』については、どんな楽曲なのだろうか。

玉置:自分たちは今年26歳になるのですが、この曲を作ったのは20歳くらいで、歌詞は高校生くらいから断片はありました。"言葉がなかったらどれだけ楽か"というか、言葉があるせいで追い詰められることとか、言い切れないこととかあるじゃないですか。
竹田:あるよね~。
玉置:言葉を大切にしているバンドでもあるので、そういう気持ちや、だからこその言葉の大切さを、「言葉がなかったら」っていう方向性で考えてみたら一興かなと思って作った曲です。

曲を聴いたあっこゴリラは「 "言葉がなかったらどれだけ楽か"とかって、それこそ普遍的なテーマではあるとは思うんですけど、2019年の今、特に響くテーマだなと思いますね。あと、やっぱりちゃんと高校生のときからあった断片を、大切に取ってあるっていうところに個人的にはグッときちゃいました」と感想を述べた。

【MONO NO AWARE『言葉がなかったら』を聴く】

その他、3rdフルアルバム『かけがえのないもの』についても伺った。

加藤:豊が言ったように、多ジャンルでありつつも、今回はさらに1曲1曲にメンバー全員が向き合って作っていきました。サウンドや歌詞はもちろん、聴いた人が何か感じてくれるような曲たちになっていると思います。
竹田:子供のときに「こういうこと思ってたな」とか、大人になって忘れてしまったようなことを思い出すきっかけになったら嬉しいです。

MONO NO AWAREは、アルバムのリリースに伴い「マジでかけがえのないものツアー」を開催する。京都からスタートして、東京公演は12月19日(木)に恵比寿LIQUIDROOMで行われる。チケットは現在発売中。詳しくは、MONO NO AWAREの公式HPをチェック!

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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