J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなど、様々な音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。
8月1日(木)は、米津玄師の『Lemon』、あいみょん の『マリーゴールド』など、数々のヒット曲のMVを手がける映像作家の山田智和がおすすめのアーティストを紹介した。
■曲の解釈を映像で広げたい
『Lemon』『マリーゴールド』など数々のヒット曲のMVを手がけ、『Lemon』のMVでは「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019」の最優秀監督賞を受賞。山田智和が映像の道に進もうと決めたきっかけは?
山田:日本大学芸術学部の映画学科に映画監督を目指して入学したのが直接的なきっかけです。
あっこゴリラ:日芸か!
山田:そこの映像コースが、映画監督やアニメーションなど、さまざまな映像の可能性を教えてくれるところでした。そこからミュージックビデオやビデオアートのような映像表現に興味を持ちました。
あっこゴリラ:山田さんはさまざまなMVを手がけていらっしゃいますけども、MVを撮るときに心がけているモットーなどありますか?
山田:MVであることにこだわっています。プロモーションビデオというよりも、楽曲や歌詞など、イマジネーションを競争できる新しいイメージを作りたいと思っています。バンドだから演奏シーンを撮るというのではなく、その曲の解釈を映像の力によって広げられたら良いなと思いながら作ってます。
音楽を映像で表現する山田智和が、音楽と出会う方法とは?
山田:やっぱりApple MusicやSpotifyなどですね。関連するアーティストをランダムに飛んで行くと、思わぬアーティストに出会ったりして面白いです。ほかにもライブハウスに行って、どの街で何が流行っているのかを見るのが結構面白いなと思います。
あっこゴリラ:あ、分かります! 音源だけだとピンとこなかったのが、現場に行ってこういう響き方するんだ! って好きになったり。
山田:本当にそうだと思います。
■洗練されていて東京っぽい楽曲
今回山田智和が紹介したのは、音楽家のSeiho。
山田:Seihoさんの楽曲に映像をつける機会が今年2回程あり、それからしっかり彼の曲を聴き始めました。一つ一つの音のこだわりや彼の持つパフォーマーとしてのセンス、文脈など、表現者として尊敬しています。
あっこゴリラ:Seihoさんのライブ素晴らしいですよね。
山田:そうですね。もちろん音も素晴らしいですが、どうやって音を届けるかという部分を一つのアートとして空間を作っているように感じて、いつも見ていて楽しいなと思います。
あっこゴリラ:私も以前、SeihoさんのライブのVJですごく感動したことがあって、VJってすごい! って本気で自分の中で思ったのがSeihoさんのライブでした。イメージがこんなに広がるんだって思えるようなライブですよね。
この日紹介した『I Feel Tired Everyday』についてもうかがった。
山田:すごい洗練されていて、東京っぽいなって。東京っぽいっていうと抽象的ですが、そのスピードの速い街の中でこの曲がかかると、自分の世界に入ることが出来る。突拍子もない音楽でもなく、日常に寄り添ってくれる音楽なのですごい好きです。
番組内ではSeiho『I Feel Tired Everyday』をオンエア。
山田智和による初の個展『都市の記憶』が7月31日(水)~8月20日(火)まで、伊勢丹新宿店にて開催中。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
8月1日(木)は、米津玄師の『Lemon』、あいみょん の『マリーゴールド』など、数々のヒット曲のMVを手がける映像作家の山田智和がおすすめのアーティストを紹介した。
■曲の解釈を映像で広げたい
『Lemon』『マリーゴールド』など数々のヒット曲のMVを手がけ、『Lemon』のMVでは「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019」の最優秀監督賞を受賞。山田智和が映像の道に進もうと決めたきっかけは?
山田:日本大学芸術学部の映画学科に映画監督を目指して入学したのが直接的なきっかけです。
あっこゴリラ:日芸か!
山田:そこの映像コースが、映画監督やアニメーションなど、さまざまな映像の可能性を教えてくれるところでした。そこからミュージックビデオやビデオアートのような映像表現に興味を持ちました。
あっこゴリラ:山田さんはさまざまなMVを手がけていらっしゃいますけども、MVを撮るときに心がけているモットーなどありますか?
山田:MVであることにこだわっています。プロモーションビデオというよりも、楽曲や歌詞など、イマジネーションを競争できる新しいイメージを作りたいと思っています。バンドだから演奏シーンを撮るというのではなく、その曲の解釈を映像の力によって広げられたら良いなと思いながら作ってます。
音楽を映像で表現する山田智和が、音楽と出会う方法とは?
山田:やっぱりApple MusicやSpotifyなどですね。関連するアーティストをランダムに飛んで行くと、思わぬアーティストに出会ったりして面白いです。ほかにもライブハウスに行って、どの街で何が流行っているのかを見るのが結構面白いなと思います。
あっこゴリラ:あ、分かります! 音源だけだとピンとこなかったのが、現場に行ってこういう響き方するんだ! って好きになったり。
山田:本当にそうだと思います。
■洗練されていて東京っぽい楽曲
今回山田智和が紹介したのは、音楽家のSeiho。
山田:Seihoさんの楽曲に映像をつける機会が今年2回程あり、それからしっかり彼の曲を聴き始めました。一つ一つの音のこだわりや彼の持つパフォーマーとしてのセンス、文脈など、表現者として尊敬しています。
あっこゴリラ:Seihoさんのライブ素晴らしいですよね。
山田:そうですね。もちろん音も素晴らしいですが、どうやって音を届けるかという部分を一つのアートとして空間を作っているように感じて、いつも見ていて楽しいなと思います。
あっこゴリラ:私も以前、SeihoさんのライブのVJですごく感動したことがあって、VJってすごい! って本気で自分の中で思ったのがSeihoさんのライブでした。イメージがこんなに広がるんだって思えるようなライブですよね。
この日紹介した『I Feel Tired Everyday』についてもうかがった。
山田:すごい洗練されていて、東京っぽいなって。東京っぽいっていうと抽象的ですが、そのスピードの速い街の中でこの曲がかかると、自分の世界に入ることが出来る。突拍子もない音楽でもなく、日常に寄り添ってくれる音楽なのですごい好きです。
番組内ではSeiho『I Feel Tired Everyday』をオンエア。
山田智和による初の個展『都市の記憶』が7月31日(水)~8月20日(火)まで、伊勢丹新宿店にて開催中。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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