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CHEMISTRY、尾崎豊を語る「自分の歌がつまらなく感じたときに聴きます」

CHEMISTRY、尾崎豊を語る「自分の歌がつまらなく感じたときに聴きます」

J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』。この番組は、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語る。10月はCHEMISTRYの堂珍嘉邦と川畑 要が登場。4日(金)のオンエアでは、ふたりが影響を受けたアーティストを語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月11日28時59分まで)


■堂珍が最近よく聴くバンド

堂珍が最近よく聴くバンドは、米・テキサス州エルパソ出身のドリームポップ・バンドのCigarettes After Sexだ。

堂珍:来日もしています。ちょっと違うけど、シガー・ロスみたいな感じをイメージしてもらえばわかりやすいのかな。アルバムのジャケットもライブもビデオも、だいたいモノクロで、ちょっとアンビエントな世界だったりもするので、自分にとってのヒーリング音楽だったり、大好きなチル系の音楽だったりするんです。

番組では、堂珍おすすめのCigarettes After Sex『Affection』を流した。


■影響を受けたアーティストは?

堂珍は「洋楽の入り口ってあります?」と川畑に尋ねる。

川畑:最初はハードロックだね。メタリカ、スキッド・ロウ、モトリー・クルー、セックス・ピストルズとか、そのあたりを中学生くらいのときに、めちゃくちゃ聴いてたかな。
堂珍:じゃあ影響を受けたアーティストは?
川畑:(堂珍と川畑は)共通しているところがあるじゃないですか。X JAPANと尾崎 豊さんを聴いてたよね? あと、久保田利伸さんとか徳永英明さんとか。洋楽ロックは兄から影響を受けた記憶があるけど、X JAPANは自分で見つけたんですよ。X JAPAN『Silent Jealousy』を買ったときに「なんなんだ、この世界は?」と思って、めちゃくちゃCDラジカセで聴いていました。非現実的な感じがして「こんな世界があるんだ」と感じたのが、X JAPANでしたね。でも、歌の面で影響を受けたのは尾崎 豊さんかなあ。親とか大人を全然信頼せずに反抗しまくっていた頃に聴いていたので、よけいにリアルだった。そういう気持ちを応援してくれる人、歌ですね。そのソウルが刺さってきました。いまだに、自分の歌がつまらなく感じたときに聴きますね。
堂珍:わかる。
川畑:歌声って、その人が出るじゃん。技術面だけでいっちゃうと本当につまんない歌声で、「ただのうまい人」にはなりたくないので、聴くときがありますね。
堂珍:尾崎さんが今も生きていたら、また違った日本の音楽シーンに、絶対になってたよね。
川畑:会いたかったよね。息子さん(尾崎裕哉)にお会いすることは何回もあって、ご挨拶させてもらうけど、声とか聴くとね、尾崎 豊さんが宿っている感じがするよね。
堂珍: DNAを感じるよね。

番組では、尾崎 豊『ダンスホール』をオンエアした。

次回、10月11日(金)の『SEIKO SOUND STORAGE』では「CHEMISTRYのふたりが出会う前の90年代」をテーマに語る。お楽しみに。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 22時-22時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/

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