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葉加瀬太郎、18歳のときの思い出が詰まった名曲とは?

葉加瀬太郎、18歳のときの思い出が詰まった名曲とは?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「MUSIC+1」。7月30日(火)のオンエアでは、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが登場。ニューアルバム『Dal Segno~Story of My Life』や、偏愛する音楽について訊きました。


■音楽遍歴を振り返る1枚

葉加瀬さんは、8月7日(水)にニューアルバム『Dal Segno 〜Story of My Life』をリリースします。「Dal Segno(ダル・セーニョ)」とはイタリア語の演奏記号で、「『segno(セーニョ)記号』に戻って演奏する」という意味です。

サッシャ:葉加瀬さんの場合はどこに戻るんですか?
葉加瀬:僕の場合はちょっと分かんないんですけど(笑)。サブタイトルが「Story of My Life」で、僕が小さいときからどんな音楽を聴いて自分の音楽を作ってきたのかみたいなことをもう一度振り返りましょう、ということです。

アルバムには葉加瀬さんが小学生くらいの頃に聴いていた音楽がたくさん集められているそうです。

サッシャ:ということは「segno記号」は小学生時代にあったんですね?
葉加瀬:その辺ですね(笑)。クラシック以外にも、家にあったポール・モーリアとか映画音楽とか、そういうものを取り上げました。


■オーケストラの団員として弾いた思い出の曲

『Dal Segno 〜Story of My Life』に収録されている曲の一つ、ラフマニノフ作曲による『パガニーニの主題による狂詩曲』にまつわるエピソードを訊きました。

葉加瀬:大変有名な曲です。ピアノと管弦楽オーケストラの曲なんですけど、僕が東京に出てきて、東京藝術大学に入って、毎週日曜日に通っていた渋谷のアマチュアのオーケストラがあったんです。
サッシャ:はい。
葉加瀬:ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ 東京なんですけど、そこでいつも練習してコンサートをしていました。そこで18歳のときにオーケストラの団員として弾いた曲です。その頃のアマチュアオーケストラの気分が懐かしい1曲です。


■ここ1週間くらい夢中になって聴いている

J-WAVEでは7月、8月の期間、「偏愛サマー」と題して偏愛がもつ強い「こだわり」や「スキ!」を電波に乗せて、東京の夏を盛り上げています。葉加瀬さんが偏愛する音楽を訊きました。

葉加瀬:僕は音楽に関してかなり節操がないんです。いっぱい好きなものがあって大変なんですけど、ここ1週間くらい夢中になって聴いているものがあるんです。

そう言って葉加瀬さんが紹介したのは、ブラジルのシンガー、カルリーニョス・ブラウン。

葉加瀬:ティンバラーダという、バンドというよりはパーカッションだけの何十人もの音楽集団があって。そのティンバラーダは貧しい村の出身で、衣装を買うお金がないからボディペインティングをして裸で演奏するんです。そこを仕切っていたリーダーなんです。

カルリーニョス・ブラウンの"ブラウン"はジェームス・ブラウンからとっていることもあり、ファンクやサンバ、アメリカの黒人音楽などの要素を取り入れているそうです。気になった方はぜひチェックしてみてください。

葉加瀬さんはJ-WAVEで毎週土曜19時から放送中の『ANA WORLD AIR CURRENT』のナビゲーターを務めています。こちらもお楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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