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目の疲れに効果的な「実」とは? 咳や夏バテに効果的な食材も紹介

寝込んで動けなくなるほどではないけれど、なんとなく体の調子が悪い......そんな人は疲れ対策として、まず食材に気を配ってみてはいかがだろう。

簡単な健康法がSNSで話題のゆるゆる漢方家・櫻井大典さんが、「目が疲れる」「咳が出る」「夏バテ」の改善に効果的な食材を紹介しした。

【8月20日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190820063030


■目の疲れにはクコの実

中医学では、「血を消耗することで目が疲れる」と考えられている。クコの実が目の疲労をとってくれるそうだ。

櫻井:目の栄養とエネルギーになる血は肝臓に蓄えられていて、クコの実は肝臓を元気にしてくれます。漢方で使用する場合は、ひとつかみほどの分量(およそ6〜18グラム)がいいとされています。

クコの実はよく杏仁豆腐の上にも載っているが、乾物屋や食材の店、漢方薬局でも手に入る。甘くておいしいので、そのままでも食べられる。


■咳が出たら梨

薬膳では、梨には咳を止める力、乾燥の潤いを補う力があるとされている。

櫻井:喉の炎症を取ったり、乾燥性の咳が出るときは蒸した梨がオススメ。蒸し方は、梨の上のヘタの部分を蓋になるように切り、芯をスプーンでくりぬいて、氷砂糖を2、3個詰め、蓋を戻して蒸します。汁が垂れるので深い皿に入れるといいです。40分ぐらい蒸して皮がパリパリになったら食べごろです。

薬膳では、氷砂糖にも咳を沈める力があるとされている。


■夏バテには、お粥と梅干し

夏バテで食欲がないときは、白米ではなくお粥を食べてみてはいかがだろう。

櫻井:お粥にはうるおい成分があり、甘みや塩分が体のうるおいを補ってくれます。胃腸も優しくいたわるため、胃腸薬としても食べられます。お粥と梅干しで、ミネラルとエネルギー、失いがちな水分が補われます。

櫻井さんの最新刊は『櫻井さんは体をおいしくととのえる! 食べる漢方』(マガジンハウス)。こちらもぜひ手にとってみてほしい。

「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」のコーナーでは、日々の生活をポジティブにする「健康」と「美」のトピックスを様々な視点で紹介している。放送は6時30分頃から。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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